先週の日曜日は山岳会の皆さんと由布岳(大分県)に登ってきました。
雨の予報も出ていてあまり期待はしていなかったのですが、登山口に到着したらご覧の通りの青空!
天気が良すぎて、頂上付近に目を凝らしても白くなっておらず、お目当ての “霧氷” は見れそうにありませんが総勢18名で登りはじめました。
由布岳の中腹から南に目をやれば、1月4日に登った「くじゅう連山」が見えています。
拡大すると…
大船や三俣、雲を纏った中岳や久住も確認できます。
大船や三俣、雲を纏った中岳や久住も確認できます。
途中までは霧氷どころか雪さえもなく、額からはタラタラと汗が落ちてきますが、下山してくる登山者の情報では、
「上の方は凍ってガチガチですよ!」
との事。
由布岳は旧火口が残り、山頂付近はお鉢のように窪みがあり、その火口壁上に東峰(1580m)と西峰(1583m)の標柱が立てられています。
今回、私たちが目指すのは東峰です。
由布岳では昨年だけで滑落等によって3名の方の命が失われています。
特に冬場は凍結した雪や岩場で足を滑らす事故だけでなく、装着したアイゼンを衣服や岩に引っ掛けての転倒事故にも充分注意を払わなければなりません。
会長さんの指示で東峰と西峰の分岐点でアイゼンを装着しました。
分岐点から先はこれまでの登山道とは全く別世界でした。
“雪と氷の世界” です!
“雪と氷の世界” です!
アイゼンを凍った雪に噛ませるようにしつ、一歩一歩登って行きます。
寒風吹荒ぶ東峰に着いた私たちは、岩陰で風を避けながら熱いお湯を注いだカップ麺を急いで食べました。
記念写真もそこそこに、私たちは下山してきたのでした。
記念写真もそこそこに、私たちは下山してきたのでした。
下山後、由布岳の麓にある湯布院温泉に浸かり登山の疲れを癒し帰ってきたのでした。