おめでとう 安藤美姫 世界フィギュア優勝！

DVDの録画してあった世界選手権を、今頃やっと見終わった。
日本が災害にあった為、日本で開かれる大会だったが、日程をずらしロシアで行うことになった。

男子は高橋大輔が、靴紐が切れるアクシデントで５位とふるわなかった。
ま、男子はあまり興味がないので…。

女子の日本代表は村上佳菜子、浅田真央、安藤美姫だったが、安藤が一人気をはいて何と金メダルをとってしまった。
キム・ヨナも出場したので、どうかと思ったが、安藤はノーミス、キム・ヨナは至る所でミスだらけだった。
キム・ヨナはそれでも二位にきたのだから、潜在能力はものすごいものがある。

さて、安藤美姫だが、実に色っぽくて柔らかかった。
女性の良さを「これでもか！」という位、演じてみせた。
安藤がこういうふうに変貌するとは夢にも思わなかった。
若い頃は４回転ジャンプをみせ、ジャンプだけの安藤美姫だったから。

この戦いを最後に、次のシーズンは出場しないと宣言をした。
安藤は不調期間が長くって、この前のオリンピックの時は、目も当てられない位、ひどい状態だった。
私はかわいそうで、もう辞めたらいいのに、って思っていた。
肩を故障したり…

今のコーチを安藤は非常に慕っているという。
これも安藤が再帰した要因だろう。

この頃安藤は言う事が大人になってきたね。

私はモーツァッルトが大好きだが「レクイエム」だけは拒否反応が出る。
この曲は「死」そのものだからだ。
安藤はエキシビジョンでこの曲を舞う。
音楽そのものが魂の奥底に響いているのに、安藤の演技が素晴らしくて、とても人間が演じているとは思えないほどだ。
安藤の父は亡くなっていて、フィギュアのきっかけは父親らしい。
安藤からすれば父を慕っているので、この雰囲気は慣れているのかもしれない。
安藤の演じているのをみていると、向こうの世界から力をもらっているように感じる。

レクイエムになると、現実から離れてしまう。
もう何も書けない。
とにかく安藤美姫おめでとう！




Apr 2011 Miki Ando 安藤美姫 SP


Apr 2011 [ Miki Ando 安藤美姫 FS ]


Apr 2011 Miki Ando 安藤美姫 Medal ceremony


世界フィギュアスケート選手権2011 安藤美姫 エキシビション１


世界フィギュアスケート選手権2011 安藤美姫 エキシビション２「レクイエム」


安藤美姫2011世界選手権EX後のインタビュー