TANEの独り言

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山岳会入会、その後… <第⑤話>

2021-10-02 15:14:00 | 山岳会
道路脇が広くなった場所に車を停めたら沢に入る準備をササッと済ませます。


メンバーは私も含め5人(女性3・男性2)です。

あとで会長に聞いて分かったことですが、全員が私より年配でその内2人は70歳を超えておられました。

60歳を過ぎた私が言うのも変ですが、私が一番若い(?)のです!

女性3人はよくご一緒に山に行かれているようですが、沢登りは年に1回程度とのこと。

今回も会長さんに、
『私達を沢登りに連れてって!』
とお願いされたそうで、初心者の私も含め歩きやすいこの沢を会長が選んだのでした。


皆さんに遅れを取らぬよう、私も事前学習通りにハーネスを装着します。

次に、ザックに着替えと昼食と沢から上がった時に履く靴など詰め込みました。

ヘルメットをかぶり、ザックを背負うと私の気持ちもキュッと引き締まったのでした。


沢に続く脇道を降りると、透き通った水が音を立てながら岩の上を流れ下り、より一層ワクワク感が高まりました。




今回の初沢登りには釣竿こそ持ってきていませんが、いつも行っている渓流釣りと同じ感覚で足を進めていきました。

いつもの渓流釣りと違うところは、竿を振らないところと敢えて水の中を進むところです。

渓流釣りではなるべく水音を立てない様にして、出来るなら水面に出ている石の上を渡るように川上を目指します。

沢登りは、より水と戯れることができる水の中を敢えて濡れることを楽しみながら足を進めているように思えました。

女性陣3人も水飛沫を上げながら一歩一歩足を進めています。



岩の表面はザラつきがあり滑りにくく歩きやすい沢です。

水温もさほど冷たく感じず、快適な沢歩きと言った感じです。

時間はあっと言う間に過ぎ、高さが3mほどの滝の前まで来たところで昼食タイムとなりました。


        <つづく>








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