TANEの独り言

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船形の器を彫る

2020-12-23 15:23:00 | 木のカトラリー
一番新しい木の器です。

と言っても、ここ1年くらいは鑿をふるっていないので1年以上前に彫ったものです。

それまで、丸皿とか角皿とか楕円の皿とかを彫っていたのですが、新しいモノにも挑戦しようと思い船形の器をつくってみました。







器の表面に、意図的に鑿痕をのこしました。

木を彫る時は木目を確認しながら鑿を入れます。

カンナをかける時もそうですが、木目を見極めないと削り面が綺麗になりません。

湾曲した器の表面に鑿を入れる時は、より慎重でなければなりません。




彫る前に、鑿をシッカリと研いでおくのです。


お習字をする前、硯に向かって心静かに墨をするのと同じ感覚です。















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2 コメント

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Unknown (tenzanbokka78)
2020-12-24 07:36:17
研ぎは大事ですね。作品の仕上がりもですが、切れない刀を使うと怪我にもつながりかねません。鎌倉彫をしていた頃研ぎを覚えました。魚釣りのハマっていた頃は、刺身をつくるために包丁をよく研いでいました。包丁研ぎは今でもやっています(やらされています)。
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Unknown (TANE)
2020-12-24 12:52:32
@tenzanbokka78 tenzanbokkaさんのコメントを読んで、久しぶりに家の包丁を研いでみようと思いました。
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