The Mamas & The Papas

携帯にママス＆パパスを相当数とってある。
過去入れたものを古い順にきいている。
ママス＆パパスはずば抜けていて、音楽そのものの価値がある。
あの女性コーラスの声はまるで真珠のようだ。
私は気がつくと主旋律ではなくて、バック・コーラスの女性の声を歌っている。
どちらかというとママ・キャスはバックにいた時の方が、コーラスとして全体が生きていたように思う。
デビューからの三曲は、その構成なので今だにひきつけられる。
ママ・キャス（キャス・エリオット）はあんな巨漢なのに、リズムにあわせてステップをふんでいる。
音楽の申し子なのかもしれない。
彼女なくして、ママス＆パパスは語れない。
短い期間であったが、ものすごく光っていた。
この頃はビートルズと対等の位置にいたように思う。
でも段々と落ちていった。

「夢のカリフォルニア」は素晴らしすぎた。
出だしから間奏、最後の終わり方など、これほど完璧な曲はないだろう。
未だに私の中では一番好きな曲は「夢のカリフォルニア」だ。
故に頭から終わりまで完全に収録してあるもの、更にステレオであるという条件をクリアしたのは、これしかなかった。
音が良さそうだが、マスタリングが強すぎて音がうねっているもの、最後の「ウーン……」という響きがこの曲の最後の魅力だが、それがないものなど、どうせアップするなら完全にしてほしい。
The mamas and the papas - California dreamin(full song)


「マンデー・マンデー」はジョン・フィリップスだったかが、大嫌いだと言っていたが、私は好きだった。これはデビュー曲を凌ぐヒット（アメリカ）で、もちろん日本でもヒットした。
途中音がなくなって、終わったと思ったら、まだつながっているのも面白い曲作りだ。
The Mamas & The Papas - Monday Monday


「アイ・ソー・ハー・アゲイン」は中ヒットだったか、ラジオではストーンズの「１９回目の神経衰弱」と同じあたり、６～８位あたりを行き来していたと記憶している。
途中、間違ったような？I Sawと歌って後を続けないところが、今でも不思議な箇所だ。一体、これはどういう意味を持っているんでしょうか？
これを出す前にミシェル・フィリップスとデニー・ドハーティの不倫が発覚し、一時ミシェルは脱退している。だが代役が見つからないため、また復帰した。
ミシェルとジョンは夫婦だが、この後また不仲になる。
不安定な仲だが、今、存命なのはミシェルだけというのは寂しい限りだ。
Mamas and the Papas - I Saw Her Again Last Night


こんなのもあったので、オマケで。
The Mamas and the Papas - Monday, Monday and California Dreaming(1966)


大大大好きなママス＆パパス、きいている感覚が若い時と同じで、音楽は年をとらないなあ、とつくづく思います。