信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

目が釘付けになる

2015年03月26日 21時41分39秒 | Weblog
やっと家の周囲の土手の枯れ草を焼く日が来た。
田園地帯なので土手の草を焼き虫除けにもなり、農家は次々と天気の良い風のない日は張り切り
あちらこちらから煙が上がっている。
未だ居住2年目の新米は火をつけること自体恐怖で少しでも風があれば避けて、
結局周囲の土手は皆真っ黒になりいよいよやらざるを得なくなった。

何とか仕事を終えたところに近所の友人と立ち話になった。
女同士の会話は次々と話題が変わるが、お墓の話になった。

先日ある俳優が同じ年齢の友達と飲むと、病気やお墓、薄くなった髪の毛や入れ歯の話に
なってつまらないと嘆いていたが、気にかかることは年齢が進むにつれ同じなのであろう。
友人と、最近はお墓を作らず散骨や樹木葬とかが流行で私たちもそうしようか・・・・
南の方の海に撒いて貰おうかなどと話した。
もうこの辺でもお寺さんではお墓の土地が無いそうで、そうなるとロッカ-式かとか話は弾んだ。
体中煙臭くなり、昼食に家に入った。
テレビでは日曜日に録画した久米書店のタイトルで何とタイミングの良いことか。

あなたのお墓は誰が守るのか
桝野俊明 PHP研究所出版





鶴見の徳雄山建功寺の18代目の住職で、多摩美大教授、庭園デザイナーとしても多方面で活躍し
2006年に世界が尊敬する日本人100人に選出された。
画面から見る限り高貴な容姿で著書の解説に入った。

ポイントは3点。
1.間違いだらけのお墓探し 毎年日本人のお墓参りは統計上80%でありそのうち男性が65%、女性が
  35%で男性の方が墓詣りは多いそうだ。
  最近は少子高齢化で田舎のお墓は無縁仏が増えているそうだ。
  足しげくお墓参りをする場所を選びなさいというが都会ではもうお墓選びは不可能になった。
  ロッカー式は墓地と違い建物の寿命があり孫達の先までは保障が無い。

2.終活は寿命を延ばす
  自分の将来は50代や60代の体力、知力、行動力のあるうちに決めていずれと思って80くらいになって体も衰え
  記憶力も無くなった頃にお墓の話では気も滅入ってしまう。
  やることがなくなってしまったヒトは寿命が長くはできないそうだ。
  元気なうちに先のことを決めてスッキリとして、後はいきいきと好きな生活をしなさいと言う。

3.住職、世界を行く

最近、自分の定命(じょうみょう)も気にかかり出した。気になりながら
未だ早いか、とすぐに蓋をしてしまう。子供たちはもっと言い出せないであろう。
ええい面倒だ! 散骨にしようと考える。
けれど住職は自分の存在を思い出してもらう場所はお墓で、魂のしまい場所でもある。
孫たちに思い出してもらう場所が散骨ではどこにも無い。
と聞くと、そうか、今可愛がっている孫におばあちゃんに会いに来てくれる場所が
欲しいと思った。

番組中のお話は胸に来るものばかりで、これはじっくりと読まねばならぬ。
書店に注文したら、好評で売り切れ、取り寄せになるという。

目を背けていたものにいよいよ正面から向き合う年齢になった。



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音楽の力

2015年03月23日 20時06分47秒 | Weblog
先週から急激に気温が上がり、本当に春が来たのかと疑いの心も小さくなった。
しかしこの住んでいる地域は伊那谷の地形の影響か風が強い。
住宅のある場所でも高低差により風がない場所との差が大きい。
我が家は前面が田園地帯でその先は中央アルプスで見通しが良いため、お陰で風の通りがよいことが
住み始めて初めて理解できた。

景色が良いのと、風が強いのとどちらを取るか?
既に選ぶ選択肢もないが、住めば都だろう。

やっと土の温度も上がり周囲の田んぼでは野焼きが始まり、田を起こし、肥料を施す景色が
見られるようになった。
冬の間休みになっていた茅葺倶楽部のコンサ-トも3月になり開催された。
お寺が会場であり、お彼岸のお中日で大丈夫かと案じたが、案内状が届き、和太鼓と篠笛ので
元気が出る催しだ。

松本を中心に5人のメンバ-で活動している若者たちだ。
楽譜もないのにどのように練習しているのか、見当もつかず数種の和太鼓を全身で打ち鳴らし
全身汗びっしょりだ。











近くで見るのでお腹の底に響く太鼓の音は春の始まりを告げるにはぴったりで、やる気をもらって帰ってきた。
コンサ-トの後の合唱は普段歌うこともない貧弱になった喉に活を与え、下手でも大声で歌えるので
一人暮らしの身には有り難い。
歌っている最中は、おばあちゃんは音痴だねぇとマゴに語るムスメの声も遠ざかる。

お寺の庭にはクロッカスの花が咲き、あと半月もすれば高遠のコヒガンサクラも満開の時期を迎えるのであろうか。





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散々な目に会い。

2015年03月15日 22時04分51秒 | Weblog
伊那に移住したが、眼科と歯科だけはこれまでの主治医にお世話になっている。
何もわざわざと言われるが、これだけは頑固に守り続けている。

眼科は1月に受診が済んだが歯科は半年毎の約束が守れていない。
東京の夏は暑いし、そうこうしている内に犬のヘルニアで長時間の外出が不可能になり
都合3回の予約をキャンセルし、間が空き1年1ヵ月後に受診した。

自分の誕生日の3月11日は東北大震災の追悼の日となった。
しかも午後の3時に生まれたそうなのでそ津波が来た2時47分
には黙祷をし辛い気持ちを抱えたままであるので誕生日おめでとうとは永遠にお別れする羽目になった。
翌12日の朝早く車で中央高速バスに乗るべくバス乗り場に向かった。

1年ぶりの乗車なので前日停留所と車の駐車場を確認し、朝の6時40分に家を出発した。
通常10分くらいでバスに乗り込めるのでその頭で7時15分は楽勝だと思った。
しかし悪夢はそこから始まった。
横殴りの雪と大渋滞で到底バス停まで到着するには40分以上かかると思われ諦めざるを得ない。

チケットはバス2本遅らせて乗れることになったが、キャンセルの手続きと新たなチケットの購入で
離れた場所にあるバスセンターまで行かざるを得ず、渋滞の中じりじりしながら駆け込み、1時間半後
伊那インターのバス停で乗車した。
この時点でもうやけくそだ
案の定バスは予定から渋滞で30分遅れで到着した。

乗れただけましだと思ったが、中央道では永福を過ぎて又ずるずる渋滞。
新宿には12時過ぎに着いた。

日本橋の歯科の主治医は都合をつけて丁寧に診察をして頂き、朝ごはんと昼ごはんを抜き
3時には伊那に戻る予約のバスに乗り込んだ。

都営新宿線の往復をし、気ぜわしい東京の勤め人の間をすり抜け急ぎ足で歩き
メトロに乗るがこの1年の間に乗車券は大幅に値上げし、電車内では目の前の席では
大半の人がスマホしか見ておらず、相変わらずの景色だ。

何が車内で起きようと他人を気にかけない行動のため、誰かが倒れても知らん顔と言うのは
そうなのだと納得する。
東京は暖かかった。新宿ではサンシュの黄色い花が満開だった。
歯科では横殴りの雪が朝降っていたといってもセンセイはぴんと来ない様子。

いつもは高速バスの往復はぐっすり寝ているのだがバス乗り遅れの一連で神経が
逆立ち眠れず、周りの乗客の沈没している姿を見ながら夜7時過ぎ伊那に戻ってきた。

散々な一日だった。
東京はもっと楽しむ時間のために行かなくては・・・・・
こりずに出直しだ。


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ウオーキング道路を追加

2015年03月06日 11時28分05秒 | Weblog
伊那は南アルプスと中央アルプスに挟まれた谷になるので風が強い。
霧も流れるし水もきれいなのでマッサンのようなウイスキーの醸造には条件も良く
隣町の宮田村にはウイスキーの工場がある。
しかし風が強いので晴れた日も外の作業は真っ先に風の有無を気にかけるようになった。

マゴを日中預かるようになり、月齢とともに歩くようになったら外歩きが増えた。
マゴは天気など気にかけるはずもなくすぐに裸足で脱走する。

寒くても隙を見ては散歩をする。
これは修行だと思えば耐えられないこともない。
自分は帽子やダウン、手袋で身を固めるがマゴは縛り付けられるのが大嫌いで
やっとの事でジャケットだけは着せられるが、帽子は怒りの的。

寒中でもとっとと外を歩き小さな手が紫色になっているではないか。
靴下を交換する時に両小指にしもやけが出来ていた。
少しずつ気温も上がり、硬い雪も解け、外歩きがますます増えてきた。
ひょんなことから車で5分くらいの南アルプスが源流の三峰川という大きな川の傍に
サイクリング道路があり、ウオーキングやジョギング専用に整備されている道路を知り
1周10キロ以上あるようで川沿いの堰堤にはコヒガンザクラの並木も続き風情豊かだ。

試しに昨日マゴと一緒に出かけてみたが、ウオーキング道路はお昼時で人も少なく晴れ晴れと
歩くが、マゴは好奇心旺盛で道路で座り込む時間が長く先に進まない。
昼ごはんを持ちベンチで食べさせ、やっと併設されている児童遊具のある公園に辿り着いたら
もうそれから夢中・・・・・
滑り台が気に入り、何度も抱えて登ったり滑ったり、これも修行だ。
帰らないと泣くマゴを抱きかかえて車に載せ、約4時間も遊びやっと帰宅できた。

道路はクッションが良く転んでも怪我の心配がなく、不安材料は減ることになる。
今度は一人でウオーキングをして1周に挑戦しよう。

伊那に移住して歩く時間が増え、骨粗鬆症には格好の運動になる。
往復では人にも会い、挨拶したり話をしたり、良い場所を見つけたものだ。









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