論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#21 | Hattori Y, Kasai K, Gross SS | NO suppresses while peroxynitrite sustains NF-kB: A paradigm to rationalize cytoprotective and cytotoxic actions attributed to NO | Cardiovasc Res | 63(1) | 31-40 | 2004 |
論文番号 |
指摘項目番号 | 不正が疑われる図の番号 |
論文#21 | 指摘項目No.5 指摘項目No.6 指摘項目No.7 指摘項目No.13 指摘項目No.14 指摘項目No.15 指摘項目No.16 指摘項目No.17 指摘項目No.18 |
Figure 6(A) Figure 6(A) Figure 6(A) Figure 6(A) Figure 6(B) Figure 6(B) Figure 6(B) Figure 6(B) Figure 6(A),(B) |
(A)- 指摘項目No.5
論文#4のFigure 4(A)のPhospho-IkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(A)のPhospho-IkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のPhospho-IkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.6
さらに、この論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#21のFigure 6(A)の最下段のPhospho IkB-αの画像の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像と、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.7
論文#4のFigure 4(B)のIkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(B)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(B)のIkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のONOO- IκB-αの画像の左4列の画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.13
論文#8のFigure 5(A)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のIkB-aの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のIkB-αの画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.14
論文#14のFigure 3(C)の最上段のIkB-aの画像の右3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像と、
論文#21のFigure 6(B)の最上段のIκB-αの画像の中央3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.15
さらに、この論文#21のFigure 6(B)の最上段のIkB-αの画像の左から2列目のバンド画像は、
論文#21のFigure 6(B)の下から3段目のIκB-αの画像の左から2列目のバンド画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます(二つの画像は、どちらもLPSを単独添加した同一条件のサンプルですが、対照サンプルは実験ごとに取るべきものです。)
(A)- 指摘項目No.16
また、
論文#14のFigure 3(C)のIKKa/bの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の下から2段目のIKKα/βの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.17
論文#14のFigure 3(C)の最下段のIkB-aの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から4段目のIκB-αの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の最下段のIκB-αの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。
(A)- 指摘項目No.18
また、
論文#21のFigure 6(A)のNOR3 IκB-αの画像(上から3つ目の画像)の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像は、
同論文のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの右3列分(左から3列目、4列目、5列目)の画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。
研究不正に関連する図(Figure)
↓論文#21のFigure 6(画像をクリックすると解像度の高い画像が表示されます。)
Hattori Y et al. Cardiovasc Res 2004;63:31-40
Copyright © 2004, European Society of Cardiology
Fig. 6
(A) Effect of NOR3 and SIN-1 on degradation and phosphorylation of I B-α in rat VSMC. Cells were incubated for 45 min with various concentrations of NOR3 (1 mM) or SIN-1 (1 mM), followed by LPS (30 μg/ml) for 0–180 min. Cell were lysed and subjected to Western blot analysis using anti-I B-α antibody and anti-phospho-I B-α. (B) Effect of NOR3 and SIN-1 on IKK activity in rat VSMC. Cells were incubated for 45 min with various concentrations of NOR3 (0.25–1 mM) or SIN-1 (1 mM), followed by LPS (30 μg/ml) for 15 min. Cells were lysed and immunoprecipitated with anti-IKKα/β antibody and used for kinase assay using recombinant I B-α as substrate. Note that equal intensities of IKKα/β- and I B-α-specific bands are obtained.