東京都心からそう遠くない場所に今なおたくさんの巨木が残る森があるのですが、実はそこって都内でもとっても貴重なかたつむりのパラダイスでもあるのです。
そして、なかなか興味深いのは、かたつむり(例えばミスジマイマイ)の殻の模様が似ている個体同士が、まとまった場所で生息しているんですねー。
例えば、このあたりにはシマシマ模様、あっちにいけばまだら模様、、と森を歩くにつれて、いろんな殻アートを鑑賞することができるのです。
それは、遠くに移動するのが苦手なため、同じ木にずーっと住み着くこともあるというはなしを聞くくらいに、かたつむりってほんのわずかな距離のなかで、一族皆が生涯を終えては生まれることを果てしなく繰り返しているからなんですね。。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、そんな森はずれの一箇所に、なかなか珍しい個体が、数多く生息していることをつい先日気づいたのです。
それが、こちらの貝くんっ👆
なんだか小松菜が相当お気に召しているようですが。。
まだまだ子どものようですが、見れば見るほどこのカタチって、北海道や東北にいるはずの貝に似てるんですよね🤔
後ろ姿👀
そして、まるっちい殻の独特のカタチなどが、エゾマイマイの亜種?いや、左巻きなので、ものすごーくよく似たそっくりさんなのででしょうか。。
たしかに北国の貝が、遠く離れた東京の森に来るのも不思議だし。。
というわけで、今回は、こちらの貝と別種のミスジマイマイのちびっこを同居をさせて、このエゾマイマイによく似たヒダリマキくんとのその暮らしを観察してみたいと思っています。
たぶん続きます。。。🐌