虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~夫婦~

2017-11-15 18:04:19 | 小説
*このお話はフィクションです。

 私は29歳の時に結婚して、今年で結婚生活21年を迎えます。


 私の結婚は打算的なものでした。


 一人娘で家柄もよく、仕事も安定していた彼女に惹かれました。

 当時、私にはもう一人付き合っていた女性がいました。

 スタイル、顔立ち、全て自分の理想通りでした。


 しかし、私は打算的な結婚をしました。


 彼女とならどんなことがあってもそれなりの生活が送れると思ったからです。




 しかし、結婚21年を振り返ると、ギャンブルだったと思います。

 予想だにしないことがたくさん起こりました。



 今は打算で結婚したけれど、これも縁だったと思っている自分がいます。



 夫婦仲が冷え切っていた時代もあります。



 しかし、二人は今も一緒にいます。


 
 また、妻がいなかったら今の自分はなかったとも思っています。


 50歳を過ぎてからの夫婦の関係をぼんやりと考えています。



 

黄昏のモノローグ

2017-11-15 15:53:03 | 小説
*このお話はフィクションです。

 16時だというのにすっかり暗くなっている。

 北国の冬は暗くなるのも早い。


 しかし、確実に言えることは雪が少なくなたことだ。


 根雪になるのは年を越えてからだ。


 何となく寒さが身に染みる・・・。


 こんな時期が何だかとても好きだ。


 さあ、あともう少しで一日も終わる。


 自分は今日は19時くらいで帰ることができそうだ。