悠翠徒然

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『原爆の日』

2024-08-06 07:26:00 | Weblog
もうすぐ8時15分になる

今日その時間に原爆が投下され、それまでの生活が、人生が、命が、全てが一瞬で無くなってしまうとしたら、、、、

ゾッとします
そんな理不尽なことはない
でもそれは起きたのです

広島出身の友人の父親は被爆し、その後語り部になったそうです
その話しを友人から聞いたことを思い出します
爆心地近くで被爆したにも関わらず奇跡的に助かった友人の父は、自宅を目指したそうです
帰宅途中はまさに『はだしのゲン』だったとの事、、、
想像を絶する地獄絵図です
やっとの思いで家についた途端に吐いたそうですが、その吐瀉物がコバルト色で蠢いていたそうです
ご本人は既にお亡くなりになりましたが、長く語り部として活動されたそうです
頭が下がります

核兵器廃絶を世界に向けて叫ばねばなりません
なのに被爆国日本は核の傘の下で平和を維持しているのです
なんという矛盾でしょうか、、、

矛盾の渦中にいるからこそ叫ばねばならないと私は思います
『核兵器廃絶!』
『戦争反対!』
私にできる事はその思いをこめて黙祷することぐらいかもしれません
それでもいざという時は叫び、考え、行動できる気力と知力と体力を養っておかねばなりません
それが戦後生まれの役割のひとつだと思うのです

戦後生まれはもう70歳越えしています
いつまでも戦後生まれが続いて更新して行きますように