おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

最新のキャシュレスを勉強した

2019-03-17 23:11:53 | 読書
今一番気になっているものにキャッシュレスがある。
最新の動向が知りたくて調べてみた。
まずは最新の経済週刊誌。

さらに今年一月に発売されたばかりのQR決済について一覧に整理された本。

この2つから現在の動向を把握してみた。
その中で、QRコードを使った決済を一番使っているのが
鳥取県で2番が山形県ということには驚いた。
さらにどこか知らないが、
無人の野菜販売でQRコードを取り入れているところがあるそうだ。
導入することで売上金が合わないということが少なくなったそうだ。
確かに騙すつもりはなくても、釣り銭の取り間違いはありうることだ。
QR決済ならそのリスクはなくなる。
だから逆に地方ほど先端を走っているし、
都市部に比べて地方はインフラが十分にないので、
QR決済導入に伴う既存のATMなどの償却費などを考えることもないので、
その気になったら導入は早いということは言える。
その昔、中国大陸には電話網がなかったから、
一足飛びに携帯や太陽パネルがものすごいスピードで波及したことと似ている
下地が地方には十分あるように思える。
さらに年代別に質問すると高齢者ほど
キャッスレスに対してハードルが低いし
実際に使っている率も高いということにも驚いた。
奥さんに聞いた話で高齢女性は財布から小銭を取り出すのが結構大変で時間がかる。
それで全ての小銭を手のひらに取り出して、
レジの女性にここから必要な分をとってなどとお願いすることもあると聞いた。
確かに老眼が進むと手元がはっきり見えないので、この話には頷ける。
だから、キャッスレスは高齢者に優しい決済なんだと目からウロコでした。
今世の中に色々な業者から決済方法が提案されている。
さらにこの夏までにゆうちょペイやコンビニペイなどが使えるようになるらしい。
さらにローカルな特定の生活圏だけに通用する地域ペイというものに
横浜銀行がみなとペイというものを提案している。
銀行直の運営なため既存のNTTの回線などを使わないためコストが減る。
キャッスカードなどの手数料よりも安い手数料で運営できるようで、
個人商店での導入ハードルも低いと思われる。
高齢者や就業前の子供達は生活圏が狭いので日常生活で使うにはこれで十分かもしれない。
これと同様な地域ペイは今後さらに提案されてくると思う。
鉄道系で実績のあるSuicaやICOCAなどで使っているフェリカ方式は
通信やりとりスピード重視のため、
読み取り機のコストが高いのがネックと聞いている。
いかに四本リキのコストを下げることができるかで地方の個人商店に導入できるかが決まると思う。
QR決済は少々時間がかかるけど、1日あたりの来客数が
それほどではない地方の個人商店にとっては
導入コストが高いと腰が引ける。
利用者側として、
現時点で提案されているこれらの新しい決済方法の中から、
私はこのクレジットカード+デビットカード+QR決済をチョイスしてみた。

使ってみた使用感については、またの機会で呟きたい。


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