ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

愛しい音

2004年12月11日 | 過去の日記
先日、友人の演奏をききに 都内某所へ行ってきた。


演奏形態は、ずばり混声合唱。

白い上着に身をつつんだ男性と、黒い長いスカートの女性がずらっと並んでいた。

自分も、こんな格好していたっけ…と、思わず懐かしさがこみあげる。
といっても、合唱やってたのは小学生時代だから 似たようなブラウスに短いスカートでしたが。

合唱の歌詞って、正直クサい(失礼)けど 独特の迫力があって好き。
一つ一つの声をあわせて紡ぎあげた、柔らかな歌声。

生声のみで響かせる、その迫力。
時に優しく、時に恐ろしいその声は 表現力に長けていた。

ソリスト(独奏者)の方の、よく通る声も素敵だった。

印象的だったのは、レクイエム。
鎮魂歌というのは、死者以外の魂も慰めるものなのかなあ…などと、ぼんやり考える。


そしてあたしは、合唱をやってたころの自分を思い出していた。


あの頃の自分が、一番好きだ。

歌うことに夢中で、迷いはなかった。
なんていうか、超積極的だった。

今の自分からは、想像もできない。

お昼休みとか、暇さえあれば先生や友達を誘って 好きな歌を歌っていた。

いろんな場面が、思い出された。


歌はやっぱり、自分の原点だと思った。


招待してくれた友人に感謝。


卒論終わったら、飲もうぜ