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お山にお宮がたちました

お山の神様と神社仏閣めぐり

白鷺に見守られて

2021-02-28 08:39:00 | 田舎の神様のこと

誠さんがユンボに乗って道を切り拓いている写真や動画を琴さんが送ってくれた。毎日でも見に行きたいけど仕事があるからそれはできない。飛んで行きたい気持ちを抑えて道づくりはお任せしていた。

琴さんの娘さんがユンボを乗る資格を取ったとのことで初乗りはここでしたら良いと道づくりを手伝ってくれているみたい。頼もしい。

あまりに大掛かりなので村の人もびっくりしているようだ。こっそり母と2人だけでお祀りしようとはじめた事が気が付いたら村中を巻き込んでしまった。

今日は、白鷺が飛んで来てずっと木の上から見守ってくれていたと琴さんが見に行けない私に写真を送ってくれた。母に琴さんから貰った白鷺が木にとまって見下ろしている写真を見せたら、田舎で白鷺なんて見たことないのにありがたくて涙が出ると言って泣いていた。


烏帽子

2021-02-27 08:54:00 | 田舎の神様のこと

私は神社が理由もなく好きだ。神様が視えるわけでも声が聴こえるわけでもないのに、次から次へ行きたくなる神社が出てくる。そして、その神社の御祭神を調べて神代の時代の神様の繋がりを想像する。神様のことを覚えきれていないので神様図鑑が私の手に届くところにいつもある。私は大自然に鎮まる神様が特に好きだ。

空海さんが見たであろう室戸岬の海は激しく、優しい足摺岬の海とは全然違う。

洞窟前の海辺には烏帽子岩という神主さんの帽子のような岩があり綺麗だったので散策してみた。お山の神様も烏帽子を被っているのかしらと室戸岬でみた烏帽子岩を思い出しながら想像している。

室戸の海は男海といった感じで力強さを感じた。烏帽子岩はダイアモンドダストのようにキラキラ光っていて美しく空海さんがみたであろう海を私は同じ場所から眺めていた。

田舎のお山の近くにお大師さんを祀っているところがあると母がいう。その話を聞いて、なるほど、3年前からゆっくりお山の神様をきちんとする下準備を私の魂がしていたのかなと後になってわかった。


空海さんを想う

2021-02-26 08:13:00 | 神社仏閣詣り

今から3年ほど前のこと。急に空海さんが気になって気になって、どうしても室戸岬に行かなきゃと思って一人で運転して行った事があります。

市内から往復5時間。空海さんが見たであろう景色を何故か私も見たくなって、空海さんに金星が入ってきたという洞窟に一人で入って洞窟から外をみてみました。





何故、こんなに空海さんが気になるのか行けば答えが出るかもしれないと思って行ってはみたのだけれど、結局その時は何もわからなかったです。



青年大師像の後ろで横たわるお釈迦様の銅像のところから空海さんを眺めて空海さんを想ってみたりしました。

行きの車では空海さんの生涯をYouTubeの音声だけ聴きながら向かい、そして、生きながらに仏になる、つまり即身成仏について考えてみました。

私には自分でもよくわからないけど行かなきゃと思い導かれるように神仏のもとに足を運ぶことがあるります。だけどその時に答えは出なくて、神仏のところに行くので、きっと魂が欲しているんだろうと思う事にしています。


霊芝

2021-02-25 08:15:00 | 田舎の神様のこと

誠さんが仲間と測量したり杭を打ったりしている間に琴さんと琴さんの娘さんと私で隣の恵比寿様の御神木があるところに行った。

琴さんがここは長年人の手が入っていないのになんてお洒落なところなんだろうと言った。マイナスイオンに包まれて本当に気持ちがいい。ここに辿り着くまでの道を歩きやすく綺麗にしたら良いねと言ってくれた。昔、花屋さんで仕事をしていたからか花や木に詳しい。私はどんどん前を向いて山頂だけをめがけて進んでいたけど、琴さんは愛らしくてゆっくりゆっくり周りの木々を見ながらこれは何の木かしらと歩いてくる。

先に山頂に着いて琴さんを待っていると、ゆっくりやってきて途中にサルノコシカケがあったねと教えてくれた。あんなに沢山生えているの見たことないと言う。私はサルノコシカケというキノコがある事も知らなかった。霊芝であり、ガンに効くともいう。あんなに沢山はなかなかないよと教えてくれた。

御神木に手を合わしマイナスイオンに包まれ山頂で少しだけゆっくりして、帰りにこれがサルノコシカケだよと教えてもらった。こんな神々しいキノコがあるなんて、自生しているキノコも違うこの山は霊山に違いないと思った。


鳥居になりたい木

2021-02-24 08:24:00 | 田舎の神様のこと

いよいよ、山に道をつくるための杭を打ちに行く日になった。母は行かず私だけご一緒することになっていたので誠さんと琴さんの車に便乗させてもらうことにした。一緒に行くのは今年になって3回目。車で色々な話をした。

山で鳥居になる木を選んでいる時、あの山の神社の鳥居に私がなりたい、僕がなりたいと色んな木が私に言ってくる感じがしたと琴さんが笑って話してくれた。もし私が木だったら神様の地の鳥居に選んで欲しいと思うし、木にとって鳥居に選ばれるのは大出世なのかもしれないよねと言って二人で大笑いした。

琴さんは何て可愛い人なんだろうと思った。世話好きでお姉さんのようで情深く愛らしい。

いよいよ道づくりが始まる。楽しみでワクワクがとまらない。絶対鳥居をあげると決めてはいたけど実現には3年くらいはかかると思っていた。それなのに祠を上げてからたった3ヶ月でここまできた。神様の後押しに感謝します。