足が21.5cmの小さな私ですが
だからと言って生きていくうえでの不自由は無く(笑)
実は足がメチャメチャ早くて、徒競走は負け知らずだったんですよね
まぁ、ホントは小学校1年の時、背が高く物凄く足の速い女の子がいて
その子と走った時にちっちゃい私はその子に1m以上差をつけられて
負けてしまったんだけど
5年生の時に背が伸びた私は、その子とまた一緒に走る機会があって
そうしたらその女の子は少し太ってしまって、私は楽々勝つことが出来たのです
その後はズ~ッと負け知らずなので、誰にも負けたことがない
ということでもいいですよね
足が速くて良かった、という一番の思い出は高校3年の時でした
私の高校では6月に学年対抗の体育祭があり、日曜多摩川グラウンドで行われ
高3は大学受験用模擬試験と重なるため自由参加でしたが
私は「高校最後の思い出」と気合を入れて体育祭に参加しました
徒競走やリレーには出場しなかったけど、
「棒取り」という女子全員参加の団体競技に出場した時の話です
グラウンドの真ん中に5m位の大きな棒を10本程並べて寝かせておき
敵味方両端に分かれた女子が合図と共に棒を取りに行き
綱引きのように大勢で引っ張り合いながら
自分の陣地に何本持ってきたかを競うという
女を捨てた(笑)壮絶な学年対抗のゲームなのですが
1-2年の時はみんなでワッショイワッショイ言いながら
普通に引っ張って闘っていました
でも3年になった時、ふと考えて
『もしかして一番に走って行けば棒を自分だけで持って来れるかも…
』
と思い、合図のピストルの音と共に思いっきり走ったら
誰も棒に触っていなかったため、
なんなく私一人で一本手に入れることが出来て、
長~~~い棒を持つなり取って返して
グラウンドの真ん中に向かって走って来る味方の女子の波を
縫うように自分の陣地に戻り、後はハァハァ言いながら
みんなの闘うのを見ていられたのです
ん~、我ながら頭イイ~、と自画自賛
でも「○○○さん(私のあだ名)、見てないでもう一回行けぇ~!」と男子に怒られて
『あ、そうか
』と慌ててみんなの棒引きの仲間に加わって
ワッショイワッショイと引っ張ったのですが…(笑)
私の貴重な1本の効果も大きく、対1年戦も対2年戦も勝利!
と素晴らしい結果を残せたのです
ま、別に私の1本が無くても勝てるほどの結果だったんですけどね(笑)
でもあの時はホント、面白かったなぁ
その走り出した瞬間の必死の顔の写真が卒業アルバムに残っていて
見つけたときはびっくりだったのですが
今考えると残ってて嬉しかった写真です
というわけで、足がどんなに小さくても
走ることも、飛び跳ねることも、何の不自由も無く過ごした
私の楽しい思い出話でした