貝ぬしは同じ世代の貝をだいたい一緒に住まわせていることが多いのです。
大きな台風被害を受けた東京湾に面した内房の小さな町までボランティアに出かけた貝ぬしは、ある一軒の住宅で崩れ落ちた家財や庭の木をノコギリで細かくしてはトラックに積む作業をひたすらやっていたのです。
そんななかでも貝に関してはかなり鋭い嗅覚を持つ貝ぬし😤は、庭先の生垣にたくさんのかたつむりがくっついていることは決して見逃してはいませんでしたっ笑
とはいえ、貝への探究心よりも目先の疲労には勝てず😩💦、被災ゴミの廃棄場へと向かったわけなのでした🚛💨
そこで大量の被災ゴミを捨てたトラックの荷台に何故かコロリと落ちていたのが、今回最後の住民となった貝なのでした👆
そして、新たな家🏠の住民として名を連ねることになったわけですが、この貝の特徴としては、、
そんなわけでながながと小理屈を並べましたが、結局のところ貝ぬしはこのきれいな貝がお気に入りだったのですよー💦
何故かといえば、若い貝が年長貝を襲うトラブルがたびたび起こるために、別々の館にさせざるを得ないっ💧💧
襲うといってもかたつむりは気分だけで仲間を攻撃することはまずないため、育ち盛りの子どもがおやつを求めて目の前で寝ている美味しそうなカルシウム(殻)を齧りたいだけ、、ということなんですけどね、、😓
で、はなしを戻す🐽
そんな同じ世代で3年以上の歳月を過ごしてきた貝どもの館の最後の住民が先日とうとう鬼籍にはいってしまいました😢
この最後の住民というのが、長い貝飼いのなかでも貝ぬしの記憶に残る1匹だったわけでして、改めて出会いから振り返ってみることにします😌
それは三年前の夏。。
大きな台風被害を受けた東京湾に面した内房の小さな町までボランティアに出かけた貝ぬしは、ある一軒の住宅で崩れ落ちた家財や庭の木をノコギリで細かくしてはトラックに積む作業をひたすらやっていたのです。
あれは今思ってもかなりの労働でしたわ、、😅
そんななかでも貝に関してはかなり鋭い嗅覚を持つ貝ぬし😤は、庭先の生垣にたくさんのかたつむりがくっついていることは決して見逃してはいませんでしたっ笑
とはいえ、貝への探究心よりも目先の疲労には勝てず😩💦、被災ゴミの廃棄場へと向かったわけなのでした🚛💨
そこで大量の被災ゴミを捨てたトラックの荷台に何故かコロリと落ちていたのが、今回最後の住民となった貝なのでした👆
そして、新たな家🏠の住民として名を連ねることになったわけですが、この貝の特徴としては、、
💡食べ方が他の連中と違い、とても慎ましい。
💡動きが穏やか。群れが嫌いで常にケースの片隅でひとり静かに休んでいる。
💡なにをしていてもその所作が美しい。
💡なぜか、生殖口が見当たらない。部分が膨らむこともなく、仲間との交尾も一切なかったように思われる珍しい個体だった。
貝ごときでアンタ、何言ってんのっ❓❓
…と思われそうだが、まぁ十余年も貝を観察しているおかしなヒトの独り言ですからっ笑
おそらく、種類としては身体に一本のスジがあるので、ミスジマイマイの血筋でしょうが、実は最初に被災地のお宅の庭先で見たときから、普段見慣れた貝とはどこか違うな🤔、、と思っていたのです。
そして、実際に他のミスジマイマイの連中と同居させてみると、こんな違いが見られたってわけなのですね。
その気質の違いとして考えられることは、ヒトも同様に生息地の違いがそこに反映しているのかもしれません。
国内のかたつむりの種類は7〜800とかなりの数に及んでいるのは、こんなに狭い日本にも関わらず、余りにも多様な条件に基づいた環境が存在することに起因しているわけでしょうから、普段から貝ぬしが見慣れている土臭い関東ロームに生息する貝と千葉の内海の山あいに産まれた貝だって、たとえ同じ動作をしていても、目に見えて違いが出るのは決しておかしなことではないような気がするのです。
そんなわけでながながと小理屈を並べましたが、結局のところ貝ぬしはこのきれいな貝がお気に入りだったのですよー💦
最後はこのようにケヤキの樹皮の上で三日三晩休んだまま、静かに旅立っていきました。。。😢
貝として産まれて、3年余りの命を全うしたわけですから、まぁ仕方ないんでしょうが、こうしてまたひとつ世代が終わってしまいました。
やれやれ、次世代も一体いつまで続くのやら、、、この先わからんな。