ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

またまた、過去の柵(しがらみ)が・・・

2022-03-23 07:36:01 | 老化現象

 これは狭心症の再発かもと、ずっと気になっていた胸痛ですが、ここに来て妙なことになっています。

 掛かった先は尼崎にある県立病院、心臓カテーテル(心カテ)・PCIでは定評のある循環器内科です。かつて2回も不安定狭心症に罹ったとき、2回ともPCIによるステント留置をしてもらった信頼できる所です。

 “妙な” と言ったのはこうです。胸痛の原因を調べるため、定番の検査をいろいろ受けたのですが、明らかに冠動脈狭窄が原因という結果が得られなかったのです。

 コロナ禍にある現在、診断の決め手となる運動負荷心電図検査は、新型コロナ感染拡大の懸念から実施を控えているとのこと。そのため当初受けた検査は、安静心電図、心エコー、薬剤負荷心筋シンチという、運動負荷の不要な3つの検査でした。

 これら3つの検査でも結局異常ナシだったので、ついには禁じ手にしていた運動負荷心電図検査もやることに。冠動脈に狭窄があって運動負荷中に胸痛が出た場合は、虚血によるST偏位が心電図上に必ず見られるという検査です。

 さて、運動負荷としてマスター2階段昇降をやらされていた最中、件の胸痛が出ました。このため、今度こそST偏位陽性間違いなしと期待したのですが残念、これも空振りでした。

 検査で異常が見つかってない以上、経過観察を続ける以外他に手段はありません。再び、2ヵ月後に運動負荷心電図検査を受けることになりました。

 また、これも保険を掛ける意味ででしょうか、胸痛が出たときの頓用としてニトロ舌下錠も処方されました。胸痛にニトロ舌下が効いたら、それが即ち虚血がある証拠となるからです。

「そんなまどろっこしいことをしてないで、さっさと心カテでもして
 直接血管造影して見たら、冠動脈の狭窄なんて一発でわかるのに!」と、お思いの方もいると思います。

 実は私、2回目の心カテ・ステント留置をしてもらって以来、それまでなかった造影剤アレルギーになってしまいました。今では前処置をしてもらっても、造影剤を使うと即全身が痒くなってしまうのです。

 医師らの共通した見解では、アナフィラキシーショックの恐れが非常に強くなっていて、余程の確証とメリットがない限り、心カテにはなかなか踏み切れないそうなのです。

 過去の柵(しがらみ)が何かと行く手を妨げる、とはこんなことを言うのでしょうか? 服用中のバイアスピリンが食道がん手術の実施を妨げたように、今度は造影剤アレルギーがその役割を果たそうとしています。

 歳を取るとは、それだけ “しがらみ” も多くなること。今回も、“人間万事塞翁が馬” と、再び相成ってくれたらよいのですが・・・。

 

 

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