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お山にお宮がたちました

宗像大社 神宝館

宗像大社にある神宝館。
玄界灘に浮かぶ沖ノ島。
三女神の一柱、タギリヒメが祀られているという沖津宮があります。


沖ノ島にある沖津宮ですが、いつもは神職さんが交代でお支えしているようです。
十日交替で島に常駐する神職であっても、必ず着衣を全て脱いで海に浸かり心身を清める禊をしなければ、島内に入ることは許されず、1600年もの間、沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきました。

その沖ノ島の宝物が展示されているので、是非みてみたいと思いました。





全てが美しいと思いました。
最近、古代祭祀に使われていたという糸魚川翡翠の何とも言えない勾玉の美しさに心を惹かれています。持ってませんが。。。
光る石、ラピュタを想像します。











時が流れ、時代は移り変わり、祈りを捧げる人の思いは、昔に比べると今は劣っているのかもしれませんが、太古の人達の神仏への祈りはどんな感じだったんだろうと、心を馳せてみます。








立派な狛犬ですよね。
1201年奉納というから、感動です。。




そして剣。




目に飛び込んできた、こちらの本を神宝館内の売店にて買ってきました。
宗像大社、沖津宮の写真集です。

沖津宮は女性は足を踏み入れることができない禁足の島です。
男性は神職でなくても、年に一回だけ選ばれた人だけ訪れることができるようですが、女性は、絶対行くことができません。
だから、写真集で眺めて想像することにしました。
手付かずの自然がキラキラと輝いてみえます。



この写真集ですが、写真家の感性が溢れていて、静と動、明と暗が表現されていて素晴らしい本です。

帰ってからのこと。。
姪っ子に、写真集をみせたのですが、表紙を見るなり、この本の中に行かなければいけない神社があると話し、何も知らないままページを次々開きました。

私もまだ写真集をよく見ていない時だったので、ここは沖津宮だから禁足で行けないよと話すと、最後の方に出てきた中津宮をさして、ここだよと話しました。
ここに家族で行かなきゃいけない。。と話すのです。
写真集の最後に中津宮と辺津宮が少しだけ紹介されていました。

中津宮は大島にあって、この後にお詣りした神社です。
辺津宮はこの神宝館のある本島にあります。この写真集の中では、最後に少しだけ載っているこの中津宮と辺津宮だけ訪れる事ができるのです。

これには私も驚きました。
姪っ子は感性が研ぎ澄まされていて、そういう事が直感でわかるようで、魂を磨いてそういう感性を人の役に立てれば良いのになと思いました。

大島へ続く。



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