おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

嘘を報道するテレビ朝日

2020-05-08 13:35:16 | 日本人が知っておくべきこと

サンゴKY捏造事件」といい「従軍慰安婦捏造報道」といい
福島原発事故を扱った「プロメテウスの罠」のインチキ報道といい
朝日新聞やテレビ朝日は今までいくつもの嘘報道を繰り返していますが

今回もまた、とんでもない偽情報を報道していたようです

韓国製の新型コロナウィルスPCR検査キットを日本に買わせたいから
PCR検査を増やせ、増やせ、と言っているという噂ですけど
どうなんでしょうね


>> 澁谷 泰介さんのfacebook

本日テレビ朝日の朝のニュース番組グッド!モーニングで
私がコロナウイルス診療に関してインタビューされたものが放送されました。

昨日の朝、テレビ朝日の方から取材の依頼が来て、
夕方にzoomを用いたリモートでの取材という形で依頼を受けました。

取材の依頼内容としましては、コロナウイルスへの
ヨーロッパ と日本の対応に関して現場の生の声を聞きたいとのことでしたので、
専門家でないので一医療従事者の声としてしか答えられません
とお断りした上で取材に応じさせていただきました。

が、編集で取材内容とはかなり異なった報道をされてしまい、
放送を見て正直愕然としました。

取材では、ヨーロッパ での感染状況に関して、
私がベルギーから日本に戻ってきてコロナウイルスに関する診療をするに至った経緯、
帰国時に感じた日本の診療体制に関する率直な意見、
また日本で再度働き始めて1ヶ月ほど経って現場はどう変わったか、
現在の現場の様子、日本のPCR検査への対応に関して、
現在医療現場で必要とされているもの、最後に一言、
という感じで40分程度質問に答える形で進んでいきました。

その中でも、PCR検査に関してはこれから検査数をどんどん増やすべきだ
というコメントが欲しかったようで繰り返しコメントを求められましたが、
私は今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない
とその都度コメントさせていただきました。

確かに潤沢な検査をこなせる体制というのは
本当に必要な方に対してはもちろん必要です。
ただ、無作為な大規模検査は現場としては全く必要としていない事を
コメントさせていただきましたが完全にカットされていましました。
(※大規模検査が必要ない理由に関しては、調べていただければ
感染症や公衆衛生の専門家の方々の意見などたくさん出てきます)

カットだけならまだいいのですが、僕がヨーロッパ 帰りということで、
欧州でのPCR検査は日本よりかなり多い(日本はかなり遅れている)
といった論調のなかで僕のインタビュー映像が使用されて
次のコメンテーターの方の映像に変わっていき、
だからPCR検査を大至急増やすべきだ!というメッセージの一部として
僕の映像が編集され真逆の意見として見えるように放送されてしまい
とても悲しくなりました。

また、現場の生の声として、
物資の手配と医療従事者への金銭面や精神面での補助に関しても
強調してコメントさせていただきましたが
そちらも全てカットされてしまいました。

物資の手配に関してはたくさんのコメンテーターの方が
繰り返し言っているのでまだいいのですが、
最前線への医療従事者の方には危険手当のような補助がないと続かない
ということは強く言わせてもらったつもりです。

家族などへウイルス感染を持ち込んでしまうことを恐れて
1人病院に泊まったり、病院の近くにホテルやマンションを借りて
自主的に隔離をしているスタッフも知っています(もちろん自腹です)。

愛する家族子供とも会えずに、
身体的精神的な負担だけでも計り知れないのに、
金銭面な負担までのし掛かるのは本当に残酷でしかありません。

医療者のプロフェッショナルとしての気概だけで
現場を回すのには限界があると思い、そういった部分に行政などから
サポートを入れて欲しいと強くコメントさせていただきましたが、
全てカットになってしまい本当に悲しい限りです。

忙しい最前線の医療スタッフは
取材に応じる時間も気持ちの余裕も全くないです。
僕はたまたま非常勤として働いており時間があったので
現場の生の声を多くの方に知ってもらえればと思い
取材に応じさせてもらいましたが、
実際には生の声すら全く届けることは出来ず不甲斐ない気持ちです。

メディアの強い論調は視聴者に強く響き不安を煽ります。
情報が過剰な現在で、どうか正しい知識と情報が
みなさんに行き渡って欲しいと切に思いました。

正しく伝えるって難しいですね、、、。

 
コメント
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