虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~親として~

2017-11-22 16:14:13 | 小説
*このお話はフィクションです。


 前日までの冷え込みが嘘のように外は雨が降っている。

 今日も一日感情をコントロールことが至難の業だった。

 人間的な未熟さを感じる。


 それは親としても・・・。


 高校三年生の娘がいる。

 仕事ばかりしてきた私はほとんど会話らしいものはない。


 最低の父親の部類に入るだろう。


 子育てはほとんど母親に任せっきりだった。


 それでも悪い方向にそれるわけでもなく何とか育ってくれた。



 妻と娘に感謝している。



 それを言動にそろそろ表さなくてはと思う。




 不器用でダメな父親だ。



 

黄昏のモノローグ~深呼吸~

2017-11-22 13:27:58 | 小説
*このお話はフィクションです。

 イライラすることは度々起こる。

 そんな時は、呼吸をゆっくり深くする。

 そして席を離れて会社内をウロウロ歩く。


 タイムアウトするだけで怒りは軽減される。



 どんなときにも冷静に・・・。そして感情的になってはいけない。


 今日も修行の日々だ。


 午後から気持ちを切り替えて仕事をしよう。

黄昏のモノローグ~幸せの数~

2017-11-22 07:19:04 | 小説
*このお話はフィクションです。

  明日は祝日で休みだ。

  明日は予定が入っていないので休める。

  その後の土曜日と日曜日は仕事だ。


  また10日連続での仕事の日々。


  こう呟くと愚痴になる。


  しかし、視点を変えると、仕事をもらえることに感謝しなくては・・・。


  休みはないし、激務だし、熾烈な出世競争だし、心も体もクタクタになる日々・・・。


  しかし、家族も仲間も・・支えてくれる人たちもたくさんいる。

  そんなことに部長になってからの三年間で気づかされた。


  真剣に必死に泥臭く這いつくばって生きている。だからこそ、ぶつかる苦しさや辛さもある。



  時代の流れは急激に変化している。


  妥協しないように、できるだけ適応するように必死に生きている。


  誰もいない朝のオフィスでそんなことを思っている。


  

  暗い雲の間から時折見える光の兆候


  時々しんどくて崩れ落ちそうになる。けど、何とかやっている。

  釧路の街で50歳の男は今日も必死に生きている。

  さあ、もうすぐみんな出勤してくる。

  スイッチを入れよう。