ITヲ使ウ人、使ワレル人

ITと上手く付き合っていかないといけない世の中になっていますが、大丈夫ですか

生産管理の現場

2007-03-31 | IT関連
今週は同じような話を別のお客様から聞きました。

「生産計画から在庫を引き当てて不足分を発注できる仕組みを作りたい」

その理由として
現在はエクセルで慣れたヒトが独自にやっているものだから
そのヒトに何かあったりしたら困るし、
システム化して誰にでも分かるようにしたい。

(つまり現場で何をどうやっているのか分からない)

「エクセルで出来ることだから100万もかからない程度でできるでしょ」って
そんなこと言われてもね...

思っているほど簡単ではありません。

これは本に出ているMRPのことですものね。



メール依存症

2007-03-25 | IT関連
職場では常時メールが飛び込んできます。

Notesの設定でメールチェックを15分間隔にしていますが
気がつけばメールボックスを開いたり閉じたりしています。
大緊急のメールを待っている訳じゃないのに。

先日買った「定時で帰る仕事術」を読んで
こんな自分の時間の無駄遣いが分かってきました。

僕はメールによって作業を分断されている、と。

明日からはメールを読む時間を(午前1回、午後2回などと)決めて
自分のタイミングで仕事を進めようと思います。

重要な話があれば電話してくるだろうからね。

ERPの導入へ

2007-03-25 | IT関連
仲の良いお客様から相談を受けました。
会社として(グループ全体で)ERPを導入するよう指示があった、
今は個別開発したシステムを使っているが、今後どうなるのか不安だ。

まさに最近の傾向です。
パッケージ化の流れだと思います。

このお客様はシステム部門に属する方で
プログラムも書けてシステムの保守も行っています。
ERP導入後はこの方の職務内容も大きく変わるかも知れません。

システムの保守頻度は下がるでしょうね。
必要なのはサーバーのお守りぐらいでしょうか。

ただし、ERPが現場の業務にマッチして適正に導入されればの話ですが。

前にも書きましたがERPは両刃の剣です。

表現を変えれば薬みたいなものです。

病状にあったものなら劇的な効果をもたらしますが
間違った使用をした場合、最悪死に至らしみます。
投与する量も大切です。
多すぎても少なすぎてもいけません。

正しいドクターの選択も
既に会社には必要になってきています。
セカンドオピニオンも是非行うべきです。

組織のありかた

2007-03-24 | IT関連
会社には組織があります。
そしてそこには上司と部下の関係があります。

部下は上司を選べませんが(一般的には)
上司は部下を選べます。

また上司にはその上に上司がいて
最後は社長、会長まで繋がっていきます。

いくらITを活用していても
組織が弱ければその会社は衰退していきます。

組織はヒトです。

目の前の業績必達のために
部下に戦術を指示しないで
結果ばかり追いかけている組織は最悪です。

あなたの会社は大丈夫ですか?



「定時に帰る仕事術」(文庫版)

2007-03-19 | IT関連
このタイトルと表紙に載せられていた「有能なのにズボラなあなたへ」に引かれて買ってみました。
思い当たる節が多く、心が痛いです...
特に「削減」「自制」「情報管理」など学ぶところが多かったです。

お客様へのアプローチでは
目的についてや、スケジューリングの話はよくしますが
自分のことになるとホント、出来てないな~と思っています。

この本はお買い得だと思いますよ。

「39プレゼント応募」

2007-03-17 | 自然・環境
プレゼントキャンペーンの応募方法も変わったものですね。

これなら葉書も切手もいらないし
郵便屋さんが使うバイクや車の排気ガスも出ないし
環境に対してのメリットもあります。

その代わりにパソコンや
僕らがアクセスしているサーバー、ネットワーク機器、
それを取りまく施設が使用しているエネルギーが必要となります。

う~ん、どっちが地球にとってお得なんだろうな。

東京都 月収40万 システムエンジニア

2007-03-17 | IT関連
この条件で自分の年齢をいれて
「ハローワーク・インターネットサービス」で検索をかけてみました。
なんと676件が該当しました。

「コンピュータ システム」では1718件です。

「営業」のほうが多いかと思いましたが836件でした。

この値から予想できるのは
(値の推移をとってないので確かなことは分かりませんが...)

1.離職率が高い?
 (仕事がハード? 人間関係が悪い? 給料が安い?)
2.仕事の引き合いが多い?
 (内部統制特需? 2000年問題対応後のシステム見直し?
  ネットビジネスの拡大?)
3.慢性的な人材不足?
 (システム品質の悪さからくる開発効率の悪化?
  文章かされていないための担当者が辞めてしまうとゼロからソースを追う必要性?)

4.営業は足りている?
 (メールやネットの活用により営業活動に変化が出ている?)

結局はこのIT業界は外面の良い旦那様と同じですね。

その上、体力勝負です。

パッケージの流れは確かにありますが
まだまだカスタマイズ前提で仕事が流れているのかも知れません。
この先が心配です。

NotesのSE求む

2007-03-16 | IT関連
世の中の流れは不思議なもので、
今はヒトが足りないそうです。

バージョンもND7から、そのうち8が出るでしょう。

昔のバージョンのサポートが打ち切られ、
サーバーのOSもNT4.0ではどうしようもなくなっています。

つまりNotesを使用している会社はマイグレーションを行うことになります。

しかしながらマイグレーションを行いDBの改修が出来る会社(人材)が少ないそうです。

一時的なブームなのかも知れませんが...
ある種の文章管理には絶対的に強いツールですよね、Notesって。

うちの会社もマイグレしました。

10年先のプログラマー

2007-03-14 | IT関連
COBOLやRPGはいないかな、
VB系はまだなんとか、
JAVA、C++あたりはどうなのでしょうか。

そもそもプログラマーはまだ情報システム部というか
エンドユーザー側に必要とされているのか分かりません。

パッケージシステム(一部カスタマイズ)をそのまま使用している程度なのかも知れませんね

情報システム部のそのもののあり方が
今、問われていると思いませんか?

遺跡の修復と企業のシステム導入

2007-03-03 | IT関連
全く関係のない両者のようですが
よく考えると共通点があります。

たまたま見ていたテレビで
カンボジア、アンコールについての修復を取り上げていました。

その方は日本人ですが、誰のための修復なのかを考え
カンボジア人に修復の技術を学ばせ、彼等自身に修復するよう取り組んできました。
これは時間のかかる事です。実際に一人前になるのに5年以上かかったようです。

なぜカンボジア人に時間をかけて修復させるのか?

それはアンコールがカンボジアにあるからです。

カンボジア人が美しいと思う修復が必要だし

何よりもこの先修復を続けるためには、
自分達の手で自分達の誇りである遺跡の修復を行ったのだ
という達成感が必要だと言う事です。

他の国から一時的に大勢の人が集まって修復しても
それは一時的な効果しか残らないのでしょうね。

システムの導入も同じです。

その会社に勤める社員が
心から会社を良くしようとして
自ら率先して導入に力を貸さないようであれば
そのシステムは失敗する事になるでしょう。

まして
他の会社からの指示で言われるままに導入しても
長続きはしないと思います。

最近はパッケージが大流行りですが
それを導入する企業の文化はどう考えているのでしょうか?

文化のない会社、そんな会社はご免です。