先月、北岳に赴いたばかりだというのにまたもや南アルプスへと出かけてきましたよ~(^ω^)
まずは、甲府から夜叉神峠経由の広河原行きバスに乗り込めば、、、
かなりの崖っぷちを走るバスの車窓から「ホウオウシャジン」という、鳳凰三山周辺でしか見ることのできない貴重な花が咲いているのを乗務員の女性から教えていただきました。
他にも「あそこにウリ坊がいた~!」と、今日はたった5人のお客さんのせいか?かなりゆとりがあるらしく、乗務員さんもまるでツアーバスのように楽しそうでしたよ~。
そして、広河原からまたもやバスに揺られてなんとか北沢峠に辿り着く( ̄(工) ̄)
時刻はすでに午後1時なり。。。
平日はやっぱここってかなりアクセス悪いんだよなっ。
休む間も無くとっとと森に入れば、辺り一面深い緑のフワフワ~なコケだらけ。
う~ん。。。こんな森の景色は日帰りなんかじゃ決して見られないって!
時刻も遅いことから未知な沢沿いのコースは避けて、樹林帯のなか大滝ノ頭五合目経由で今日のお宿に行くことに。
ところで、仙丈ヶ岳頂上に至るまでのこのコースには一合目~ニ合目~と標識が立っているのです。
やはり信仰の山なのね。。。
で、キツイ登りを抜けて栗沢山が見渡せる三合目あたりでは、ホシガラスがとまっているのを見つけました~(=゜ω゜)ノ
前回の北岳ではお目にかかれなかったのでホント!嬉しかったですっ。
あとは、ライチョウかっ!?
その先歩きにくいガレ場の続く四合目をこなして、やっと大滝ノ頭五合目に到着します。
その後、この分岐を右折してトラバース経路で本日の目的地、馬ノ背ヒュッテを目指しますよ~( ̄Д ̄)ノ
で、このトラバース経路は仙丈ヶ岳~小仙丈ヶ岳を源流とする沢がいくつも横切っていて、これまでの鬱蒼とした樹林帯から一変、あたりも開けてなかなか変化に富んでましたね。
甲斐駒ケ岳から続く鋸岳の大キレットもバッチリ見えたし!すごいよな~アレ!
そして、おもしろいのは横切る沢ごとに違う植物が見られるってことなのだっよ(・ω・)ノ
これはホソバトリカブトかな。。。
この沢には清々しいミヤマカラマツ。
そして、最後の藪沢あたりでは、鮮やかなヤマトリカブトの群生を見ることができましたね。
因みにどこでも目についたのは、赤い実の成るナナカマドとミヤマアキノキリンソウとバイケイソウの枯れた葉…そうそう、ミヤマゼンコって面白いネーミングのレーシーなお花も頂上近くまでしっかり咲いていたな。。。
にしても、、、。
北沢峠から南アルプスの深い森のなかを歩きはじめて約2時間経つものの、上ってるひとがまったくいませ~ん。なんかふぁ~ん( ̄Д ̄)ノ
で、やっとまともにヒトに会ったのはこの馬ノ背ヒュッテに着いてからねっ。
ちょっと飛ばして4時前に着いちゃいまして、夕飯の5時まであたりをお散歩ね(=^ェ^=)
なかなかステキなこの山小屋の後ろには立派な小仙丈ヶ岳がそびえて、、、
左を見れば威風堂々とした甲斐駒ケ岳とその横には栗沢山を望むことができました。
う~ん。。。黒戸尾根でカイコマをいつかは上がってみようかな?
そして、晩ご飯にカレーをいただき七時半には就寝。。。
その翌朝。天気は一転。。。
昨晩かなりの雨が降りまして、小仙丈はこんな感じ?( ̄(工) ̄)
当然、本日目指す仙丈ヶ岳も雲のなかだし(´・_・`)。。。まわりにだれもいないし。。。
まっ、気にせず!ひたすらハイマツにナナカマドで埋められた稜線を辿っていきまして、、、
真っ白で先の見えない頂上を目指します。
そんななか、ワタシが好きなトウヤクリンドウを見つけて、にわか気分が上がりますっ!
うわっ。まだチシマギキョウまで岩場でがんばっていました(=゜ω゜)ノ
これ、チングルマですよね。
先月は白に黄色の明るいお花だったのがすっかり様変わりして、まるで綿毛をつけた赤いかざぐるま。おまけに綿毛にはびっしりと露がついていてとても魅力的でした。
先月の北岳で、ま~くんが感心していたミヤマダイコンソウの葉もすっかり色づいています。
普段ならかなりキツイ上りも、このように山の小さな宝物が所々散りばめられているので、あまり苦にはなりませんでした。
今年はじめて南アルプスに出かけて高山植物っていうものを、少しかじってみましたが、なかなか楽しいものですなっ。
そんななか、霞んだ岩場の登山道をなにやら動くケモノがいるぞ?
ライチョウだ!ライチョウだっ!!
足に白い識別をつけていますよ~!
おまけに後ろからも、2羽もくるじゃん( ゜д゜)!?
登山道の横で人の気配を伺う親鳥らしきライチョウ。
……で、ワタシよくよく観察していると、どうやら親鳥は、お食事中の2羽の幼鳥ライチョウの行く先をあらかじめ警戒して見回っているのですよ~!
いや~~いいもんを見た見た(^ω^)
…と思う先、いよいよ標高3033m仙丈ヶ岳のてっぺんが姿を見せてくれました。
しかし、あたりは真っ白。。。
しばらく、頂上手前のピークに座ってガスが晴れるのを待つことに。
時々ガスが晴れるとこれまで辿った稜線をきれいに見渡せるんですけどね、、、
残念ながら30分ほど待ちましたがガスは消えず。
狭い仙丈ヶ岳の頂上を足早に過ぎて下ることに。
晴れていればもっと「カール」ってやつが見渡せたのにな。。。
北岳もこんな感じ?
しかし、仙丈ヶ岳ってわかりやすくていい姿だ。。。安心感っていうのかな?
ちなみに、丹沢でワタシが一番好きな山は大室山ですっ。
そうそう!帰りの小仙丈ヶ岳へと続くこの稜線あたりで、ワタシの目の前をホシガラスが飛んでいき、ハイマツの茂みに入っていったのでした!
∧( 'Θ' )∧
∧( 'Θ' )∧
そんなこんなで、行きも帰りも所々に立つ、このお手製標識にひとり励まされながら、足早に北沢峠までおりていき、11時過ぎの広河原へのバスに間にあいました。
長谷中学校のみなさんありがとうございました。仙丈ヶ岳楽しかったですよ~(=^ェ^=)
まずは、甲府から夜叉神峠経由の広河原行きバスに乗り込めば、、、
かなりの崖っぷちを走るバスの車窓から「ホウオウシャジン」という、鳳凰三山周辺でしか見ることのできない貴重な花が咲いているのを乗務員の女性から教えていただきました。
他にも「あそこにウリ坊がいた~!」と、今日はたった5人のお客さんのせいか?かなりゆとりがあるらしく、乗務員さんもまるでツアーバスのように楽しそうでしたよ~。
そして、広河原からまたもやバスに揺られてなんとか北沢峠に辿り着く( ̄(工) ̄)
時刻はすでに午後1時なり。。。
平日はやっぱここってかなりアクセス悪いんだよなっ。
休む間も無くとっとと森に入れば、辺り一面深い緑のフワフワ~なコケだらけ。
う~ん。。。こんな森の景色は日帰りなんかじゃ決して見られないって!
時刻も遅いことから未知な沢沿いのコースは避けて、樹林帯のなか大滝ノ頭五合目経由で今日のお宿に行くことに。
ところで、仙丈ヶ岳頂上に至るまでのこのコースには一合目~ニ合目~と標識が立っているのです。
やはり信仰の山なのね。。。
で、キツイ登りを抜けて栗沢山が見渡せる三合目あたりでは、ホシガラスがとまっているのを見つけました~(=゜ω゜)ノ
前回の北岳ではお目にかかれなかったのでホント!嬉しかったですっ。
あとは、ライチョウかっ!?
その先歩きにくいガレ場の続く四合目をこなして、やっと大滝ノ頭五合目に到着します。
その後、この分岐を右折してトラバース経路で本日の目的地、馬ノ背ヒュッテを目指しますよ~( ̄Д ̄)ノ
で、このトラバース経路は仙丈ヶ岳~小仙丈ヶ岳を源流とする沢がいくつも横切っていて、これまでの鬱蒼とした樹林帯から一変、あたりも開けてなかなか変化に富んでましたね。
甲斐駒ケ岳から続く鋸岳の大キレットもバッチリ見えたし!すごいよな~アレ!
そして、おもしろいのは横切る沢ごとに違う植物が見られるってことなのだっよ(・ω・)ノ
これはホソバトリカブトかな。。。
この沢には清々しいミヤマカラマツ。
そして、最後の藪沢あたりでは、鮮やかなヤマトリカブトの群生を見ることができましたね。
因みにどこでも目についたのは、赤い実の成るナナカマドとミヤマアキノキリンソウとバイケイソウの枯れた葉…そうそう、ミヤマゼンコって面白いネーミングのレーシーなお花も頂上近くまでしっかり咲いていたな。。。
にしても、、、。
北沢峠から南アルプスの深い森のなかを歩きはじめて約2時間経つものの、上ってるひとがまったくいませ~ん。なんかふぁ~ん( ̄Д ̄)ノ
で、やっとまともにヒトに会ったのはこの馬ノ背ヒュッテに着いてからねっ。
ちょっと飛ばして4時前に着いちゃいまして、夕飯の5時まであたりをお散歩ね(=^ェ^=)
なかなかステキなこの山小屋の後ろには立派な小仙丈ヶ岳がそびえて、、、
左を見れば威風堂々とした甲斐駒ケ岳とその横には栗沢山を望むことができました。
う~ん。。。黒戸尾根でカイコマをいつかは上がってみようかな?
そして、晩ご飯にカレーをいただき七時半には就寝。。。
その翌朝。天気は一転。。。
昨晩かなりの雨が降りまして、小仙丈はこんな感じ?( ̄(工) ̄)
当然、本日目指す仙丈ヶ岳も雲のなかだし(´・_・`)。。。まわりにだれもいないし。。。
まっ、気にせず!ひたすらハイマツにナナカマドで埋められた稜線を辿っていきまして、、、
真っ白で先の見えない頂上を目指します。
そんななか、ワタシが好きなトウヤクリンドウを見つけて、にわか気分が上がりますっ!
うわっ。まだチシマギキョウまで岩場でがんばっていました(=゜ω゜)ノ
これ、チングルマですよね。
先月は白に黄色の明るいお花だったのがすっかり様変わりして、まるで綿毛をつけた赤いかざぐるま。おまけに綿毛にはびっしりと露がついていてとても魅力的でした。
先月の北岳で、ま~くんが感心していたミヤマダイコンソウの葉もすっかり色づいています。
普段ならかなりキツイ上りも、このように山の小さな宝物が所々散りばめられているので、あまり苦にはなりませんでした。
今年はじめて南アルプスに出かけて高山植物っていうものを、少しかじってみましたが、なかなか楽しいものですなっ。
そんななか、霞んだ岩場の登山道をなにやら動くケモノがいるぞ?
ライチョウだ!ライチョウだっ!!
足に白い識別をつけていますよ~!
おまけに後ろからも、2羽もくるじゃん( ゜д゜)!?
登山道の横で人の気配を伺う親鳥らしきライチョウ。
……で、ワタシよくよく観察していると、どうやら親鳥は、お食事中の2羽の幼鳥ライチョウの行く先をあらかじめ警戒して見回っているのですよ~!
いや~~いいもんを見た見た(^ω^)
…と思う先、いよいよ標高3033m仙丈ヶ岳のてっぺんが姿を見せてくれました。
しかし、あたりは真っ白。。。
しばらく、頂上手前のピークに座ってガスが晴れるのを待つことに。
時々ガスが晴れるとこれまで辿った稜線をきれいに見渡せるんですけどね、、、
残念ながら30分ほど待ちましたがガスは消えず。
狭い仙丈ヶ岳の頂上を足早に過ぎて下ることに。
晴れていればもっと「カール」ってやつが見渡せたのにな。。。
北岳もこんな感じ?
しかし、仙丈ヶ岳ってわかりやすくていい姿だ。。。安心感っていうのかな?
ちなみに、丹沢でワタシが一番好きな山は大室山ですっ。
そうそう!帰りの小仙丈ヶ岳へと続くこの稜線あたりで、ワタシの目の前をホシガラスが飛んでいき、ハイマツの茂みに入っていったのでした!
∧( 'Θ' )∧
∧( 'Θ' )∧
そんなこんなで、行きも帰りも所々に立つ、このお手製標識にひとり励まされながら、足早に北沢峠までおりていき、11時過ぎの広河原へのバスに間にあいました。
長谷中学校のみなさんありがとうございました。仙丈ヶ岳楽しかったですよ~(=^ェ^=)