『
うれしさ2割、後は、人生って儚(はかな)い、という切ない気持ちが今、心を占めています。』
50周年ベストアルバムを発表したユーミンが、「アルバム1位獲得最年長アーティスト記録」を獲得し、そのインタビューに答えた言葉です。
確か昔『ベストアルバムは出さない』と言い続けていたユーミンがベストアルバムを出すのは、これで二回目かな。
アーティストはアルバム毎に死力を尽くしてメッセージを込めて作っているのですから、それを切り貼りして出されるたびに『過去の人』にされた気になってしまうのかもしれません。
ベストアルバムこそビジネスそのものだと思われてしまうし、本人もそこを飲み込んでいるわけですから。
一時代作った人の言葉としてとても重い言葉です。
儚いのに重い、、、。
彼女の夢は、自分の作った楽曲が『読み人知らず』になる事だそうです。
もうそうなりつつあるんじゃないかなと思いますが、素敵な夢ですね。
儚い思いを胸に、新作を出し続けて欲しいです。