おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨日の本は「ウソの見抜き方」

2019-06-27 09:57:57 | 読書
世間で今、芸人たちが嘘をついたとバッシングされている。
嘘つき!、嘘はダメ!とか巷では議論白熱。
この問題にマイケル・サンデル教授ならどんな答えを出してくれるか?
ぜひ聞いてみたいもんです。(^ ^)

なぜ嘘をついたのか?
嘘を研究し本を出した人がいると聞いたので
早速図書館から借りてきて読みました。


なるほど。
心にやましい部分があって疑われたら真実を全てありのままに話すことは聖人でない限りまずはできる人はいないそうです。
それを著者は、
”心のまばたき”と称しております。
虫が目に向かって飛んできたらおもわず目をつむる。
目を閉じるなと言ってもこれは止むを得ない。
これを防衛本能から発している嘘と定義しております。
防衛本能の嘘を含め嘘は4つあるそうです。
+無自覚の嘘を入れて5つあるようです。
法律でも防衛本能の嘘を許しているそうです。
だから裁判で証人は嘘をつかないと宣誓するけど、
被告人は嘘をつきませんとは宣誓をしない。

<<そのほかの嘘の話や見抜き方は省略します>>

ということで人間は瞬間的に防御本能が働いて嘘をつく、
これは責められない。
しかし、今回のバッシングはその後の処理や対応がまずくて続いているようです。
この答えに、注文中の「謝罪の極意」に回答・ヒントがあればいいのですが・・・。

首を長くして届くのを待っております。
結果は後日レポートしますね。



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