ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

世の中、人はいろいろ

2020-05-15 06:21:47 | 世相
 “捨てる人あれば拾う人あり” 世の中、人はいろいろです。先週の連休最後の日に、こんなことがありました。

 先ずは早朝6時過ぎ、いつものようにヴェランダに出て一服していたときのことです。

 100 mほど離れた公園脇の歩道を、一人の男が歩いているのが見えました。歩道の両側には植え込みが茂っています。

 その男、何の躊躇いもなく、手に持っていた白い袋を植え込みの上にホイと放り投げ、辺りを見回しもせずそのまま立ち去りました。白い袋は明らかにゴミの入ったレジ袋でした。

 男は黒のTシャツ姿。辺りは緑の植え込み。それらをバックに袋の白さがやけに目立ちました。

 30分後に再び同じ方角を見たら既に白い袋はなくなっていました。誰かが始末してくれたのでしょうか?

 同じ日のお昼前、モヤモヤした気分を晴らそうと、買物がてら散歩に出かけました。

 少し遠回りした方がいいかと、向かった先はゴミ拾いコースだった(?)バス通り。ここには車道と歩道との間に人工の “せせらぎ” があり、私のお気に入りコースです。

 この “せせらぎ”、途中プール状になった少し深めの所が2ヵ所あり、10数匹の錦鯉が飼われています。

 アオサギが偶にやって来ることもあり、この2ヵ所だけは上にネットが被せられています。水草や水藻がすぐに殖え、ヘドロ状のものもよく浮いています。

 そのプール状の1ヵ所で、釣り用胴長ズボンを履いた1人の男性が水に入って何か作業をしていました。見ると、ネットを片側に寄せ、両岸の石積み部分に生えている雑草を取り除いる最中でした。

 嬉しくなって私の方から声をかけてみました。

「やぁ、あなたでしたか?! どなたかが掃除して下さっていると思っていましたが・・・。」
「見て見ぬ振りもできないのでね。ゴミ拾いのあなたみたいに毎日はできないですが、少しでもキレイになってくれればと思ってね。」どうやらこの男性、私の活動を知っていたようです。
「いや私の方は、ゴミを介して(新型コロナが)うつるんではと、今しばらくは自粛しています。」少しバツの悪い思いの私でした。

 2ヵ所の内、ここはいつも水藻が少なく、キレイなことが不思議でした。その疑問が半ば解けたのです。お互いエールを交換してお別れしました。

 その前の週にもこんなことがありました。もう一つのプール状の所で、岸に上げた水草をゴミ袋に詰めていた男性を見かけたのです。何でも手作りの道具を使い、ネットの隙間から水草や水藻を少しずつ取り除いているのだそうです。

 また、この “せせらぎ” の上流部分にはもう1人の男性がいて、毎週のように川底を浚ってはヘドロ化した水藻を取り除く作業(ドブさらい?)をしています。

 少なくとも、この “せせらぎ” だけでも3人の同志がいるのです。彼らは皆、私と同年配。そのことが確認できて心強いやら、嬉しいやら、モヤモヤした気分が一気に晴れました。

 さて、それからです。主目的のフルーツサンドを買いにスーパーへと向かいました。

 スーパーでは、わらび餅がいつもより30円も安くなっていました。その安さに目を奪われ、つい3パックも買ってしまいました。

 これはこれでいいのですが、肝腎のフルーツサンドを買うこと、すっかり忘れていました。しかも、このことに気づいたのは帰宅してからです。ヤレヤレ

 下手に浮き浮きした気分でいると、思わぬ落とし穴が待っているものです、ネ?



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