ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

大晦日に見た夢

2017-01-03 08:11:39 | 病状
 滅多に夢を見ない私が久々に変な夢を見ました。大晦日の朝方のことです。
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 月1回の受信日とみえ、どこかの繁華街に出かけていた。
まだ時間があるからと、途中でサロンのようなところに入った。

 中には元の会社の部下や患者仲間、自助会AAのメンバーもいた。
どういうわけか、小さなグラスが運ばれてきて飲むよう勧められた。
周りは皆ニコニコしながら見ていた。飲んでみたら酒らしい。
それでも別に何ともなかったのでお代わりして飲んだ。
すると、周りの空気が急によそよそしくなった。
「あ~ぁ、この次は4年の断酒表彰だったのにぃ~」と、どこからか声がした。

 気まずくなったので、席を立って受付に行き靴を受け取った。
受け取った靴はブーツ状で、履いてみると右足が入らない。
よく見ると他人の靴だった。なぜかもうすでに外にいた。
靴を脱いで、取り替えてもらおうとサロンの受付に戻った。
元部下のS女史が応対してくれたが、(私は)肝心の靴を持っていなかった。
どうやら脱いだまま置きっ放しにして来たらしい。S女史に付いてきてもらった。
脱いだ場所を探してみても靴は見当たらなかった。
何やら抗争事件があったらしく、辺りは乱雑に散らかり不穏な空気が流れていた。
ともかく逃げることにした。・・・

 ここで一旦目が覚めた。再び眠りに就くと続きがあった。

 逃げる途中で大きな電話ボックスが目についた。外がガラス張りで
何台もの電話機が据えられ、何人もが同時に入れる造りになっていた。
今時こんな所があるのかと不思議だったが、ともかく中に入ることにした。

ガラス越しに外を見ると、さっきの抗争事件に関わったのだろう、
見知った顔が警察に連行されていた。しかし、誰だか思い出せなかった。
まだ17時前だったので、SLIP(再飲酒)したことを告げようと
クリニックに電話をかけることにした。
(専門クリニックの受付は12時半までのハズだが・・・)
それがどこを探しても電話番号を書いた診察券が見つからない。
次第に焦ってきた。・・・ ここで目が覚めた。

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 断酒してからというもの、見る夢は決まってSLIP(再飲酒)絡みです。その前日は年末・年始の休みでいつもと違って妻が家におり、「鬼のいぬ間に・・・」ができません。図書館も休館日で閉まっていました。いつもなら、ゴミ拾い作業を終えたら家でゆったり寛ぐか、図書館で暇つぶしをするかのどちらかです。そのどちらもできなかったので、久々に “空白の時間” を味わってしまいました。それを無意識に脅威と感じていたのかもしれません。

 その日の朝は、目覚めた後いつものように朝のルーティン・セレモニーを済ませ、忘れない内にとこの原稿を書きました。そして、年の瀬最後のゴミ拾いに出かけました。日の出直後のぴんと張った空気の中で、思いの外作業が捗ったこと捗ったこと。きちんと原稿を書き上げたことで、よほど気分をよくしたのに違いありません。気分というのは気まぐれで、結構単純なものです。

 それにしてもせっかくの4年の断酒表彰がパーになるのに、SLIP(再飲酒)をバカ正直に専門クリニックに告げようとしたとは、夢の中とは言え我ながら苦笑いするしかありません。年の締めくくりとしては、いい夢だったと思います。



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