正月に姪一家がきた。夫婦に子供男女各一。すでに子供も成人就職済。
妹がなくなってからこの一家は月一回やってくるようになった。
そして、重いものを動かせたり、要らなくなったものを持ち帰って処分、と手助けをしてくれる。
そういうことは、従来家事代行業におねがいしてきたのだが。
手助けや、心遣いに不慣れなおばちゃんは、気を使いまくって、ぐったりつかれてしまった。
うーーん。人に何かをしてもらうということが、こんなに疲れるとはしらなんだ。
お正月でもあるし、一家におそろいのお年玉も用意。
こういうことも、長らく気を使ったことのない婆おばちゃんである。
あとから、弟の嫁が「おねえさん、なんでそんなに気を使ったの」と不審げに聞いてきた。
やりなれないことをすれば周囲も心配になるらしい。
突然一人になると、年寄りはあちこちから心配されているらしい。
あれも、これもこれも不慣れ。