腫瘍マーカーの検査結果をねじ曲げて説明されたことがきっかけで、K 先生に不信感を懐くようになった私。以来、K 先生とは波長が合わないままでいます。
主治医との信頼関係は患者の予後をも左右しかねないほど重要なはず。
このまま K 先生に主治医を任せていいものか不安になり、毎日顔を合わせている放射線治療科の担当看護師に相談してみました。
主治医を変更してもらうべきか否かの悩みはよくあることらしく、消化器外科の担当看護師に相談してみればうまく計らってくれるはずと助言もしてくれました。
果たして、看護師を介することで事がうまく治まるかわかりませんし、たとえ主治医を変えることができたとしても、新しい医師との相性がよいとは限りません。
そんなふうに色々考えた末、消化器外科外来への復帰を期に、直談判で直接本人に非を質すことにしたのですが・・・。
ところで、今話題にしているのは主治医引き継ぎとなった K 先生の初診時での出来事。そのとき彼がやった検査データの説明ってこんなふうでした。
検査データが印字された紙を私に見せながらK 先生、腫瘍マーカーCEAとその基準値の上限箇所にそれぞれ○印を付け、
「このように基準値超えの検査結果になっています」と、CEA値自体は正常値にもかかわらず、こんな間違った説明でした。
そしておもむろに、“食道がん再燃” の懸念があるからと、内視鏡検査の実施を提案してきたのです。
かくも回りくどく手の込んだ話の進め方だったので、これは自分の提案を通すために故意にねじ曲げた説明だったのではと思えた次第。
そのとき、本音で思った私の疑問はこんなでした。
「この人、本当に医者? なぜ、こんなデタラメを言う?
単に、“内視鏡検査を受けてみませんか?” と言えばいいのに、
なぜ、回りくどい言い方をしたんだ?」
世の中、自分の痛いところを突かれるとサッと顔を変える人がいます。
その時はマスク越しでよくわからなかったものの、そんなふうに顔を変えた気配など K 先生にはなかったようです。
そして、・・・
「ありがとう! 直に言ってもらえて良かったです!
もし言いたいことがあったら、どしどし言ってください」と、かくも殊勝な言葉を口にしていたK 先生。
それでも K 先生にとっては、私は注文の多い患者であって、少し御しづらくもあるらしく、こう釘を刺すのも忘れていませんでした。
「がん治療の進め方については、もっともっと摺り合わせが必要なようですネ?!」と、自分のことは棚に上げ、どこか他人事みたいに言っていた K 先生でした。
こちらの記事もご参照ください。
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