先週に続き、今回も胸痛について少し整理してみようと思います。
狭心症に共通して特徴的な胸痛は放散痛です。放散痛とは、心臓から離れた左肩・腕に抜けてゆく痛みというのが典型的ですが、具体的にどんな痛みかと問われれば人それぞれのようでもあります。
私は労作狭心症を2回も患っており、1回目が19年前、2回目が10年前です。
かつて、私が経験した労作狭心症による痛みをまとめると、次のようになります。
● どの程度の労作で胸痛が出始めるのか?
出勤時の急ぎ足で普通に200歩ぐらい歩いたとき
● 胸痛って、どんな感じ?
最初、ジワーッとした胸やけのような感じで始まり、
やがて胸が圧迫される/締め付けられるような痛みとなる
さらに痛みが進んだ場合は、心臓を鷲づかみされたような痛みと表現する人もいるようです。このレベルの痛みとなったら、冷や汗をかいて一歩も動けなくなるでしょうし、恐らく、心筋梗塞に近いのではないでしょうか。
労作狭心症に患ってから既に10年以上も経っているので、厳密に言えばこの辺の記憶には少し自信がありません。
さて、10年ぶりとなった今回の胸痛。ジワーッとした胸やけのような感じで始まることも、やがて胸が圧迫される/締め付けられるような感じの痛みになることも当時と同様、と考えています。
次に、どれぐらいの労作で痛みが出始めるかについてですが、
今回も、痛みが出るときなら普通の速さで400歩ぐらい歩いたとき、
または緩い坂道なら200歩ぐらい登ったときでしょうか。
なぜ、「痛みが出るときなら・・・」と、さもさも含みを持たせた言い方をしたのか? それには訳があります。
正直言って今回は、同じ条件でも痛みが出ないときもあり、出たり出なかったりする奇妙な痛みなのです。出るか出ないかはどうやら、その時々の体調如何にもよるようです。
そうそう、典型的な労作狭心症だった以前と違うところは他にもあります。それについては、次回のお楽しみということで・・・。
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