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黄色い船  岡崎友紀

2015年08月19日 10時08分25秒 | 岡崎友紀

「小さな恋のものがたり」から「黄色い船」を二つ。

岡崎友紀さんは普段「かつら」を被っているので、異常に頭が大きく見えます。
「小さな恋のものがたり」は地毛を見られる数少ないドラマです。
また内容もシリアスで、可愛そうにもなります。

ちょっと前にアニメのチイコイを見たのですが、岡崎友紀さん主演のドラマのような「いじめ」はありませんでした。
原作は読んだことがないのでわかりませんが、はたしてどちらが原作に近いのだろう?

岡崎友紀さんのドラマは何を見ても、心をしめつけられます。
秘密を持っていて、しゃべってはいけないとか。
そのためにいじめられるとか。

岡崎友紀さん自身がいじめられているようで、いつも見ていると苦しい。
その中でもチイコイは苦しすぎます。
岡崎友紀さん役のチッチを、大好きなサリーにあえないような事をされるんです。
サリーの誕生日に買っておいたプレゼントさえ、渡せません。
可愛そうでしょうがない。
終わり方もチッチが父親の関係で四国に引っ越さなければならなくなるんです。

チッチだけ残っていれば良かったとか、色々な意見が、昔友紀さんファンと交わし合った事もありました。
友紀さんのドラマの最高峰はチイコイであるという事は誰もが認めることです。
今でもこのドラマを見るのは辛い。
相当覚悟しないと見られません。

岡崎友紀さんも短い間でしたが、このような傑作を残して良かったと思います。
「なんたって18歳」と平行して録っていたドラマでしたが、友紀さんの頑張りには頭が下がります。

私が予備校に通っている時に「おくさまは18歳」をやっていましたが、周りに名優がいる中であれだけ友紀さんがやっているのだから、私も頑張れました。
友紀さんは一級下だけど、同じ昭和28年生まれです。
尊敬もしましたし、精神的に救ってくれた恩人だと思っています。
予備校時代、テレビは「おくさまは18歳」だけしか見ませんでした。
全精力を勉強につぎ込みました。

岡崎友紀を今でも求めるのはそういうせいもあります。
昔インフルエンザにかかって長期仕事を休んだ事がありました。
その時、持っていたレコードを録音した岡崎友紀さんのテープに取り付かれました。
何とその後、三年間、友紀さんの歌しか聴きませんでした。
それほど友紀さんの歌には魅力があります。

長いのでこの辺でやめます。
書こうと思えばいくらでも出て来ますから。 

 

1972年 ドラマ「小さな恋のものがたり」第2話より。
「黄色い船」 作詞:橋本淳 作・編曲:筒美京平
黄色い船 ‐ 岡崎友紀


1972年 ドラマ「小さな恋のものがたり」第5話より。
「黄色い船」 作詞:橋本淳、作・編曲:筒美京平、
ロケ場所:世田谷区成城
黄色い船  岡崎友紀



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