信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

グランドキャニオン

2009年09月29日 21時37分25秒 | Weblog
9月19日(土)

グランドキャニオンは東西約446K(東京と岩手県の距離)に渡って延びる長大な渓谷である。
公園は、コロラド川を挟んで北側のノースリムと南のサウスリムに分けられ、がけの向かい合ったところにビレッジがある。
写真家にとってグランドキャニオンは、日の出前3時間と日没前3時間が勝負といわれているそうだ。
ロッキー山脈に降った雨は、山脈を走り、小さな流れが合流しやがて大きな力を持つ流れが生まれる。やがて流れは、長い年月をかけて赤い大地を削り、巨大な谷を作り上げた。峡谷は様々な表情を見せる。
一気に大きな輝きを見せる日の出。真っ赤に峡谷全体を染める夕暮れ。
日中、上空から見渡すどこまでも果てしなく続く色彩の変化に言葉を失い、黙って
大自然が作り出した歴史を想像するばかりである。

緊張して碌に眠れず、4時に目覚ましが鳴り、がばっと起きた。
まだ外は真っ暗で、空には星が無数に輝いている。
黙々と顔を洗い、化粧を済ませ、出掛ける準備を整える。
日の出は6時という。
ビレッジから真っ暗の道をビューポイントのヤババイポイントへ向かう。
100万ドルの早起きの得というが、続々と日の出を見る人々は集まり、対岸のノースリムから徐々に紫色から変わっていく空をじっと見守りながら歓声と共に朝日が姿を見せる瞬間まで長い時間だったが2度と見られない瞬間を眼の奥に焼き付けようと必死だった。




その後は空からの遊覧飛行でキャニオン全体を50分の飛行時間で半ば震え上がりながら、眼下に見渡せるという幸運の時間を過ごした。
キャニオンも東西南北からぐるりと回って行くとかなりその表情の変化の大きさがわかる。
文章にはとても表わせない。



  

ヤババイポイント、マーサポイント、デザートビューとそれぞれの違った場所からキャニオン全体を見るためにそれぞれの間を車で7,8キロくらい走りながら見て廻った。
コロラド川は赤い色の川であるが、場所によってグリーンの色に変わる場所もあるのが誠に不思議である。
年間500万人の観光客が訪れ、その姿に驚嘆するが、2億5000年万年前に隆起してコロラド川に浸食され続けて現在の姿が出来上がったが、言葉を失ったまま、午後からは次なる目的地のモニュメントバレーを目指し、3時間45分かかるというドライブへ向かったのである。

   


砂漠が続く中グランドキャニオンへ向かう

2009年09月28日 22時52分12秒 | Weblog
9月18日(金)

昨夜の遅い就寝から抜け出して、街の中を歩き、10:30からホテルパリスで人気ランチビュッフェの長蛇の列へ入る。



観光客は同じ思考回路らしい。
すばらしい料理が並ぶバイキング形式だが、待っている間に予定していた食事の量は
つつましい小食の日本人らしさで、元は取れなかった。

お腹一杯でもう歩けないと、帰りはタクシーでホテルに戻り、1階のカジノを通過し
次の予定地へと荷造りをする。
13:40 又来るからねぇ~とラスベガスを出発し、ハイウエイに乗った。
もう太陽は高くじりじりと暑い午後となっていた。

途中で、ルーズベルト時代にオアシスからラスベガスが開発されたというフーバーダムを通過する




あまりにも巨大なダムで底を覗き込む勇気もなく、焼け付く暑さに留まる時間も捨て、ひたすらグランドキャニオンへ向けて砂漠の荒野を走る続けることになった。
ムスコは延々と続く、蜃気楼の長い道を、まるで映画さながらのシーンを見るように運転し続ける。
後部席の女子は、疲れと寝不足で時々陽ざしが暑い!と叫んでは睡魔に引きずり込まれていく。






ラスベガスを出て約5時間、途中のウイリアムズの街のスーパーで食料品を買い込んだ。
外へ出たら、残念だが日没となり、予定していたグランドキャニオンの夕日を見る予定は夕闇の中に消えていった。

ユタ州とアリゾナ州の境に、レイクパウエルという巨大な人造湖がある。
ここを中心に半径230キロの円を描くと円の内部に8つの国立公園、16の国定公園が含まれる。
驚異の大自然と、先住民の歴史と文化に彩られたこの地域を、グランドサークルと呼び、アメリカでは大変ポピュラーな観光地となっている。
これからの数日をこのグランドサークルの一部ではあるがグランドキャニオンから
驚きの旅の始まりを計画してくれた息子夫婦たちに感謝しつつ、真っ暗闇のキャニオン国立公園の中のサウスリムに建っているヤバパイロッジへと迷いつつ到着した。
ナビはあっても広すぎるため役に立たず、暗い公園内をあっちこっち行ったり来たりしながら、気温が下がったまるで別世界のキャニオンへの夜へと誘われて行ったのである。

夕食後、ムスメからきつく、お達しがあり、明日の朝の日の出は絶対に欠かせない。
昨夜のような遅寝は無しで、起床は4時、6時半の日の出に向かって
車で出発するので準備万端えるようにと指示をもらう。
皆、ははぁ~とひたすら恐れ入り、追いてけぼりにならぬよう、各自銘々、目覚ましを用意して必死になった。
自信を持って起きれるかしら?
朝3時半に寝たのに翌日は4時起き・・・・・クレイジーな旅は続くのである。


不夜城ラスベガス

2009年09月27日 23時53分26秒 | Weblog
9月18日(金)

シカゴからラスベガスへ移動し、夜8時50分に到着した。
空港上空から見たラスベガスの町は光のまばゆい巨大な塊で、地球の歩き方でチョットかじった知識では想像もつかない。
次の予定地からは連たーでの移動になるので空港で借りた。
車はばかでかい体の人々が住む国だから車も大きい。
どこもハイウエイを走るので、大きい方が安全だが何故か選んだ車はトヨタ車。
シカゴまでの飛行機に酔い、そのまま体調整わず、ラスベガスの光の渦に別な酔いを覚える。
ホテルが林立し、いずれも3,000室から4,000室を越えるホテルが並ぶ。
どこの大富豪が建てたのだろう?
など質問にもならない問いを自分に繰り返すくらい、田舎から出てきた者にとってはまさにカルチャーショックだ。
ノースストリップという地域が一番見所でホテルも集中し、ショーも数限りない。
いったんホテルへ入った。
今回の旅行は子供たちが地域別に分担し、観光コースを選択し、ホテルの予約も済ませている。
ラスベガスは息子の担当で「遠くから来たハハのためにチョット豪華なホテルを予約した。
沢山あるのでどこを選んでいいのか、かなり苦労したよ」と言われ、既に
町並みの豪華さに脅えているハハは有り難く感謝した。

隣のイタリア系のホテルのベネチアン系のパラッゾに落ち着いたのが既に11時であった。
さあ町へ出かけようとなり、1階のカジノ(どのホテルも1階はカジノになっている)
を横目で見て時間がないから、噴水のバレエが名物の超高級リゾートのベッラッジオまで歩こうとなった。
車は渋滞で話にならないので町の中は歩くしかない。
あっちこっちを見ながらいざ、ベラッジオを目指すが、歩いても歩いても一向に
近づかない。
ホテルそのものがリゾート地なのでテーマパークの中を歩いているようなものである。



人の多さは東京の新宿どころではなく、やっとベラッジオに着いた時は既に12時を過ぎ噴水ショーは12時で終了していた。
最後に又、ラスベガスに戻ってくるからその時に見ようと言うことにして、疲れた
体でホテルに戻ることにした。ミラージュ、トレジャーアイランド、パリス、シーザースパレス、聞いても忘れていくホテル群を見ながら、お腹が空いてホテルまで持たない・・・・と全員が言い出した。
もう1時を回った。



明日(いや、今日になっている)は大移動でグランドキャニオンで長ドライブになるから寝なくてはいけない。
しかしすきっ腹では眠れないとなって、途中のレストランに入って韓国料理を食べた。
胃に重たい料理はもう受け付けない。
多分キムチ雑炊やチャプスイを食べている我々はチャイニーズと見られているに違いないねと囁きながら美味しく食べた。

光り輝くゴージャスな街、あらゆる人種が旅行に来てると思われ、無限大のお金が流れ、24時間寝ないでギャンブルをし、眠らない街としか見れない。
この街で働く人々の数ももう数えても仕方がない。
巨大な街にやって来て静かな信州の農村に住んでいるハハはカルチャーショックで本当はひっくり返りそうなほどである。

いや、まてよ、勝負はこれから始まるのだ。
ここで弱気になっては体が持たない。
と思ってやっとベッドに入ったのが3時半を廻っていた。
カジノなどは縁が遠くなった。

成田からシカゴまで空路12時間。シカゴからラスベガスは時差があり2時間早める。
今3時半、後数時間もしたらグランドキャニオンに入り、又1時間時差が出る。
くーっ、考えたら頭がくらくら・・・・・英語の話せないハハは弱しの旅の始まりとなった。




アメリカ家族旅行終了する

2009年09月26日 22時44分08秒 | Weblog
本日、10日振りに信州へ戻って来た。
家族と共に、アメリカ西部のラスベガスから、グランドキャニオン、モニュメントバレー、レイクパウエル、ザイオン国立公園などのグランドサークルの1部を廻るが、北東部の秋のシカゴから砂漠の焼け付く暑さの西部は気温も時差も4回変わり、流石にアメリカは広いと実感してきた。
8日間のレンタカーの走行距離は1,700㌔、撮った写真の枚数、約1,000枚。

成田発17日JL11時45分、時差のため17日の午前9時15分予定どうりにシカゴに到着したが、途中乱気流で異常に機体が揺れ、ひどく酔ってしまい、迎えてくれた息子夫婦と娘の前に現れた私はへろへろ真っ青の顔。
昼食を挟み、少し仮眠を取って夕方には、ラスベガス行きの飛行機に乗るため再びオヘア空港に駆け込んでいた。
19:00発 USAirway 20:50ラスベガス着・・・・・そこから体力勝負の旅行のスケジュールをこなすべく一家団結の行動が始まった。

 ラスベガス上空の夕焼け

詳しくは明日からぽつぽつと日記に書き始めようと思う。
今は12時間のシカゴからの飛行時間と、成田からの6時間の原村へ到着するまでの
間で頭の中がぐちゃぐちゃになってしまっている。
兎も角今夜は寝るしかない。

本日の写真は、機内から見たラスベガス上空付近の夕焼け、シカゴの息子の住む家の紅葉。

 

暫くお休みいたします

2009年09月14日 21時50分31秒 | Weblog
昨日、旅行に出かけるための荷造りをしなければならなかったのに
又もや、畑で草取りに専念してしまった。
夕方からは車の掃除で、通勤はピカピカの車で出かけられる。

昨年のカナダへ出かける前の日も、やはり草取りで格闘していた。
中途半端な仕事が出来ない性分で、応用が効かない。

自分をののしりながら草取りを終了し、旅行を終えて帰ってきたときに庭を見たら出かける前と同じくらい草が蔓延っていた。

苦い体験をものにせず、又もや昨日雨上がりの畑と庭を整理して草取りを終えた。
児玉西瓜が転がっているが、もう食べる時間が無い。
明日の夕方は動物病院へ犬達を預けに行かねばならない。
可愛い子供には旅をさせよのとおり、犬達は動物病院で暮したあとは良い子になる。

朝早く出掛けても原村から成田まではチョット危険な移動になる。
よって仕事を終えてからホテルに前泊し、11時45分のシカゴ行きに搭乗する。

今回は家族一緒の旅行は多分最後になるため、ムスコのすむシカゴからラスベガスに飛び、翌日からグらグランドキャニオン、モニュメントバレー、アンテローブキャニオン、レイクバウエル、ザイオン国立公園、から又ラスベガスに戻り、シカゴで休養。10日間の旅となる。

この涼しくなった爽やかな空気の原村から一挙に都会へ出るが
それもまた脳の活性には必要なことであろうと思いながら家族旅行を楽しんでこようと思っている。
前回同様、とてつもない巨体の国民性に圧倒されながら・・・・。
明日の夜は自分を追い詰めながら荷造りに徹しよう。


諏訪湖の周囲のりんご畑はこのとおりの熟し加減でまだまだ赤さは足らない。


徒然なるままに

2009年09月13日 22時52分37秒 | Weblog

日曜日の朝は家事をしながら、FM長野を聞いている。
毎回同じ時間に流れる声に、流される場合もあれば手を休めて真剣に聞くときもある。

今日は10時から作家の小川洋子さんの文学の解説を聞き手が止まった。
いつもその時々紹介される本は、読んだのもあり新刊もあり、しかし小川さんの解説にかかると、大部分のあらすじがわかり、しかも読んでみたい気分に駆られる。

今回は、吉田兼好の徒然草である。
徒然なるままに日暮し硯に向かい・・・の文章は高校時代暗記させられた。
全く興味も湧かず、暗記するのは初めの方の文章だけ。
中に書かれている言葉の内容など、あの頃考えたことがあったか、
いや、高校生の何も経験していない脳天気に奥深い意味など判る筈がない。

今になって鎌倉時代の500年も前に書かれた文章の意味がやっと理解できてきたもので、高校生にわかるはずもない。

神社に生まれ、30歳で出家して48歳で徒然草を書き上げた。
高校時代に暗記した時には全く興味もなく、機械的に暗記し、吉田兼好をおじいさんの僧侶と思っていた。

つつしみ深さの美徳、知ったかぶりをしてべらべらしゃべるな。、
自分が良く知っていると思う方面でも口数少なく振舞え。
日本人のよさは遠慮深さであり、他人にあわせると気遣いをするから、べらべらしゃべるな。
齷齪働くことの虚しさも説いている。

一人になったときにゆっくりとつれづれなるままに時間をすごそう。
人生は短いからこそ、ぼやぼやしていると時間はあっという間に過ぎていく。
有限の時間を無駄に送るな。だからつれづれ
が必要なのだという。

500年も前の人々が忙しく時間を送ったとは思えないが、それでも人それぞれ自分の時間としてゆっくりとした時間の過ごし方が必要と現代の人間にもぴったりのことを言っている。

又花は満開、月は満月が美しいとは思うものでない。
美しいものはそれぞれに異なる。

今になって耳が痛い、反省させられる文章ばかりではないか。
齢を取ると知ったかぶりになりがちである。
人の一歩先を歩きたがる。

知ろうともしなかった、古典から今日は反省させられ、いつかゆっくり読む時間を取りたいと思わざるをえなかった。
電車通勤の時は文庫本を相当読んだが、車通勤になったら
本とは縁遠くなってしまった。
買っても読みきるまでの時間が長くなってしまい、代わりに過ごす時間が増えてしまった。
秋の夜長は少しでも本を読む時間に変えていこうと思う。

記憶力テスト

2009年09月12日 21時34分37秒 | Weblog
毎日仕事で、脳ドックの検査のグループの担当している。
画像診断室で技師が脳と脳血管をMRI,MRAで撮影し、頚動脈をエコー検査で血流、コレステロールの付着、血流のスピード、狭窄などから脳動脈の健康度を予測し脳外科の医師が結果の判定を行なう。

この検査に付随して、記憶力テストを行なっている。
長谷川式記憶力テストというが、質問は9問ほどある。

聞く方が恥ずかしいと思う位の質問から、かなり考えながらのところまでいく。
受診者に、    今何歳ですか?
           今日は、何年、何月何日何曜日ですか、今居る場所はどこでしょうか?    あたりは聞く方が照れてしまう。

ところが100引く7を順番にずっと言って下さいあたりから真剣になる。
ええと、100引く7・・・・93?94? ええ~待ってください、次は何だっけ
・・・とこの辺から怪しくなる。

勿論スイスイと答える方もいる。
待ってくださいと言ったきり指を折って考える人も多い。
会社の社長も研究者も主婦も農家の方も公務員も皆同じ。
毎日の生活と関係が深い。


3桁の数字を逆から言う。4桁の数字も同じ。割合これは間違いなく言える。
物を5つ見せて記憶してもらい後から聞く。これも大体答えられる。

野菜の名前を10種類言って下さい。これは好き好きが出る。
すぐに5種類くらい即答するが、後が続かない。
きゅうり、ナス、トマト、キャベツなどは大半が初めに答える。

変わった筋はズッキーニ、チコリ、みょうが、ゴーヤ、山椒、ハーブをいう人も極少数。
何故か白菜は全員答える。
農家の主婦が毎日畑で野菜を作っているのに、名前が出てこないと焦っていた。

30点満点だが29点か28点あたりが多い。

困ったのが100引く7はいきなり聞かれて、まごつくようだ。

ええ~といって眼は宙を見据えて、チョット待ってくださいと言ったきり指を折る。
日常計算機やPCで計算してもらうので自分の脳は少ししか使わない昨今となった。

漢字変換も同じ。
器械で変換しても、直後にはそうそうと思った途端忘れる仕組みになっている。

毎日、テストを行なっていると、自分も危ういtと思う時がある。
俳優や歌手の名前はざらで、冷蔵庫を開けながら、あら、いま何を取り出そうかと考えて一旦閉めてしまう。
100引く8や、100引く5は簡単で脳のトレーニングにはならない。一日2回くらいこれをやってみると脳の訓練になるそうだ。

ドックで脳の実質や血管に異常が見つからなくても、人それぞれ差はあるが記憶力は年齢と共に確実に薄れて行くようだ。
脳の腫瘍はこれまであまり見つからないが、血管の異常は結構動脈瘤や狭窄や小さな点在する梗塞はドックでは浮かび上がってくる。

じわじわと秋が

2009年09月09日 22時55分52秒 | Weblog
はぁ~涼しさを通り越して、夜になったら気温が8度になった。
足が冷えて・・・という感じ。

炬燵かストーブでも欲しいですね。

しかしよくよく考えてみれば、数日前に花火大会を見に行ったではないか。
あまりにも飛躍しすぎ。

朝の通勤で道路の両脇にススキが朝日を浴びて白く光り、もう秋も深まっていくのかなと思った。
この原村は標高1,150㍍だからススキは既に先月から穂が出て、褐色になっているが、諏訪に下りていくと200メートルの差でススキは穂が出始め白くホヤホヤといったところを感じる。

お月様は満月を過ぎ欠け始めたが、空は高くなり冷え切った空気のため煌々と輝いている。

 

夕方犬と散歩したが、空気が冷たく、コスモスや秋明菊が満開で
稲穂は香り一杯だし、見渡す限り、幸せを感じてしまう。
八ヶ岳は夕焼けを反映しピンクに染まり、今頃が一番秋らしいのかもしれない。
もう少し先に行けば、気温が低く寒くて散歩もきつくなって来る。
じりじりするような夏の暑さを感じないままに、早くも秋を味わっている毎日になってしまった。

 

諏訪湖花火フィナーレ

2009年09月06日 23時48分35秒 | Weblog
今日は畑の作業を予定していたが、昨夜ムスメと食事をしていて
何だか臭くない?
そう、私もずっとそう思っていたの・・・・

の会話の後だんだんひどくなりくんくん、はいつくばって発見。
食卓の下のカーペット。
あほ犬が便利にトイレにしたらしい。

そのため、今日はムスメをアメリカに朝早く送り出した後、気が変わり部屋の模様替えを始めた。
昔から私の趣味は部屋の模様替え。
しかし馬力がなくなり、時間が数倍かかるようになり、しかも途中で別な仕事を始めてしまう。
午後から夕方7時までかかりすっかりきれいになった部屋を見て、まずは大満足。
暮れの大掃除を前倒しで行なったと思えばよい ♪

諏訪湖の花火も昨日の花火職人による、新作花火大会が大成功に終わり、さあお疲れ様に花火の見納めに行こう。
今夜は第2部の花火フィナーレは20時10分から20時50分まで、
お天気も良し。
今年の夏のみ納めである。
行って来まーす。


つづき

12,000発は豪快で、諏訪湖畔で涼しい風に吹かれながら、どーんとお腹に響く音にひっくり返りそうになる。
頭の上で大きく広がる花火に思わず周りは拍手。
水上スターマインは諏訪湖ならではの圧巻。
バンバンどんどん大きくなりながら頭上と水上で繰り広げられる
最後のスターマインに興奮はもう止まらない。
皆嬉しくて同じ幸せな気持ちになり、元気が出て嫌なことも全部忘れこの諏訪湖に生活することを一年に一回確認する。

ああとっても幸せ。
8月初めの薪能も、花火もあれほど混雑していたのに、途中から帰りは急に混雑していた車は姿を消し真っ暗な中を原村まで帰ってくる。
余韻を感じ取りながら、今年の夏も色々あったが、終わっていく・・・・。