人気ブログランキングへいっぱい咲いてくれた君子蘭が、最後の一輪になりました。↑
今季は、少し早めに咲いて、ずーっと、ずーっと、リビングで、咲き続け、
寂しいやまのうえの我が家を、まさに、明るく元気づけてくれた、お花です。
この君子蘭…
数年前に、父が、父の姉の家に行った時、頂いて来た、
そう、私の本当のおばさんに、弟である父が「我が家にも、同じ花があるから要らない！」って、言ったにも、関わらず、
その言葉を、無視して、「それでも、イイから、持って行け！」ってね、
おばさんは、いつものように、やや強引に、父に持たせてくれた、鉢植えの君子蘭でした。（笑）
で…
適当に、おばさんが、その辺の畑の土で、適当に植えたと思われる、その君子蘭を見て…
わたスも、父と同じように、「我が家にもあるのに…」って、思いながら…
「まったく、あのおばさんらしい…」って、ちょっと迷惑っぽくも思いながら…
それでも、縁あって、我が家にやって来たんだから、お花に罪は無し、と思いなおし…
別の鉢に植えかえて、すでに家にあった君子蘭と同じように、育てお花を楽しませて貰い、
それを見る度に、パワー溢れる、おばさんの事を、いつも思い出し、「
貰って良かったなぁ～」て、父も私も、おばさんの強引さを感謝するように、なっていました。
・・・・・・・・
昨日の夕方の事です。
夕食の準備などしていたら…
そのおばさんが、「くも膜下出血で、倒れた」と、連絡が入り、慌てて、準備して、両親を連れて、病院に行きました。
おばさんは、昨日も、倒れるまで、元気ハツラツで、いつもの日課で、畑にも行っていたと言う事で、
たまたま家にいた、孫息子が、家で倒れたおばさんに、直ぐ気付いて、病院に… と言う事でした。
おばさんは、くも膜下出血の５段階で言えば、５であること、
もう手を付けられない状態であること、
苦しんだのは、倒れた時数十秒で、今は、痛みも、苦しみも無い状態であること、
くも膜下出血の病状とか、その病気は、親族に発症率が高いので、気を付けるよう…等々…
病室で、ドクターから、詳しく、優しく、説明がありました。
「何か、質問は無いですか？」と言われ…
それまで、皆で、話していた、「耳は聞こえているのか…？」と、息子さんが聞きました。
ドクター曰く…
「耳は、死ぬまで聞こえると言われているので、もしかしたら、聞こえているかもしれませんね。」と、仰いました。
その後…
その事を、難聴の父に説明しました。
父は、おばさんの頭元にくっ付いて…
「なお～ なお～ なお～ 俺だよ、○○だよ、なお～、おねえさぁ～ん・・・」って、おばさんの名前を呼び続けました。
仲の良かった９２歳の姉の耳元で、８９歳の弟（父）が、一生の別れで、姉の名前を呼びるづける姿…
それが、また悲し…
・・・・・
そして…
昨夜、１０時前に、亡くなったと… 連絡がありました。
今朝、改めて、おばさんから頂いた、君子蘭を見て、おばさんの事を思いました。
そばに行って、たまたま一輪だけとなったお花を見ていたら…
なんと、そこには、また新たな蕾が、見え、ビックリしました。
「おばさん、私、生きてる限り、元気な限り、この君子蘭を大切にするからね。貰って、嬉しかったよ。ありがとう…」
そんな事を思いながら…
元気ハツラツだった、おばさんを想いながら…
今朝は、この春霞っぽくなった、やまのうえの景色を見ています。
すみません、今日から、またバタバタ致しますので、ブログのUPがどうなるか分かりませんが…
とりあえず今日は、今から、また出かけます。
今日は、ここで、失礼いたします。
今日も、最後まで見て下さって、ありがとうございました。（感謝）
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