マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

北岳珍道中(絶景編)

2014-08-07 | 山(その他)
【これまでのおはなし】
ふと思い立ち、北岳に行ってみたくなった主人公の中年女。
深夜のバスに揺られてゲロゲロと、なんとか登山拠点の広河原まで辿り着く。
しかし今回の山旅のツレでこれまで面識など全くないブログともだちのM~くんが一向に現れない!というハプニングに見舞われ、どんどん時間も押し迫り、国内第二位の高峰へとひとり旅立つ主人公。
おまけに途中天気は一変。
激しい雨に流れ落ちる泥水……そんな南アルプスの厳しい自然の洗礼まで受けてとうとう頂上直下の北岳肩ノ小屋へと辿り着くのであった。。。






気がつけば、時刻は午後4時。雨も上がり空が明るくなってきた。
なんだか、ヨーデルでも唄いたくなるよな世界だ。。。
もちろん、唄ったことなどないが。。。。。。





鳳凰三山への架け橋のような2本の大きな虹も現れた。





そして、雲間から日本で一番高い山も姿をみせてくれた。。。





………。⊂((・⊥・))⊃





二番めに高いこの山から眺める富士は不思議と低く見えた。





いつのまにか山小屋の前には、たくさんの人が出てくる。

やっと北岳に着いた!というはじめての実感だ。
結局、富士山初登頂といい、この山といい、ひとりで登っちまったよ…(・ω・)



そして、翌朝。





仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳に光が差してくる。





北岳からのご来光だ!まさにその光は儚く一瞬のもの。






朝一番の陽光に輝く北岳の岩壁はとてもとても美しくまるで一枚の絵。
気まぐれな山の天気に振り回された昨日がまるで嘘のようだ…。







そして、のんびりと頂上を目指してみる。山小屋からの標高差はおよそ200m。










頂上までは岩稜づたいに二つほどピークを越えていく。





山の上に人が見える!あれが頂上か。。。
向こうに北岳山荘。遥か先には雲間に隠れた国内第三位の間ノ岳が見えた。





そして、頂上へ。
ここが標高3193mの世界か!




やったぜっ~~~( ̄Д ̄)ノ



∧( 'Θ' )∧




∧( 'Θ' )∧




∧( 'Θ' )∧




……そんなわけで、無事に登頂を果たしておウチに帰ることができました(=^ェ^=)




えっ@(・●・)@
今回旅のツレのはずだったM~くんには結局会えたのかって?



も~し、気になる方がいればM~くん視点で今回の珍道中をご覧下さ~いっ。
ブログ名は『ま~君の旅日記』。





かなり笑えるぜっ!( ̄▽ ̄)ノ




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北岳珍道中(いきもの編)

2014-08-05 | 山(その他)
一応、今回すこしだけ高山植物の知識を齧ってからお出かけはしたつもりなのだよ(・ω・)


でもさ、、、



高山植物の名前って、やたらカタカナが長いっ( ̄Д ̄)ノ!長すぎて覚えてなんていられない~。
まっ、もはや短期記憶の保持能力が皆無と成り果てたワタシのアタマじゃ~あたりまえって?

そんなわけで、おさらいまでに今回訪れてみてワタシ的に気に入った絵を少し並べてみることに。
たぶん来週には覚えた単語もすっかり忘れてしまうのだろーが、、、。






肩ノ小屋直下の岩場にて。
横顔に気品のある、この一輪の花はチシマキキョウかな…。





標高3100m頂上間もない両俣小屋分岐は白い花々のパラダイスでしたね~(=゜ω゜)ノ
ホントっ、どうしてこんな高いところに大輪の花が見事に咲き乱れるのかな…?




岩場で横たわるように休むオレンジ色の目玉模様がとっても印象的な蝶も発見( ̄Д ̄)ノ
これはベニヒカゲかな?





朝の肩ノ小屋テント場の人馴れしたイワヒバリ。
こいつはしきりにテントの隙間に入りこんでは餌を探していましたね。

今回、野鳥は下の樹林帯でオオルリとウグイスの声だけ解って、ウグイス色の珍しいメボソムシクイはすぐ頭上の枝にとまっているのを見ることができました。
残念ながら、ライチョウとホシガラスにお目にかかることはできませんでしたけどね。。。





あとはこれ!頂上直下に咲くワタシが一番気に入った花。シコタンソウっていうのですね。





あと、このハハコヨモギもよかったな。。。
綿毛が健気でなんだか可愛らしいし。
この、ハハコって名前がつく頂上付近で見られる花は好きでした!




そして、、、





肩ノ小屋下、最後の一輪!キタダケソウも観賞することができましたよ~~(=^ェ^=)





う~ん。。。どれもかなり珍しいいきものを観察したし、、、
あと最後に見つけるのはM~くんだけかっ!?







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北岳珍道中(登はん編)

2014-08-04 | 山(その他)
振り返れば、、、




高尾山ハイキングで見つけたカメムシやら、近所で野生化したオウムやら、わが家に生息するウスゲのくだらないはなし…みたいな?ど~でもいいことばかりを無駄に書いているこの頃( ̄ー ̄)




んなわけで、、、



たまには、そんなミクロなネタを離れて、ワタシ的にはたぶん最大級!のマクロなストーリーをここらで一発書いちゃいますよ~~(・Д・)ノ




∧( 'Θ' )∧



∧( 'Θ' )∧





時刻は早朝6時。。。
ちゃっかりバス席1番前を占領して向かうは、いつものヤビツ峠じゃありませんからね~(・Д・)ノ
「広河原」ですよっ。広河原!

広河原はさすがのワタシでさえ、以前から名前だけは知ってる南アルプスの登山口。

しかし、ここ来るだけでなんだか乗り物に酔ってしまってヘロヘロだし……(´・_・`)





まっ、そうは言っても来ちゃったからには前進あるのみ。
兎にも角にもバスを下車して向かうは、あの一番奥に見える山だなっ。うんっ!




そして、たくさんの人の波に巻かれて自然と広河原山荘までやってきました。



実はここで今回、山旅のツレと待ち合わせ……なはずなんですが、



なぜか(・ω・)???
待てど暮らせど来やしないんだなっ。
しかも、広河原って携帯がつながらないのだよ(´・_・`)





待つこと1時間半。。。時刻は9時ね。

あれだけたくさんいたハイカーもすっかりいなくなり、何時迄いても仕方がないので、やっとひとり出発したのであった( ̄Д ̄)ノ





初めてのアルプス歩きは、大きな木が佇む静かな森のなか。。。。この木はカツラかな?




その先の分岐で二俣方向に進路をとれば、大樺沢がやっと左手に現れました!





雪解けか台風のものか?路を沢から溢れた水が占めています。




南アルプスの美味しい水はこんなとこからくるのですねっ。正面見えるは目指す北岳ですからね~~!








ここまでの道中だけで、かなり珍しい花々が目に入ってきましたが、こんなホタルブクロやシシウドでさえ、なんだかアルプスバージョンなんですよね~。




崩壊地も沢を占める雪解けの痕も、無遠慮に現れて来るためなんだか身が引き締まりますね。。。
あたりに誰もいないせいか世界観が半端ないです。




歩きはじめて1時間弱。やっとハイカーに追いつきました。




何度か鉄パイプ橋を渡る先、いよいよ雪渓のお出ましです!
いや~~、この上を歩く気になんて到底なれない。。。




と思う矢先、真っ向から歩く人もいるんですね!ワタシは、安全な左岸をもちろん辿りましたよ。




そして、2時間かけてやっと二俣までとうちゃこ~~~。


ちなみに向かって左側の急斜面が八本歯のコルへの左岸コースなんですと。
試しに靴のまま、先を蹴るように雪上を歩いてみましたが、かなり滑る……( ̄◇ ̄;)
まっ、ここでたくさん足がついたアイゼンを誰かに貰ったとしても、とても行く気になんてなれませ~ん!




しかも、雲行きがこのあたりからいきなり怪しくなりはじめて、雨がポツポツ……おまけに遠くから雷の音が…。




なんかヤな予感…( ̄(工) ̄)





もはやこんな素敵なお花をのんびりと見ている場合ではないような?
富士山に初めてひとり登った9合目でヒョウと雷に巻きこまれた記憶が蘇ってきましたっ!





とはいえど、高尾の周遊路と違って、ここは正真正銘のアルプス!勾配が半端じゃありませ~ん( ̄Д ̄)ノ
気ばかり急いても身体が上がらないんだなっ。




結局、右俣コースの中間ポイント、シナノキンバイなど黄色い花々がいっぱいの保護柵あたりで、雨はいよいよ本格的になってきました。いわゆる、ザーザー降りってやつね。




【この先、儘ならない状況のためキレイな絵を暫しご覧くださいm(_ _)m】















∧( 'Θ' )∧


∧( 'Θ' )∧




そんなこんなの狭くて急な登山道を泥水が流れ落ちるなか、ひたすら歩き続けてどうやら北岳への稜線に出たのであった(・Д・)ノ




3000m級!圧巻のスペクタクル~~!!




しかし、雨は一向に降り止まず……。
オマケに稜線でてさえ、何処までもこんな感じに激しい上りね。。。この岩が、ラスボスってか!?



で、歩きはじめて延々5時間、、、。




『YOU WIN!!!』


……てな、戦勝ムードは全く見られず、あたり一面ずぶ濡れで無言の人々ばかり。。。。
オマケにまだ2時すぎだというのに、気温も10度あるか?ないか?で、かなり寒い( ̄(工) ̄)

なんだかさ、、、間違って標高差1500m北岳徒競走に参加しちゃったみたいな(・ω・)?

あっ、ゴールといっても山のてっぺんにではなく、本日泊まる標高3000mの北岳肩ノ小屋に着いたってはなしですからね~(・Д・)ノ




しかし、、、


今回ワタシのツレは一体どこ行っちまったのだろう。。。(´・_・`)??
そろそろ、携帯もつながりそうだし…。


Mく~ん~~!?
いるなら返事をしておくれ~~~~( ̄Д ̄)ノ



そして、続く。。。






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ふたたびの分水嶺を歩く(奥多摩の山歩き)

2014-04-27 | 山(その他)
分水嶺。。。

先日覚えたこの言葉。
なぜかワタシって、ひとつ知らないことを覚えると続けてツッコミたくなるのですっ。

そんな分水嶺を、前回は、ご近所の小さな川で歩いてみたわけですが、「嶺」というからには、やはり大きなスケールでアクティブに歩いてみたくなりました。

で、今回は東京の2大水系、多摩川、荒川の分水嶺に当たる尾根に乗って、
荒川水系の源流から多摩川水系の集落までを通しで歩いてみることにします。



まずは、東青梅駅から上成木行きの都バスに乗り、終点を目指します。
にしても、都バスが奥多摩の山の中を走っているのもなんだか面白いですねー❗️



終点までは、ワタシを含めて3人のみ。。
どうやらお二人はトレランの方のようですね。



川に沿った道沿いは、ずいぶん立派なお宅が見られます。



どうやら、この成木という土地は古くから良質な石灰が産出され、江戸城、二条城などの白壁にも使われていたとか…。
そんな歴史の背景が、今尚道行く風景に反映されているようですね。



そして、この成木川は、荒川水系入間川の支流で、一級河川❗️
さすが、分水嶺から直系の川だけあります。。



にしても、山里の春はやっぱ良いな。。



まるでセットのように整然とした美しい集落を離れて、いよいよ名坂峠へ続く山路に入っていきます。



入るや否や、東京都水道局の取水所がありました👀
なんだか初っ端から、分水嶺への、いざない感がでてますねー❗️



沢沿いのこの道は思ったよりも足元に優しい道です。。



しっかりした鉄橋もいくつか越えて、途中、寄り道をして升ヶ滝も見物します。



滝への分岐周辺の沢の流れ。。。



う~ん。。。この水が行く方、荒川から海へと流れていくのか…。



大きな岩も現れました。
こーいうのも山歩きの良いアクセントだったりします。



どんどん沢を詰めていくと、秘境感が漂ってきました。




そろそろ沢から尾根に上がる頃か?と思われるなか、石積が沢のなかに現れました。


どうやら、ワサビ棚のようですね。
丹沢でも、死んだようなワサビ田は見たことありますが、こんなに立派な棚田を見るのは初めてです。
これも分水嶺の賜物ですね❗️



ワサビ棚を左手に、尾根に通じる道はしっかりと続いています。


昔々は成木集落と峠を越えた尾根向こうの大丹波集落間で、人やものの往き来が盛んだったことが、感じられる道なんでしょうね。。
そんなことを考えながら、辛い山道の歩を進めています🐾



いよいよ、谷の水も途絶えて雪渓が残る先の新緑まぶしい経路をジグザグと上がり切れば、、



名坂峠に着きました👏

この尾根が埼玉と東京の境界線っ。
大きな分水嶺にとうとう乗りました❗️



右へ向かえば荒川へ~左は多摩川へ~
水の往く定めは分水嶺任せなの〜🎵




分水嶺はリョウブなどの美しい自然林が見られる気持ちの良い尾根でした❗️



見下ろせば、多摩川の支流が流れる大丹波の家々が並んでいますね。。
最後はあそこまで降りると思うとちょっと憂鬱だな、、💧




春霞のなか連なる奥多摩の山々。。
富士山もチョコっとだけ見えています。
はるばる来た感がありますね❗️



アセビと山ツツジが交互に続く痩せた箇所もあり、なかなか変化に富んだ楽しい尾根です。



とはいえ、アップダウンはなかなかでして💦、体力がわりと要る尾根なのも間違いない❗️



黒山を過ぎて、植林の続くキツイ斜面を登りきった先が目指す山のてっぺんなのですっ。



やっと視界が開けました❗️




ここが、標高969mの棒ノ折山なのね。。
広いな。。。




本日はほとんど人に会わなかったのに、皆さんここまでどっから降って湧いてきたのか❓ってくらいに、大賑わいの山でした。

しかも、「いい山だね~!来てよかったね~!」と、あちこちから聞こえてきます。
これだけ、皆々から褒めてもらえば、幸せな山だろうよ。。
棒ノ折山は。。。うんうん。。。



最後は急斜面の植林を下降して、沢を辿って大丹波の集落へと。。。

分水嶺を跨いだこちら側は、荒川水系から多摩川水系に変わり、この沢の水も多摩川へと続く、産まれたてなんですね❗️



やっと地上に降りてきました。
百軒茶屋のキャンプ場から見上げれば、遥か上には、さっきまで歩いていた分水嶺が見えています。


なんとか1時前には清東橋バス停に到着することができました。。
忙しないのは、次のバスが4時過ぎだから❗️なんですよーっ笑


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裏高尾・小下沢林道から堂所山へ

2014-01-03 | 山(その他)
新年最初の山歩きは……。





ここからですよ~!


で、高尾から小仏行きのバスに乗り込み「日影」バス停からの出発。帰途もこれまた「日影」バス停。
~そうよワタシは~日影のおんな~~~( ̄Д ̄)ノ




そして昨夏、涼を求めて歩いた裏高尾の小下沢林道に入ります。
このあたり、「鉄ちゃん」には格好の撮影スポットかもしれません。
思わずワタシもパチリっ。





で、道を進めばありました!
またもや昨夏とおんなじ「このヒト注意」って!?




しかし、厳冬の林道はやっぱ寒いし、虫の一匹も出てきやしませんよ…。
おまけに道もこんなに真っ白でした。






景信山への分岐を横目に、そのままゲートを抜けて小下沢林道を先へと進みます。
ここから先は、今回ワタシも初めてなのですよ(・ω・)













にしても、小下沢林道はこのようにずっと面白い表情の岩石が幾重にも続くので、ホント見ていて飽きません。
どっかにアンモナイトの化石がないかしらん?と、真剣に探しながらひたすら山側ばかり見ていると……。





実は反対側にも風情ある小滝があったり、、、




高い岩壁に囲まれた渓谷が出てきたり、、、





ここって実は、かなり面白い道だったのですね~!



そんな、一歩進んで二歩下がる~~ような歩き方をしていたため、時間ばかりがずいぶん過ぎ去り、気がつけばもう正午近くに。





仰げば送電鉄塔が。
北高尾山陵から高尾陣馬の稜線をつなぐあれか……。




……。(・ω・)






で、名残惜しいがそろそろ林道歩きはおしまいにして、鉄塔巡視路から北高尾山陵に出ることに。
そのままどんどん植林を上がっていくのであった( ̄Д ̄)ノ





最後の急斜を上がって、アバンギャルド感満載!の鉄塔下を抜けて、、、。





一昨年はなんと!3回も歩いてしまった、あの北高尾山陵に再びワタシ戻ってきてしまいましたよ~!




しかし、、、




続くは続くは、アップアンドダウン!

今回は八王子城山からの全ルート制覇ではなく、弱気な途中参戦とはいえど、やはりこの道は紛れもなく、胸突き八丁のスーパーマリオ!な道なのでした~!




そんななかでも、




途中、このコースで唯一奥多摩の遠望がきく箇所がありまして、そこでホッと一息ついたりして。。。






堂所山頂上手前の小広い道では、周囲が3m近くありそうな、コナラらしき切り株をこのコース歩き4回めにして初めて見つけました!
やっぱ、余裕のない山歩きって損だわ、、、。

いまは見渡す限り植林だらけの山だけど、この切り株を見ていると、かつての木々の姿が伺えるような気がしましたね。




そんなこんなの3時間。。。
やっと堂所山に到着しましたよ~。

しかし、お正月大賑わいの山々からほんの少し離れているだけでこんなに違うのか……というくらいにこのお山、とっても静かです。。。




今日は堂所山まで~( ̄Д ̄)ノ


このまま、早足で巻いて巻いて~~小仏まで降りてそのまま日影バス停へ。

時刻は2時前。
どうやら早めのバスに乗り込むことができました(=^ェ^=)




(・◇・)




実はワタシ、このところ足が悪いんですよ。
で、病院では先生からもう無理な歩きはしてはいけない、と言われまして……。
しかし「無理な歩き」といわれても、どこまでが無理で、無理じゃないか……正直サッパリ(´・ω・`)?
なわけでして。。。
まっ、とにかく今年狙っていた劔岳は無理な範疇なのかな……?



M~くん、アタシャ北ア行って、一緒に三歩になりたかったよぉ~~!!








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雲取山登山捕遺

2014-01-01 | 山(その他)
つい先日と思いきや、あれからすでにひと月。。



『山は雲取、酒は双鴨』


これってまさにそのひと月前に雲取山から下山した麓の鴨沢バス停裏で偶然見つけた廃屋の看板なんですが、まるで映画の撮影セットのような佇まいですよね❗️


で、最初てっきり『双鶴』とばかり思っていたものの、よくよく見ればこれ、『双鴨』(そうかも)って書いてあります。
カモ、、という事は、鴨沢の鴨を取って名付けられた地元のお酒なんでしょうか。。

澤乃井なら知ってるけれど、はたして『双鴨』なんてお酒あったかな🤔

と、気になりまして、ちょっと調べてみると、このお酒について、或る地酒屋さんのご主人が書いたとっても興味深いブログを見つけちゃいました💡


どうやらその方も看板がきっかけのようでして、4回シリーズの貴重な話を一気に読ませていただくと、やはり、『双鴨』は昭和40年代に地元の酒造家が廃業してしまい、いまは幻となった日本酒だったのでした。

その酒造店は鴨沢の地で室町時代から続く大変立派なお屋敷だったらしく、かつてはあのバス停並びにあったそうです。

そこで、再度あの廃屋(どうやら食堂だったようですが)にハナシを戻せば、双鴨がつくられなくなったのが昭和40年後半だとすると、その頃からずっと掲げられているあの看板って、、

もしかして今ではかなり貴重『そうかも』‼️



…とつまらないダジャレとともに、ひとり納得したわけなのでした。

(もし、ワタシのように通りすがりにあの看板が気になった方がいらっしゃれば、是非ブログ記事をご一読下さい!双鴨、酒で探せばすぐ見つかりますよ~。ホント、面白いですっ)

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三条の湯から雲取山へ(奥多摩の山歩き)

2013-09-21 | 山(その他)
そして、奥多摩秘境の湯宿にて夜も更けゆき、今宵はまさに美しい中秋の名月……。



そんな風情ある夜のひとり寝で、何故か(・ω・)?
ワタシめちゃくちゃ嫌な夢をみちゃいましたよ。

以前勤めていた会社の社長に電話横で、ギャーギャー喚かれながら仕事をする可哀想なワタシの夢を……。




ナゼここにアレが……。 ( ̄(工) ̄)





気を取り直して快晴の翌朝6時。お部屋は14度。。。
ちなみにワタシは服をきたまま毛布三枚かけて寝てましたね。


そして、朝飯に鱒と海苔と卵かけごはんをたらふくいただき、涼しげな目元の宿の管理人のお兄さんに挨拶を済ませてから出発しましたよ。






登りはじめは宿の裏手の沢を渡り、その上を進むのですが、、、初っぱなっからかなりの急斜面で、いきなり嫌気がさしておうちに帰りたくなるワタシ。
朝6時台からなんで?ってかんじ?




朝も早よから身体を駆使して、一気に300mもキツイ斜面を上がりきり、初めてスカッと感のある場所に到着しました。
ここからは、尾根際を辿る比較的穏やかな登りに。。。




たしかに所々荒れた箇所はあるものの、昨日に比べれば安心したもんです。




にしても、かなり高度感ある谷間を行くのでよそ見は禁物ね。




歩き始めて1時間半ほどで、本日目指すおやまが姿を表しました!





宿から2時間経過。やっと雲取山の稜線が左手にみえてきました。

やはり、見上げる空が青いと俄然やる気がでてきますねっ。
もう、ここまで来ればおうちに帰りたくはなくなりましたよ~~!





雲取山直下の三条ダルミに到着しました。時刻は朝の8時半。




うわっ!昨日からずっと低い目線でひたすら歩き続けていたせいか、この圧巻にビックリなのですっ!


しばし、休憩後、、、
さて、最後の200m!行きますか~!!





コツコツコツコツ……(無言)





おっ(・ω・)あれがラストか!?






どうやら到着の様子!





おめでとうございます!(自分にいってる)
ここが百名山、東京最高峰「雲取山」2017.1mのてっぺんか……。




現在、朝の9時過ぎ。

よくよく見れば、、、なんと((((・○・))))))!!
この雄大なおやまに、ちっぽけなワタシたったひとりしかいませんよ!!

で、思わず一番高い岩の上に仁王立ちしちゃいました。

まさに、
“世界征服ダッダッダダッダ、インベーダー~~”

の気分?




そんな勝ち誇ったワタシの派手な紫色したズボンにキアゲハが花と間違えて寄ってきました。
ふ~ん。。。こんな高くともコイツはいるのね……。




そして、名残惜しいがバス時間に間に合わせるため、ここでチャンピオンの座を明け渡して(っていつからだよっ!?)降りることに。。。





明るい稜線を辿り、鴨沢バス停に向けてひたすら尾根を南下していきます。




正面に見えるは、七ツ石山。
もう、完全に帰りたいモードのワタシは巻きまきします。




鴨沢バス停まで真っ直ぐ約1500m標高差のあるこの尾根は、、、

丹沢の大倉尾根のように単調な植林だらけの辛い道かと思いきや、ブナをはじめ、たくさんの広葉樹のなか、途中渓谷も辿りながら気分よく歩ける、足に優しい道でした。




そして、3時間程で鴨沢の麓に到着。1時台の奥多摩行きバスに十分に間に合いました。






最後、バス停裏手の廃屋に掲げられた看板には、



「山は雲取、酒は双鴨」




う~ん……なんかコレ深いような?(´・ω・`)






これにて、お仕舞い!






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天平尾根から 三条の湯へ (奥多摩の山歩き)

2013-09-20 | 山(その他)

昨日からワタシにしては珍しく一泊の山小屋泊まりでお出かけをしてきました。

出発は先日の川苔山に続き、またもや奥多摩駅から。。
西鴨沢行きのバスで終点までまずは向かいます。




下車後、しばらく丹波方向に車道を歩いて、右手に見えてきた尾根が本日目指す尾根❗️
天平尾根(でんでいろおね)ですね👀

このタダモノじゃないネーミングに、どんな所か?となんだか今からワクワクです。




親川バス停近くの登山口からいよいよ尾根へ。。

しばらくは踏みならされた道を進んでいましたが、この先の時間を短縮するために今回は尾根を端から直登してみることにしました。





登りはじめはむちゃくちゃ急斜面ですね。。





とはいえ、広葉樹の広がる明るい尾根です。




しばらくすると傾斜が緩み、どんどん広くなってきました。




1118Pを過ぎたあたりでは大きなブナも登場します。




やがて、赤松林が続くようになると、赤テープを発見っ👀

おそらくこのあたりで麓からの登山道と合流するのでしょうが、あまりに広くてどこがその分岐かは全然わかりません。
正直、ここは下りで使いたくないですね。。




赤松の次はどこまでも広がる落葉松林へ入っていきます。
歩き始めてやっとここで道標が登場しました。めちゃ手作りだけどっ笑


まわりを見渡す限りヒトは当然、生き物の気配さえ全くありません。
そろそろなんか面白いもの出てこいよ~!
(その後、2匹の猿🐒🐒にだけ会いいました😆)





果てしなく広い「デンデイロ尾根」の落葉松林。。。。





登りはじめて2時間経過……⏰
やっと丹波天平のピーク直下のブナの大木まで辿りつきました💧💧

その後、急登を避けてピークまでは左に巻きながら登っていくことにします。




どうやら標高1342.9mの丹波天平に到着したようですねー❗️

……が、ここってなんだか代々木公園みたいな❓❓
あまりに広すぎててっぺんらしさが感じられず、やけに不思議な山です。




だから、お次に向かうサオウラ峠への道標が指す方を見ても、、👀





道なき道でなんだか方向感がブレそうだし、、💧





一応、方向を確かめて、、落葉松林に沿って進んでいきます。

相変わらずここまで出会ったのは2匹の猿のみ。。
ここが奥多摩の最奥だと改めて実感させられます。








サオウラ峠が近くなるとブナが目立つ広葉樹の森が再び現れました。

あらためて、この天平尾根は歩き進むにつれて移りゆく景色の変化がはっきりしているので、飽きることが全くありません。




そして、やけに明るいサオウラ峠に到着しました。
やっぱりここもやたらと広い峠です。。




今日のワタシのお宿の三条の湯はあっちですねー🐾

どうやらサオウラ峠から三条の湯までは、深い谷沿いのトラバース道を辿り2時間らしい。。
まだまだ先ですね😑





進んでまもなく、大きなコナラが迎えてくれました。
奥多摩の最奥部はやはり巨木の天国だったのだ‼️








個性的なナラやカエデ類の巨木を楽しみながらゆっくりトラバース道を辿っていると、、





ありゃっ💦💦

先日の台風のせいですかっ⁉️
いきなり行く手を倒木が遮っていますっ。
で、ここは慎重に上から巻いていくことに。。





お次もかっ⁉️

ここは大きく崩落しているため上からは危険なので、下から慎重に巻いていくことにしました。。。
とにかく、ヒトもめったに通らない場所でもあり、このルートは大雨のあとは要注意の場所かもしれませんね。


こうして、予想外の災難続きでなけなしのエネルギーをすっかり使い尽くしてヘロヘロ状態に…😓



だから、やっと宿の赤い屋根が見えたときは、よっしゃー😆‼️と思わず声が出てしまいましたっ笑



バス降りて延々5時間半。。
ホントやれやれですよね😓

……にしても、しばらくはサオウラ峠から三条の湯へのコースは避けたほうがいいと思います。
宿の方には状況画像と合わせて細かに伝えておきましたから、近くそれなりに対処して下さるかとは思いますが。。





とうとう三条の湯に着きました。
やっとヒトに会えるー😭





そのあとは何はともあれ❗️とにかく温泉っ♨️♨️



さて明日は東京最高峰の雲取山に向かいますっ🐾


続く。。。

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百尋ノ滝から川苔山へ~真夏の奥多摩山歩き

2013-08-19 | 山(その他)
まっ、タイトルの通り(・◇・)
本日も沢沿いの林道歩きを楽しんできました。。。。と、いっても楽しかったのは前半だけだったかな…。




朝8時の奥多摩駅。今日は人も少なくとても静かです。
ちなみにワタシここ、初めて降りました。。。


そして、駅前からバスに乗りこみます。。




鍾乳洞行きのバスで、「川乗橋」下車。
同じくバスを降りたのは5~6人くらいだったでしょうか…。
そこから川乗林道に入ります。
…と、まずはゲート際のお地蔵さまにご挨拶をしました。




林道にはいればいきなり右手は高度感のある渓谷ですよ!
これはこの先が楽しみですね~~!!






































…と、林道から百尋ノ滝までのハイライトはこんな感じでしょうか?


どうやらこのロックガーデンは、御岳山のとは遥かにスケールが違いました!
だから、あんまり見入って辺りにのめり込み過ぎると、ワタシのように標識を見落として沢を詰めてしまいそうになったり、、、右手がスパッと切り立った道を踏み外しそうになったりしますからね~~(・Д・)ノ




百尋ノ滝を過ぎれば、いきなりの急登に。




人間の本性は、いつなんどきでもアンビバレンスだ…ということか?(・ω・)
奥多摩にもこんな奥が深い山の訓示が貼ってありました。



谷底を行く、広くわかりにくい箇所には…。




ケルンが積んでありました。う~ん…迷宮のロックガーデンなのです。。。。




ロック!な堰堤をいくつも通り過ぎていきます。




変化のある深い谷間の道を辿り続けて、最後の登りをこなせば、やっとその先に分岐の道標が見えてきました。




マルバダケブキの花が咲く川苔山の明るい稜線。。。
今までの陰影かかった深い緑色の世界から一変、そのギャップにワタシ少し眩暈がしそうです。。。
あっ、単に強い陽射しにクラついただけでした(・Д・)




う~ん。。。山頂へのアプローチはなかなか絵になります。




そして、明るい路の先…。




とうとう山頂に到着しました(^◇^)
バス停から約3時間でしょうか。。。
残念ながら山頂をひとり独占することはできませんでしたけどねっ。
本日は他に3人かな…?





正面に見える雲取山の山頂は雲のなかでしたが、見晴らしはとってもよかったですよ(=^ェ^=)





…で、下りは赤杭尾根を辿って古里駅まで戻ることに。





誰れもいません…。




ホントだぁ~れもいません。。。




ムカついてくるくらいに、面白い生き物さえ一匹も出てきやしません!!




挙句、尾根を離れて古里駅への分岐からの植林の急な斜面は、ザレているうえに、かなり崩落していましたね。





そして、川苔山から2時間ほどで、古里の集落まで下りてきました。
どうやら、あまりにも赤杭尾根が面白くなかったため、相当早足で歩いたようです。



しかし、山あいの集落とはいえ、下界は暑い……( ̄(工) ̄)

ちなみに沢から川苔山まではだいたい21度くらいだったかな?
暑いとはいえ、なかなか快適な山歩きでしたよ。
あっ、赤杭尾根は別だけどさ。。。





最後に、合計5時間半の今日のコースを…。
このコース、山旅ロガーの測定では13.9km。登りが900m、下りが1000m程の標高差がありました。
やっぱり、赤杭尾根は要注意なのです。

奥多摩駅~川乗橋バス停~川乗林道~百尋の滝~川苔山~赤杭尾根~古里駅








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裏高尾・夏の林道歩き

2013-08-06 | 山(その他)
暑いし怠いし食欲もないし。。。



とはいえど、せっかくの休みにウチでバテていても仕方がないので、ウチからアクセスのいい高尾山に出かけてみました☀️

今回は裏高尾のバス停から楽しいぐるり一周林道歩き!
夏の林道散歩って、先日の雨の大岳山で歩いてみて、これが意外にも楽しかったのですよ。
これって丹沢歩きの場合、考えつかない選択なんだよな。。。




そして、出発は高尾駅から小仏行のバスに乗り、日影バス停で下車。
旧街道先から木下沢林道に入ります。





おっ、またもや本日も夏の雨が。。。
林道の場合、傘を差しながら歩けるのも安心なのです。。




この木下沢林道には幾つかの散策コースもあるらしく、ここは「沢ぞいの道」…。



ここは「いざないの道」と表示があります。

…がどこも全く、「入ろー!」という気にはならず、いざない感はゼロですな😑




先日の大岳林道も然り、道と沢のレベルに高低差が少ないと林道歩きの楽しさが倍増しますよね!



このヒト注意❗️




…ところで、そろそろなにか生き物がでて来てもいい頃じゃないかな🙁


と、思う矢先、、、




おっ!いましたいましたっ👀
目の前をミヤマカワトンボが横切っていきました!
先日の大岳山ではキレイな青いメタリックボディの雄にお目にかかりましたが、今回は少し地味な雌のようです。

…ってあまりに遠くから過ぎて全く見えませんよね?

残念ですが、ワタシのようにフツーのデジカメで虫を撮ろうとする場合、決してこっちから撮ろう!と思わずに向こうから来ていただくのを待つしかないのです😓


とはいうものの、ジッと待つこと10分⏰






撮れました‼️
今回は運良くズームなしでここまで来てもらえたようです✨






気をよくして林道の先から景信山目指して登っていきま~す🐾




けっこうコレ見かけました👀
マムシ草の実です。





そして、時折雨が降る谷沿いの登山道を上り詰めて、自然林と植林に挟まれた景信山の東尾根に合流しました。





稜線沿いの足元の茂みからやたらとヒグラシが飛び出してきます。
こいつは胴体が短いからメスかな?





そのまま景信山頂上へ。
時刻は朝10時…
この広い頂上にワタシしか見えません。





今日の丹沢の山々は厚い雨雲のなか。。



そして、小仏峠から城山へ。。。🐾




城山からは日影バス停方向へと日影沢林道を降りて行くことにします。

道端では葉っぱの裏に黒いモコモコを発見👀




うわっ!これシロヒトリの幼虫ですよね💧
たしか、コイツって毒はないような…?
って、もちろん触らないですよ~。




どんどん降りていきます。
珍しく人影はありませんね。。




この日影沢林道は、時期になると昆虫や植物目当てにたくさんの人が来ることで有名な場所。
特に生きた化石、ムカシトンボが飛ぶ春ごろは、網をもった人もいるんだとか😕





黒いアゲハは何種類も見ましたが、向こう様からなかなか来てはもらえず、唯一、白い紋が特徴の大きなモンキアゲハだけアップで撮ることができました❗️





日影沢林道沿いのニリンソウ群生地は立ち入りが禁止されています。






木下沢林道~景信山~城山~日影沢林道と、延々と続く林道歩きを5時間半かけて日影バス停に辿り着きました。

どうやら、バスはついさっきいってしまったらしく、あと1時間は来ないようです…😓





で、その先のバス停まで歩き、豆腐屋でおからドーナツを買って向かいのベンチでひと休み。。




最後は高尾駅に隣接したカフェでまたまたひと休み。。。



やっぱ、夏の山歩きは楽しくて余裕がなきゃねっ😉



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