信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

都会について

2007年05月28日 22時48分21秒 |  日記
先週に引き続き、用事があり東京へ出かけた。
高速バスに乗り、双葉Pあたりまでは山々の景色がきれいで、外をしっかり見つめているがその後は睡魔に襲われ、気が付くと新宿の西口付近まで来ていた。バスを降りてから、西口地下ををJRに向かって歩くが
まあ!この間、わたしにぶつかって来たヒトが3人。別によそ見をしているわけではないが、この3人がなぜか若い女性。私の子供より若い年代とみた。思い切りぶつかっても知らん顔でさっさと姿が見えなくなる。何をそんなに急いでいるっと怒りたい。
痛くてジーンとしている腕をかばいながら歩くが、さすが3人目で腹が立ち、なんていう街だ!若いジョシはおばさん相手にまるで敵のようにぶつかり、闊歩していく。
用件の先は御茶ノ水のJ病院。
長らく慣れ親しんだ建物なので、迷うこともなく、目的地へ向かうが、それでも少しずつあちこち変化が見える。ここは田舎の病院と違い、全館禁煙になっている。又、感染症対策も完璧に近い。清潔そのもの。

帰りは又新宿から高速バスの最終便に乗り、原村へ戻ってきた。
到着が深夜の零時になった。
バス停で降りると真っ暗だが、周囲の森の香りがした。
思わず深呼吸したが、この香りがたまらなく、心が震える。
数ヶ月前まで都会で暮らしていた自分がこうして離れてみると色々見えてくる。
都会で暮らすには何枚も厚い衣をまとって自分を守る習慣が出来、それでうまく行っているが、田舎へ来てはそうは行かない。結構早くそのまとった防具を一枚一枚、事あるごとに剥いで行き、素に近い自分で暮らしている。それを引き換えに心地よい毎日がやって来る。

しかしその素の部分で都会へ行くとがっくり疲れて帰ってくる。
まだ2ヶ月しか経っていないよ~。怜怜怜

行って来て良かったと思う何かが欲しかったが・・・・・無理か。