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お山にお宮がたちました

9月お詣り 鳥居がたちました

お山に神様がいらっしゃる事を知って、居ても立っても居られない気持ちから始めた自分達での道づくりと祠建立。その後、その真心が渦になりお宮が建ち、今年になって砂利を入れ、やっと鳥居建立まで辿り着きました。

はじめて、お山の神様のことを知って、泣きそうな気持ちで謝りに行ってからもう5年くらいになります。

誠の心で神様に謝りなさいといわれ、誠とは如何なる心かと自分なりに追い求めて謝りに行ったのが2019年11月。

あれから多くの人の力を借りて、やっとここまできて、神社復興をやり切った感があります。

そして、しみじみと、感謝の念が湧き上がり、こうして復興にかかわらせていただいたことは、とても有難い事だったんだと心から思いました。

高知市内で育ち、草刈り一つしたことのない人間が、大きな山に向き合い、自然に向き合い、神様とは如何なる存在であるかを教えていただいている気がしています。

神様は自然そのものであり、ありとあらゆる生命に、多くの恵を日々与え続けてくれている存在だということに気付かせていただきました。

神様に何も望むことはせず、ただただこうして命をいただいて、生かされている事が有難い事なんだと、そんなことを思います。

この5年の間に、父が亡くなり、母が病になり、色んなことがありました。
何があっても、これからの人生、ありのままを、なすがままに淡々と受け入れていかなければいけないと思っています。

日々の生活で、私の心には、いつもその中心に神様がいてくれ、心の支えになってくれています。

そして、この日、鳥居が建ち、最後の最後に、二柱の神様に大変失礼なことをしていると教えてくださった耳の神様(龍神様と教えていただきました)の石の祠を、金毘羅様の横に据えることが出来ました。

奥ゆかしい耳の神様は、ずっと金毘羅様と恵比寿様に人間がしてしまった不敬に対して、長い間心を痛め、何とか私達人間にその事を伝えねばと思っていてくださったのです。

そのお優しい耳の神様を、金毘羅様の横で、これからお祀りさせていただくことにします。
鳥居が建ち、二柱の神様の復興が全てが終わってからと言わんばかりの最後の最後に、石の祠がたちました。

歩くことが難しくなった母も、これなら体調の良い日にお詣りできます。
母はずっと耳の神様をここに祀らねばと気にかけていました。

勿論、元々あった耳の神様のところもお詣りします。。

耳の神様、教えてくださり、導いてくださりありがとうございました。

鳥居建立の動画をつくりました。是非ご覧ください。




コメント一覧

@tokinosekimori-kitaiwahara さん

ありがとうございます。
母が子供の頃、60年以上昔、確かにここに神社があり、遠くからバスに乗り、人がお参りに来ていたようです。

金毘羅さん、恵比寿さんが、それぞれ連なる山に祀られており、かなりの年配の方は覚えておいででした。土俵もあって、子供達が奉納相撲をしていたとか。

歩いて山に上がって、そのお宮をお祀りするのが大変だからと、母が子供の頃、神様を山の麓に降ろし、お宮も何もかも無くしてしまい、人の参拝を途絶えさせてしまった事に、原因があります。

神様は人間都合で降りるような事はなく、ずっとこの地に鎮座しておりました。
この二柱の神様をお護りするように、隣の低い山に、耳の神様という龍神様がいらっしゃり、その神様が、ある方を通じて、二柱の神様に大変失礼な事をしていると教えてくださり、謝りに行ったのが、今からおよそ5年前になります。

それから、元のお宮があった場所に辿り着けるよう、今の車の通れる道ではない、手作りの道を母と二人でつくり、77段の階段をつけ、そこから頂上に歩いて上がり、荒地になっていた宮の地を、手作業で一年がかりで綺麗にし、担いで小さな祠を上げた事に始まります。

今の車道はなく、手作業での開拓からのスタートでしたので、まだまだ荒地だったのですが、何とか祠を担いで上げたのが今からおよそ4年前になります。

それから、奇跡の復興が始まり、人の善意が広がり、山に車が通れる道がつき、祠を担いで上がった、昔お宮があったこの地に、善意のお宮がたちました。
このブログを始めた頃は祠がたっており、『お山に祠がたちました』からのスタートでした。笑

そして、5年の年月をかけて、砂利を入れたりして、やっと先日、鳥居が出来、最後に耳の神様の石の祠をたてました。

色んなことがありましたが、誰がみても神社らしくなったと、嬉しくて感慨深く感じ、自分で言うのも変なのですが、やりきったと思います。

これからは、復興ではなく維持管理していきます。多くの人の真心がつまった、この奇跡の地を大切にしなければいけないと感じています。

ただただ、ここに神様がいらっしるとの想いだけで、母と二人で、自分達だけでも良いからお祀りしようと始めた事です。
高知市内から2時間かかり、月に一回くらいしか行けなくて、この神社の神様に笑っていただきたい、その思いだけでこの5年歩んで来ました。
 
そして、やっと神社らしく、耳の神様の祠もたて、これでだいたい、復興できたのではないかと思います。

5年の間に、神様を感じることが何度もあり、その有り難さに、ただただお宮の復興にたずさわれたことに心から感謝しています。

コメントありがとうございました。
tokinosekimori-kitaiwahara
私は一年少し前から読ませていただいておりますが、誠の心の結果としての今の姿に、心よりお喜び申しあげます。
ちよっと気になって、2021年からのブログを少し読ませていただきました。
5年前からはじまったことだったんですね。
@sue2006 さん

ありがとうございます。
はじめて、お山の神様のことを知って、もうすぐ5年になります。

思い立って、書きなさいと言われたかの如く慣れないブログを始めました。
誰も知らないような早い段階から、ずっとこのブログを応援し続けてくださってありがとうございます。

今回鳥居ができて、完全に神社になったな、これで誰が来てもここは神社だとわかってくれる場所になったなと思います。
本当に美しい聖地です。高知に来られることがありましたら、いつでもご案内しますよ。

鳥居がたって、今とても感慨深いです。
この日も朝から夕方まで一日中、草刈りを含め、色々な作業をしていたので、疲れ果てたのですが、翌日になって、じわじわとやり切ったなという感情が込み上げて来ました。

そして、最後に耳の神様の石の祠を置いたのですが、それも耳の神様が自分は最後で良いからと、全部が終わるまでサポートして導いてくださったのではないかと気付き、その奥ゆかしさに感動してました。

私は駒になって、ただ動かされているだけなので、後で気付かされる事ばかりなのですが、本当に神様ありがとうございますという気持ちしかないです。

大自然相手なので、まだまだ、手を入れていかないといけないですが、最初の頃の草がぼうぼうの写真や、祠だけの写真を眺めては、よくここまで来たなと、正直感動しています。

神様って凄いなと思います。
これからも、記録として、お山の神様の事を綴っていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

コメントありがとうございました。
sue2006
和さーん

動画見ました!
これまでのご苦労をずっとブログで拝見させていただいていましたので、
とても感慨深いです。

神様たちがとても喜んでいらっしゃるのが動画から伝わってきましたよ。
感動〜、感動🥹

きらきらと輝いていらっしゃる神様、作業に関わる皆様、
幸多きこと、
遠く千葉からお祝い申し上げます。
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