UkiUki

音楽中心

巴里の屋根の下

2014年03月16日 10時07分04秒 | テレビ・映画など
1930年 フランス映画
映画音楽・主題歌「巴里の屋根の下」
作詞 ルネ・ナゼル 作曲 ラウル・モレッティ
唄 M.プリオレ

サイレントのような部分とトーキーの部分とが混在する不思議な作品
クレール(監督: ルネ・クレール 脚本: ルネ・クレール)最初のトーキーで、その音の使用には目をみはる(?)ものがある(鉄道のガード下の決闘などその効果を最大限に発揮)人情喜劇だ。そして素晴らしいセット(パリの実景は一つも出てこない)。リアルだが、おとぎ話の中の町のように親しみやすい“どこにもない”場所で展開される、男女の素朴な物語……。有名な主題歌はタイトルでは流れず、まず題名通り、雨で濡れるパリの屋根屋根を捉えたカメラが、路地で雨宿りをする若者アルベールとルイを映し出す。その二人の間をレインコートの娘ポーラが通り抜ける暗示的な開幕。彼女を見る二人の視線の交わしようで彼らの関係が如実に分かる。舗道の向かい側で娘を野次る与太者フレドを見せ、さっと最初のシークェンスで主要な登場人物を出し、台詞らしい言葉は喋らせないのは、クレールがトーキーの真意をよく理解している証拠だ。さて、翌日。屋根から降りたカメラが街角の人だかりを捉え、次第に歌声も届く。例のシャンソンが演歌師のアルベールによって披露されているのだ。ポーラの姿もそこにあった。その夜、悪漢フレドに部屋の鍵を奪われたポーラは、夜更けの街で再会したアルベールの部屋に転がり込む。こうして二人は一緒に暮らすようになったが、トラブルに巻き込まれたアルベールは逮捕されてしまう。そしてポーラは、彼が留置所で過ごすうちに、親友ルイと恋に落ちてしまった……。

フランス映画「巴里の屋根の下 "Sous les toits de Paris"」主題歌



この曲は岡崎友紀さんのアルバムで歌われてたもので知りました。
元歌をきいたらこれもまた素晴らしいものでした。

昔のフランス映画の曲は音が悪いのですが、そんなもの全く気にならないほどのセンスを感じます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿