3m程の落差のある滝を眺めながらの昼食タイムとなりました。
小雨が降り出したので体が冷えないよう上から雨カッパを着込みます。
朝握ったおにぎりを頬張りながらカップ麺の準備です。
上の写真、カップ麺にポットのお湯を注いでいるようにも見えませんか?
大丈夫、注いだのはテルモス(サーモス)に入れてきたお湯ですから…
昼食は時間をかけずチャチャッと済ませ、いよいよ最初の滝に臨みます。
いよいよロープ(ザイル)の出番です。
まずは会長さんがポッコリ出たお腹辺りまで滝壺に浸かり、滝に向かって右側(左岸)の壁に取り付きます。
壁から突き出している石を頼りに慎重かつ軽快に登って行く姿は、とても70歳半ばには見えません。
先に壁を登った会長さんは、自分の身の安全を確保した後、私達にも順番に登ってくるよう指示を出されました。
次に登る人は、8の字型に結んだロープの先を自分のカラビナに通し、自分のハーネスと繋げます。
ロープは上で会長さんが確保してくれているので、次の人は安心して登ることができるのです。
ただし、あくまでもロープは補助ですからロープに頼り過ぎずに、自分で足場と手がかりを探しながら登って行がなければなりません。
2番目、3番目、4番目は女性陣が続きます。
私より年配の方々が、胸辺りまで水に浸かり、時には足を滑らせ滝のシャワーを浴びながら壁をよじ登って行かれる姿を目の当たりにした私は、感動さえ覚えました。
とにかくお若い!
人が何かに果敢に挑戦する時、年齢は関係無さそうです。
<つづく>
お写真を拝見して、驚きました。
沢登りって、こんなに危険でハードな山登りなんですか?
女性陣も70代の高齢者なようで、より驚かされました。
まるで、消防士の訓練の様子を見ているような過激な沢登り………、
皆さん、ちゃんと挑戦なさっていらっしゃるとは、
もう尊敬に値します。
TANEさんが、今回のグループの中で、年齢が一番お若いようですが、
すると会長さんも結構なお歳という事になるのでしょうね!
先日のお写真で、車から荷物を降ろされる画像には、
男性の後ろ姿が映っていましたが、わずかに白髪のような感じもしていますので、
そこそこのお歳だとは感じていましたが、
今日のお写真で、女性陣のロープを引っ張っていますし、
凄いタフマンのような感じで、より驚いています。
正直、私も来年は後期高齢者の歳になってしまいますが、
とても真似出来ないと思いました。
世の中には、凄い人がいらっしゃるのですね!
私も、初の沢登りの同行者が見た目年配者ばかりだったので『今日は大丈夫かなぁ?』と、今思えば大変失礼なことを感じていたんです。
ところが、沢に入り、滝に向かう姿勢を間近に見た時に、「自分も10年後、20年後も怯むことなく、自分からちょう挑戦して行く姿勢でいたい!」と思いました。
会長さんも後期高齢者の域に達せらる年頃ですが、週に1、2回は山や沢に行かれています。
頭が下がりますし、自分もそうでありたいと思いました
この歳になっても学ぶべき事が多いですね。