どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

この人でなくてはと思える後見人

2021年01月29日 | 成年後見人的立場

2年がかりで探した後見人に、妹はなかなかなつかなかった。

後見人は月1かい、定期の日時を決めて通ってきた。

妹が顔を出さなくても、話しかけても反応がなくても、機嫌が悪くどうしようもない時も、

静かに、丁寧に対応し、私の愚痴をきいた。

台風の夜に不安がる妹にてこずって、しかたなく電話を入れたときも、行きましょうかといった。

そういわれただけで、まず私が落ち着いた。私が落ち着くことで妹もおちついた。

障碍者健康保険と介護保険の規定がかわると、それに会った保護の手続きをすすめてくれた。

ケアマネと、市の障害係と、介護保険事業所に後見人と私を加え、5人の輪ができた。

妹の病状が激しく変わると、5人で主治医と面会もした。 

妹の情報を全員が共有するようにはからった。

やがて妹はこれらの人たちになじみ、いなくてはならない人として、頼り切っていた。