信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

大変だぁ

2012年08月29日 23時05分17秒 | Weblog


庭のコスモス

夕方帰宅してから犬を連れて散歩をした。
最近、この原村から引っ越していくのが段々現実的に近づいてきているので
散歩しているときに何だか感傷的になる。
ああこの場所は引っ越してきた時に毎日感動したなあとか、この土地と同じような景色は
もう見れないのかとか意外と最近は後ろ向きの気持ちだ。

など考えながら歩いていたら、可愛い犬だねえとすれ違ったおばあさんに声をかけられた。
畑からの帰りなのだろう。
車の後ろに野菜を乗せて降りてきた。
見慣れない人だけどこに住んでいるのかとか聞かれ
色々話しているうちに、野菜を上げるから持って行けと野菜を持たされた。
キャベツやピーマン、きゅうり、インゲンマメなどどっさりビニール袋に入れてくれた。
私の家を知っていると、今度玄関の前に置いていくからと何とご親切に。
散歩なんかやめて持って帰れと言われたが犬が可哀想で重たい野菜を抱えて
犬を2匹引っ張って大汗かいて腕がしびれながら家にたどり着いた。
またもや笠子地蔵のように玄関に野菜が置いてある相手が増えてきた。

犬の散歩の時に畑にいる農家の人から声をかけられ野菜を上げると言われることが良くある。
原村の人はなんといい人なんだろう。
犬を連れていなければこういうことにはならないが、引っ越してしまったらこういう
話もなくなってしまうだろうと寂しくなる。

歳をとってから住む土地を替えるのはプラスもマイナスも同時に発生する。
など考えていたらニュースでは南海トラフ巨大地震の発生で長野県も南部はその被害を受けるそうだ。
32万人の死者が予測され飯田や伊那は500人の死者が出るそうだ。
東日本大震災の170倍の被害だそうだが、原村を離れるのが果たして吉になるか凶と出るか
神のみぞ知る。

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やっと夏休み

2012年08月27日 22時03分38秒 | Weblog
秋風が吹き今夜は外へ出たら寒い!
などと書けば凄まじい数の人を敵に回すだろう。
草陰からコオロギのなく声が聞こえ、昼間の暑さなど感じられない。
昨日は出勤だったが今日は休暇を取り、やらねばならない作業を片付ける。
銀行や役場など通常の日には行くことができずたまった用事がある。

夏は忙しかった。たった一日だが、自分のためにも使う時間を確保した。
先日ムスメと映画を観たばかりだが、今度は
隣町の映画館で30日までの期間限定でしかも午前中だけ。
映画を観る。

井上靖原作 わが母の記
とっくに都会では4月にロードショーとなったが、やっと来てくれた。






 
泣けた、泣けた。
老いて失われていく母親の記憶の最後に残ったのが幼いときに捨てられたと恨んでいた
息子への愛だった。
樹木希林の演技が老いていくとともに記憶を失っていくさまを見事に演じている。
4年前に亡くなった実家の母親が同じような壊れ方をしており、私をわからなくなった。

現実と記憶障害の世界との間でまるでなりきっての樹木希林はふんわりとした演技と
細かい描写とで自分にも当時の母親を思い出させてくれた。
だんだん細かい動作や顔つきが母親に嫌だと思っていても似てきている。
ああ私も父や母のいる向こうの世界に近づいていっているのだろうなと思うが
映画の中では同じようにそれも指摘されている。

この年になったからこそ生きてきた過去の日々が意味を持って心の中に迫ってくる
時間が増えてきた。
良い映画は自分の奥深い誰にも話せない思いをあぶりだしてくれるきっかけとなるのに違いないと想う。



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災害シュミレーション

2012年08月27日 00時03分53秒 | Weblog
日曜日の本日、病院の災害訓練のため1日出勤となった。
毎年これで病院は8回目というが、昨年の東日本大震災からそれに沿った訓練を行うようになった。
自分の職場から火事が出て、消火訓練と避難訓練を合わせておこないその後病院で
消防や救急車や高度救急隊員も加わり職員上げての訓練がお昼まで続く。
看護学生はギプスを巻かれたり顔や手足に血のりをつけたメイクを施し、松葉杖を付きストレッチャーに寝かされ
迫真の演技で参加している。
当然大災害を前提に訓練されるので、救急車で運ばれた傷病者は緊張しながら赤、黄、緑、黒のブースに分かれトリアージされ処置が行われる。





電話は錯綜し、事務員はPCにデーターを入力で追いつかない。
いやはや、実際はもっと大変な場面になるが、総合評価では数が多くて忘れてしまうほどの
膨大な量の反省点が上がった。
午後からは、石巻赤十字病院の外科の医師の石井正先生が昨年に引き続き石巻の災害救助の実際を1年間でまとめ
何100枚ものスライドで説明をして苦難の日々を知ることができた。
それを見ると今日の避難訓練は大いに甘いと思わざるを得ない。
今日の訓練は石巻の何千分の一にも足りない。

避難所めぐりや重なる死体に接するような予測はしていないから実際は地獄の現場となる。
それでも訓練はしなければならない。
疲れたなどという言葉はタブーだ。
病院上げての入院患者さんも居ながら職員団結での訓練は気合が入る。
災害は必ずやってくるが合い言葉になった。
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犬が病気に

2012年08月26日 23時20分21秒 | Weblog
7月、突然東京で働いていた時の友人が諏訪の職場へ訪ねて来た。
驚きながらも色々と話をし、また逢いましょうと別れたが、その時一番記憶に残っていたのが
彼女が飼っている我が家と同じ犬種の病気の話だった。
ミニチュアダックスフントで12歳だががんの手術をしたという。
それ以来気に掛かり、うちの犬たちもそうなったらどうしようと時々寝ているときに
体をひっくり返しては調べてみた。
と、先日ミルキィのお腹に今まで無かったイボのようなものを発見。
娘に話し早速一緒にお馴染みの動物病院へ車を走らせた。
残念、お盆で休みであり、気にかかることは先延ばしになった。
そこで今度はお盆休みでやってきた息子を捕まえ一緒に犬たちを2匹連れて
動物病院へ休み明けのところを急行で受診した。

常に人気ものの動物病院の先生なので順番取りが大変。
既に先客が待っており、順番待ちの間に犬を連れて近くを散歩させて時間稼ぎをする。
暑い時間のさなかで、犬たちは途中で舌をべろべろ出して、何気なくいつもなら
自分の先を行く犬の舌など詳しく見たことがないのに息子が連れている方はよく見えてしまった。
あらっ何か出来ている…。
舌の両側にブツブツと一杯何か出来ている。
急に心配になり、診察時間が来たときに突然ですがこんなものを発見しまして…と先生に訴えた。

とても丁寧に診察の結果、舌に出来た扁平上皮癌の疑いと歯の歯周病で歯石が高度で至急手術を勧められた。
本来診察を受ける方の犬はまあ様子を見ましょう、悪いものではなさそうと無罪放免になった。
それからは全身麻酔の手術に耐えれるか血液検査を行い、きゅうきょ23日の夜間に歯石除去と舌のブツブツ部分の予定が組まれた。

舌を切り取り、とろける糸で縫い合わせるという、人間だったら気絶後絶命だ。
23日1泊入院し、翌日の夕方引き取りに行った。
患畜は意外に元気で食事もして痛がっている様子もない。
きっと何がなんだかわからないのであろう。気の毒だ。
センセイが手術の結果を話してくれたが舌の裏側に更に一杯ブツブツが出来ており
これが悪性であったら手の施しようがありませんと説明してくれた。
採った細胞は病理組織検査に出して1週間かかるという。

手術は終わって歯石も取ってピカピカの白い歯で戻ってきたが新たな悩みを抱えてしまった。
人間と違って犬には告知は出来ない。
みじかに居ながら口の中まで常に詳しく観察をすることができない。
下手をするとう~っとうなり噛まれる恐れがある。
犬は8歳を過ぎると急激に細胞の老化が進みがんが死因のトップだそうである。
毎日2匹とも元気なので何の憂えもなかったが、まさかのことは突然やってくるのである。


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お盆が終わる

2012年08月19日 23時20分17秒 | Weblog





今年のお盆休みはカレンダー通りで、15日のみ諏訪湖の花火大会のため勤務は休みになった。
泊まり客が来ているので同僚が一日だけ勤務を変わってくれた。
世間は休みだがサービス業は大忙しで、年間の重要な収入を稼ぐ時期でもある。

昨日から子供たちが集まり、静かな家が賑やかに、食事もきちんと美味しいものを作り、
皆で食べるとやはり美味しいわねぇと言いながらよくしゃべった。
今年は例年に比べ本当に色々な出来事が続き、変化に富んだ年になっている。

こうして海外に飛び散っていた家族が原村に集まり、涼しい気候の中で、畑で採れた美味しい野菜を食べ
日頃のストレスを各々発散させてまた日常生活に戻っていく。
これは小さな幸せなのだろう。
季節は移り秋の気配を感じるようになった。
9月になれば寂しさや秋の草花が咲き、短い秋の日々を感じながら冬の訪れを待つようになる。

先刻、渋滞を避けて夜遅くムスコが神奈川に戻っていった。
赤いテールランプを見送りながら、夏の恒例行事が終わりまた明日から平常勤務に戻り
もう3月の誕生日から半年も経つことを想う。

60才を過ぎてからの1年は何て早く過ぎていくのだろうと思わざるを得ない。
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第64回諏訪湖まつり

2012年08月16日 23時58分28秒 | Weblog
8月15日の終戦記念日の日、黙祷と共に始まる諏訪湖花火大会の日がやってきた。
毎年、花火を見に行くようになりこれで何回目か。

諏訪に来てから子供たちが皆海外赴任で、一人で見に来た回もある。
当日のお天気が一番大事で長い一日の間に天候が変わるのでハラハラものである。
昨年の新作花火大会の日は台風で、大雨だったが奇跡的に花火が始まり雨が止み観客一同
多分感動したはずである。

今回も天候不順で雨が降ったり止んだりしていたが、夜7時の打ち上げ開始と共に
空は晴れてきた。
打ち上げる花火は4万発、観客は50万人と発表されたが相変わらず昼過ぎから諏訪湖に通じる道路は
渋滞が始まった。
遠い駐車場に車を置きムスメたち夫婦とムスコと4人で諏訪湖を目指して長い道のりを歩いた。
この日は往復で1万歩以上歩くが、群衆にまぎれてダラダラと歩くのが毎年恒例である。
今回はムスメ夫婦の結婚のお祝いのご寄付の花火大会で、初デビューのムスメは神妙である。

毎年ながら競作花火は進化し、打ち上げと共に轟くお腹に響く大きな音で気分はどんどん盛り上がっていく。
やっぱりこれだけは欠かせない。
来年も来なくては…・と心の中で早くも決心しながら夜空を見上げている自分がいる。

   

    
   
   

   

不思議なことにこれだけ大勢の観客がこの時間帯に心を一つにして夜空を見つめている、
そのことに感動するのである。
煙火師の1年間のご苦労に感謝し、またこの1年間の出来事を思い出し、通常にない心の奥を
覗く時間にもなる。

  
 
  

どうぞ来年も無事悪いことが身内にも、世の中にも起きませんようにと祈り、
花火のナイヤガラの最後の火が消えると共に祈るのが毎年の常である。
諏訪湖の花火の見ものはこれだけは外せない、水上スターマインで湖上から打ち上げられる半月の花火が両脇から
真ん中に近づいて一つになるこの豪快さは諏訪ならでのもの。

     

     

今年の花火も素晴らしかった。湖から打ち上げられた花火は周囲の山々にぶつかりどどーんとお腹に響いた。

     
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お盆

2012年08月12日 23時11分52秒 | Weblog


世間ではお盆休みで9連休や海外脱出で成田空港は混雑などのニュースを聞くが、我が職場は休みなし。
あーあ…普通に休日か。
と言いながら土曜日は一日かけて畑と花壇の手入れに専念する。
地面が見えないほどの雑草がびっしりとわずか1週間で生い茂り、鎌を持っての戦いだ。
キレイになるのがはっきりしているので遣り甲斐はあるが果てしない作業であり、広い範囲に及ぶので
考え事をしながらまるで修行僧のような時間を過ごす。

最近の自分はいろいろな出来事に巻き込まれ、どうあったら良いのかニュートラルな考えが持てず
さ迷っていた。
そこへもって気質や職業、年齢などが噛み合いいよいよ自分らしさがわからなくなっていた。
けれど草取りという単純作業で自分と向き合うといい反省時間になり、自分なりの解決策が見つかるものである。
畑では暑い乾燥した気候にも関わらず、こだま西瓜は数えたら14個もなっているし、トマトは鈴なり、
元気に育っている。
じゃが芋も何とか掘り起こし、雨で腐らずうまく育ったと気分が良かった。

 
 
ニゲラという珍しい種ができる花が今年はこぼれ種から沢山花が咲き実を結んでいる。
それにしても変わった実生で自然はよくぞこのような形を作り上げるものと感心する。

   
     

ラベンダーは刈り取ってとても花付きが良かったので乾燥させるのに吊るした。


明日から世間はお盆で観光地の諏訪は混雑するし、15日は諏訪湖上花火大会が開催される。
それなのに気を引き締めてミスを出さないよう働かねばならないが、今年で最後の
勤務にもなるのでなんだか複雑な気分でもある。

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クールビズの犬たち

2012年08月05日 11時11分39秒 | Weblog
全身総ウールの犬たちはこの季節、エレガントな天然パーマの毛皮スタイルから変身する。
脚超短なダックスフントがゴールデンレトリバーの子供に変わるから面白い。

9歳と8歳のやや年よりじみてきたおじちゃん犬が、毛を刈ったとたん若返った。
引き取りに行ったらトリマーさんが若くなったでしょう?と笑った。

涼しげで、これまであら~ん、太ったんではないの?と言われ続けてきたみるきいも
毛を刈ったら小さくなって子供犬のようだ。
2匹とも天然パーマの美しい王子様の首周りから埋もれていた首が現れた。
ガーン、ずいぶんと長い首であったのだ。

涼しげで清潔、スッキリした彼らを見てこのまま冬もこのスタイルで通そうかと密かに思った。
けれどトリマー代は私のパーマ代を越えている。

  
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八ヶ岳薪能

2012年08月05日 10時23分45秒 | Weblog
8月3日、恒例の小淵沢にある身會岐神社での薪能へ。
勤務日であるが何とかこの日だけは午後から休暇を取って諏訪から小淵沢まで出かけていく。
チケットは完売となるのでかなり早くから知人にお願いして入手する。
この知人は私の信州に移住した時からのお付き合いであるが、得難い機会で今日まで至った。
1年に1回しかお会いする機会がないが、ずう~っとこの絆は断ちたくない貴重な方である。

もう22回にもなるが、これで5回目になる。昨年は大震災の鎮魂の奉納になった。
今年は豪華な舞台で昨年に引き続き観世流宗家と野村萬斎師の出演が叶った

午後3時半からの開場だが年々増えていく観客のため駐車場が満車となり早くいかねば
停める場所に困る。
女性客が圧倒的に多くしかも関東一円、関西ナンバーと周囲を見渡しても信州のナンバーは
あまり見当たらない。
夜8時過ぎに公演は終了するがこの車は泊まり客ばかりではあるまいが
楽しみにしている観客は大変多い。

今年は天候の不安もなく、じりじりと暑い日射しが射すうちに間もなく夕暮れがやってきて
蝉しぐれが聞こえて開演となった。
能舞台の前で神事の清祓いの儀から始まり、心は現世界から神様の世界へ移っていく。

    

能 俊寛
狂言 柑子
能 舟弁慶

と豪華な舞台が続く。
初めてここへ来て能を見たときは何がなんだか…経験のない世界に戸惑った。
今でも知識はないがと言って能の勉強を始めるわけでもなく、1年に1度の観客となる。
昨年伊那市の文化会館で能舞台を観たが、ロケーションの違いは大きく、神社の一角の中の
森の中、日本一の能舞台とうたうは肌に感じる幽玄の空気を感じさせられるからであろう。

ヨーロッパ旅行以来NHKの大河ドラマの平清盛を見ないようになってしまった。
今回の舞台は皆源平に関係する話で、もっと頑張って見続ければよかったかもしれない。
しかし能の世界にも次世代への踏襲は早くも前回あたりから見せ始めており、
幼い子供の果たす舞台に伝統芸能の荷の重さを感じる。

毎日オリンピックでのニュースに心は躍ろされているが、こうして日本古来の芸能の澄み切った時間に
身を清めさせられ、有り難い地域に住んでいることを感謝するのである。

    

満月の翌日であったが月明かりで帰りの八ヶ岳は涼しい光景となった。
来月は観月祭も行われる。
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身に入らないとき

2012年08月01日 23時12分34秒 | Weblog
最近に限らず勤務時間中隙間なく仕事に追われ、ああもうお昼ご飯?
ああもう5時?と言いながらの毎日。
帰宅してはすぐに庭の草花や暑さでしおれた野菜たちに水を撒く。
そうして夕暮れに犬たちの散歩を済ませるともう夕ご飯の支度に取り掛からねばならぬ。
この数日夕方になると空気がひんやりして夜になると窓を閉め、寝るときは夏掛けとタオルケットを
首までとっぷりとかける。
夜中に目が覚め肩と腕が冷えて冷たくなっているのに気づく。

寒い、涼しすぎる、おかしな陽気だ。
これから本格的な8月夏本番ではないか。

先ほど足を投げ出していたらふくらはぎがつった。
アイタタ…と何とか元に戻すがひんやりした空気で足が冷えていたのだ。
今夜は満月かな?
素晴らしく明るい月夜であるが空気が澄んでいるので月も高く何となく秋の気配を感じさせられる。
半袖、長袖毎日の洋服の調整がこまめにしなければならなく、少しもエコにならない。

何だか体の芯が疲れている。
こんな時はビデオで撮ったままの旅番組を見ると惹きつけられる。
2か月前に行ってきたばかりだが、運よく放送されているドイツ列車の旅やロマンチック街道、
スイスやカナダ、タイムリーに放送されている。
今夜はグランドキャニオンを見た。
旅行は全くタイミングよくその時にしかチャンスは訪れない。
行って良かったと思いつつ、その時その時は気持ちがいっぱいで
どの程度受け入れているのかわからない場面場面がこうして画面でみると
鮮やかに思い出す。
思い出は宝石のようなものだ。

 
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