TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

天然食器乾燥機…そのⅡ

2022-05-16 15:07:00 | 暇つぶし
モノづくりに入る前に頭の中では、

『アレとアレを使って、アノの部分はこんな風にして… 』

などなど、大まかに構想を描きます。


今回の天然食器乾燥機(と言うほどのモノではありませんが… )づくりを行うまでの経緯からお話ししますと… 、

娘が2番目の孫を連れほぼ毎日のように我が家へやって来て、連れ合いと一緒に2家族分の夕食を作るようになりました。

そして台所仕事の最後に、洗った食器を食器洗浄機の付属品の小さなカゴに入れ、デッキの上に持って行って乾かすのです。

「デッキに直接置くより、棚か何かの上に置いて乾かした方がイイよね… 濡れても大丈夫なステンレス製か何かの… 」

と突然、娘が言ったのでした。

私は、一番下の子が引越しをする際に不要になった洗濯物干し台を家に持ち帰っていた事を思い出したのです。

『アレは使えるけど、棚は1段しかない… 、どうにかして棚を増やせればバッチリだけどなー… 』

そんな事を考えながら1日が過ぎた頃に思い出したのが、車中泊用に自作した簡易テーブルと以前出窓に取り付けていたステンレス製の棚でした。


ステンレス製の棚は簡易テーブルの長さに合わせて金切ノコで切断です。


最近、金切ノコは大活躍です。

活躍し過ぎで歯が鈍ってしまってます。


嵌め込んだステンレス製の棚が落ちないように、簡易テーブルの枠にピンを差し込みます。


このピン、学習机を解体した際に外しておいた部品です。


電動ドリルで4カ所穴を穿け、長さが短くなったステンレス製の棚を嵌め込むと…


予想以上の仕上りです!






天然食器乾燥機…そのⅠ

2022-05-13 21:10:00 | 暇つぶし
我が家のキッチンを数年前にリフォームした時、自分で言うのも何なのですが立派な食器洗浄乾燥機を備え付けてもらいました。



スイッチを入れるだけで汚れた食器を洗ってくれますし、乾燥までしてくれます。

電気代はかかりますが、洗う手間が省けるだけでなく全てが放り込んだ機械の中で完結するので、スッキリ片付き便利だと感心させられます。

そんな便利な食器洗浄乾燥機ですが、私はこの機械を使うことが殆どありません。




昔は山に登った時、使った食器やコッフェル(鍋)は水を節約するためにキジ紙(トイレットペーパー)で汚れを拭き取った後で、少量の水でキレイに洗っていました。

もちろん、作った食事を残すことなど考えられず、ご飯が上手く炊けずにゴッチン(熱がお米の中まで通っていない芯が残る生炊きご飯)であっても、鼻を摘みたくなる焦げ飯であっても一粒残さず腹の中に入れるというのが鉄則でした。

お陰で、食器や鍋は水で流す前から充分キレイな状態になっていました。

食器乾燥機が付いた今でも、私は昔の癖でついつい口元を拭いたティッシュでお茶碗に付いたお醤油やお皿の油を拭い取ってしまいます。

茶道の世界でも、使った器を各自が持参した紙で器の汚れを拭きとる作法があるということを聞きました。

自分が使った器や鍋は、機械を頼らず自分の力でキレイにするのが筋ですよね。

水で洗った後の器や鍋は、風をあてることで乾き、太陽の光が当たることで清潔感も増すように思うのは私だけでしょうか。

洗濯物をお日様に当てて乾かすとフカフカになりイイ香りがするように、きっと食器や鍋もお日様に当てるとイイことがあるはずです。

手元にあるモノを使って天然食器乾燥機(と言うほどのモノでもないのですが… )を拵えたいと思いました。












“手拭いタペストリー” 製作 …【一応、完成の巻】

2022-05-02 14:15:00 | 暇つぶし
前回の【その③】は “手拭いタペストリー” 下側の木枠づくりでした。

残るは上側の木枠づくりです。

上側の木枠には吊るすための仕掛けが必要です。

以前、『赤ずきんの操り人形』をつくった際に使ったヒートンが残っていたので、コレを使うことにしました。



上側の木枠の上部にねじ込みます。




吊るす紐は、渓流釣りで使う網をつくった時に染めた紡績糸です。
父の思い出<網を編む> - TANEの独り言

父の思い出<網を編む> - TANEの独り言

5年くらい前のことです。父と母が使っていた部屋の棚を整理していた時に、こんな物を見つけました。何か分かりますか?私はこれを見て、自分が小学生の頃に父が、私の目の前...

goo blog

 


下側の木枠は竹串をピン代わりにしましたが、上側の木枠は磁石を使います。


娘が換気扇のフィルターを買った時に付いていた磁石を6個も持ってきました。

そのうちの2個を使わせてもらいます。



磁石と同じサイズの窪みをノミで彫り込みます。


速乾ボンドを流し込みます。


磁石を嵌め込みます。


もう一方は鉄のプレートが収まる浅い窪みを掘り込みました。


鉄の小さなプレートは、廃棄した家具の扉から取り外したモノで、中央にネジ穴が空いています。

短い木ネジで留めると、娘から頼まれていた “手拭いタペストリー” が一応の完成です。


端午の節句に間に合うようにとバタバタとつくったので、改良点も見えてきました。

手拭いを磁石で留めるにしても、竹串をピン代わりに差し込んで留めるにしても、布に腰が無くて見栄えよく挟み込むのが難しいのです。

でも、まずはカタチになりましたので、一応、完成の巻】とさせていただきました。










“手拭いタペストリー” 製作 …【その③】

2022-05-01 20:50:00 | 暇つぶし
ホームセンターへ行く前に覗いた在庫の木片の中に、使えそうな材を見つけてしまいました。

1つは、径が1cmの丸棒です。





おそらく、孫の玩具をつくった際の残りの材だと思います。

もう1つは、洗面所をメンテナンスした際の残りの材です。




径が4cmの丸い棒を4分割した既製品で、2つ合わせると半円形になります。

径が1cmの丸棒は、タテにノコを入れて2分割します。


ベビージムをつくる際に拵えた、小型の万力の台が役に立ちました。


2分割した丸棒に電動ドリルで細い穴を穿ちます。



次はキリを使い穴を太くしていきます。


その穴に料理で使う竹串を差し込みます。


両側から飛び出している竹串をノコで切り取ります。


ヤスリをかけて仕上げました。


竹串は簡単に抜けては困りますし、全然抜けないのも手拭いの交換時には困ってしまいます。

微妙な太さの穴は、キリで調整しました。











“手拭いタペストリー” 製作 …【その②】

2022-04-30 09:33:00 | 暇つぶし
娘から頼まれた “手拭いタペストリー” づくりに、

「材料さえ揃えば… 」

と、答えた瞬間から既に私の頭の中では計画が進行していました。

『幅の狭い板材はホームセンターで買うにしても、強力な粒磁石はどうやって手に入れようか… 』


以前、初孫にままごとの玩具をつくる際に、電子レンジの扉の裏に取り付けようと思い、粒磁石を探し回ったことがありました。
孫用、木の玩具<レンジ> - TANEの独り言

孫用、木の玩具<レンジ> - TANEの独り言

またまた"コーヒーブレイク”です。包丁(ナイフ)とまな板(カッティングボード)を使って具材を切ったら、次は調理です。「現代生活にはレンジが欠かせないナ!」と、考えてツ...

goo blog

 
数社のホームセンターと100円ショップを回ったのですが、私の住む地域では見つけることができませんでした。

それで、その時は仕方なく廃棄する家具の扉から取り外し保管していた磁石を使いました。


ただし、最近は比較的安価な玩具に強力な粒磁石が使われているモノもあったので、



『いざとなればその玩具から粒磁石だけ取り外せば何とかなるでしょう… 』

と、考えた訳です。


これで凡そ材料のメドはつきました。

幅の狭い板材をホームセンターに買いに行こうとした時、

『手持ちの木片の中に使えるモノがあるかも知れないから、取り敢えず見ておくか

と、使い残しの木片の山に目をやると… 

ソノ中に使えそうな材を見つけてしまったのでした。