獨協医科大学の研究不正問題

獨協医科大学内分泌代謝内科研究室における 論文捏造・二重投稿の疑惑追及ブログ

論文#21

2011年01月24日 | 論文捏造
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#21 Hattori Y, Kasai K, Gross SS NO suppresses while peroxynitrite sustains NF-kB: A paradigm to rationalize cytoprotective and cytotoxic actions attributed to NO Cardiovasc Res 63(1) 31-40 2004

 

論文番号
指摘項目番号

不正が疑われる図の番号


論文#21 指摘項目No.5
指摘項目No.6
指摘項目No.7
指摘項目No.13
指摘項目No.14
指摘項目No.15
指摘項目No.16
指摘項目No.17
指摘項目No.18
Figure 6(A)
Figure 6(A)
Figure 6(A)
Figure 6(A)
Figure 6(B)
Figure 6(B)
Figure 6(B)
Figure 6(B)
Figure 6(A),(B)

 

(A)- 指摘項目No.5
論文#4のFigure 4(A)のPhospho-IkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(A)のPhospho-IkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のPhospho-IkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.6
さらに、この論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#21のFigure 6(A)の最下段のPhospho IkB-αの画像の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像と、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.7
論文#4のFigure 4(B)のIkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(B)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(B)のIkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のONOO- IκB-αの画像の左4列の画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.13
論文#8のFigure 5(A)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のIkB-aの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のIkB-αの画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.14
論文#14のFigure 3(C)の最上段のIkB-aの画像の右3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像と、
論文#21のFigure 6(B)の最上段のIκB-αの画像の中央3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.15
さらに、この論文#21のFigure 6(B)の最上段のIkB-αの画像の左から2列目のバンド画像は、
論文#21のFigure 6(B)の下から3段目のIκB-αの画像の左から2列目のバンド画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます(二つの画像は、どちらもLPSを単独添加した同一条件のサンプルですが、対照サンプルは実験ごとに取るべきものです。)

 

(A)- 指摘項目No.16
また、
論文#14のFigure 3(C)のIKKa/bの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の下から2段目のIKKα/βの画像とも、

類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.17
論文#14のFigure 3(C)の最下段のIkB-aの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から4段目のIκB-αの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の最下段のIκB-αの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

 

(A)- 指摘項目No.18
また、
論文#21のFigure 6(A)のNOR3 IκB-αの画像(上から3つ目の画像)の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像は、
同論文のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの右3列分(左から3列目、4列目、5列目)の画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

 

研究不正に関連する図(Figure)



↓論文#21のFigure 6(画像をクリックすると解像度の高い画像が表示されます。)

Hattori Y et al. Cardiovasc Res 2004;63:31-40
Copyright © 2004, European Society of Cardiology
Fig. 6
(A) Effect of NOR3 and SIN-1 on degradation and phosphorylation of I B-α in rat VSMC. Cells were incubated for 45 min with various concentrations of NOR3 (1 mM) or SIN-1 (1 mM), followed by LPS (30 μg/ml) for 0–180 min. Cell were lysed and subjected to Western blot analysis using anti-I B-α antibody and anti-phospho-I B-α. (B) Effect of NOR3 and SIN-1 on IKK activity in rat VSMC. Cells were incubated for 45 min with various concentrations of NOR3 (0.25–1 mM) or SIN-1 (1 mM), followed by LPS (30 μg/ml) for 15 min. Cells were lysed and immunoprecipitated with anti-IKKα/β antibody and used for kinase assay using recombinant I B-α as substrate. Note that equal intensities of IKKα/β- and I B-α-specific bands are obtained.

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