今朝の読売新聞東葛版
千葉県が新年度実施する県内の農林水産物の放射性物質検査計画について
市町村の担当職員を集めて説明したそうですが
原木シイタケなど、原発事故から2年過ぎた今でも
国の基準値を超えている品目の検査は厳しくする、とのこと
あれ?
原木シイタケ、って乾燥シイタケのことかな?
もし乾燥シイタケのことを言っているなら
これは原発事故前から、放射線量が高い食品だから
厳しくしても無駄なことだと思うけど…
以下の図は、理科大の小島周二先生にいただいた資料で
もちろん、原発事故前に作成されたものですが
「食品に含まれる自然放射能(放射性カリウム)」
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干しシイタケは原発事故が起きる前から
1kg当たり500ベクレル以上の放射線量があります
お茶の葉も同じ
原発事故後、シイタケと茶葉は放射線量が高いということで大騒ぎになったけど
もともと干して軽い食品だから、1kg当たりの放射線量は高く出てしまうんですよね
千葉県が「放射線量が高い」と言っている食品は
本当に原発由来の物なんでしょうかね?
その辺のところをきちんと調べないと
とんでもない風評被害ですよね
こういうことって、放射線の専門家ならみんな知ってることだと思うけど
そういった専門家の意見を聞いた上での措置なのかしら?
ん…なんだか、色々無駄なことをやっているようで
ちょっと心配になる私です