獨協医科大学の研究不正問題

獨協医科大学内分泌代謝内科研究室における 論文捏造・二重投稿の疑惑追及ブログ

不正行為の態様及び不正とする科学的根拠 (詳細)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
告発文書別紙1 「不正行為の態様及び不正とする科学的根拠 (詳細)」

以下、研究不正の詳細について述べます。

(A)- 指摘項目No.1
論文#4のFigure 4(A)の最上段のIkBαの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#4のFigure 1(A)のpAMPKの画像の左から2列目、3列目、4列目の画像と類似しています。
さらに、論文#4のFigure 4(A)の最上段のIkBαの画像(最上段の)の左から1列目、2列目の画像は、
同論文#4のFigure 1(A)のpAMPKの画像の左から5列目、6列目の画像や、
論文#9のFigure 1(a)のpAMPK画像の左から5列目、6列目の画像と、
類似しています(縦横比が改変されています。)
また、この論文#4のFigure1(A)のpAMPKの全7列分の画像は、
論文#9のFigure 1(a)のp-AMPKの全7列分の画像と類似しており、
また、これら#4,#9の二つの画像の左6列分と、
論文#4のFigure 1(D)のpAMPKのCilostazolの画像全6列分や、
論文#3のFigure 2(A)のpAMPKの画像全6列分や、
論文#5のFigure 3(b)のMetformin pAMPKの画像全6列分とも
類似していることから、データの捏造(流用)が疑われます。
また、この論文#3のFigure 2(A)のpAMPKの画像の右5列分(2.5 min~60 minの画像)を、
上下左右逆にしたものが、同論文#3のFigure 3 (A)のpAMPKの画像に類似しています。
以上より、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.2
論文#4のFigure 1(A)のAMPKの画像の全7列分は、
論文#9のFigure 1(a)のAMPKの画像の全7列分と類似しています。
さらに、この論文#4と#9の画像のうち、左6列分(左から1,2,3,4,5,6列目)が、
論文#3のFigure 2(A)のAMPKの画像に類似しています。
さらに、この論文#3のFigure 2(A)のAMPKの画像6列分のうち、右5列分が、
同論文#3のFigure 3(A)のAMPKの画像に類似しています。
さらに、上記の論文#4と#9の画像のうち、右6列分(左から2,3,4,5,6,7列目)が、
論文#4のFigure 1(D)のpAMPKのMilrinoneの画像に類似しています(コントラストと縦横比を変更しています。)
以上より、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.3-a
論文#4のFigure 1(B)のAMPKの画像10列分のうち、右側5列分が、
論文#3のFigure 2(B)のAMPKの画像全5列分や、
論文#9のFigure 1(b)のAMPKの画像全5列分に、類似しています(縦横比が変更されてます。)。
(A)- 指摘項目No.3-b
同様に、
論文#4のFigure 1(B)のpAMPKの画像10列分のうち、左から2,3,4,5,6,列目の5列分が、
論文#3のFigure 2(B)のpAMPKの画像全5列分や、
論文#9のFigure 1(b)のpAMPKの画像全5列分に、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます(縦横比が変更されてます。)。

(A)- 指摘項目No.4
さらに、
論文#4のFigure 1(A)のACC画像と、pACC画像の全7列分は、
論文#9のFigure 1(a)のACC画像と、pACC画像 の全7列分と、類似しています。
さらに、これら#4, #9の画像の左側6列分の画像が、
論文#3のFigure 2(A)のACC画像と、p-ACC画像の全6列分と、類似しており、
データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.5
論文#4のFigure 4(A)のPhospho-IkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(A)のPhospho-IkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のPhospho-IkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.6
さらに、この論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#21のFigure 6(A)の最下段のPhospho IkB-αの画像の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像と、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.7
論文#4のFigure 4(B)のIkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(B)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(B)のIkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のONOO- IκB-αの画像の左4列の画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.8
論文#2のFigure 4(C)の最上段のGST-IkB-αの画像は、
論文#4のFigure 4(C)の最上段GST-IkBαの画像や、
論文#8のFigure 5(C)の最上段のIkB-αの画像と、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.9
論文#4のFigure 4(C)のIKKα/βの画像と、
論文#8のFigure 1(A)のACCの画像と、
同論文#8のFigure 5 (C)のIKKα/βの画像の3つの画像が、
全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.10
論文#4のFigure 4(C)の最下段のGST-IkBαの画像と、
論文#8のFgure 5(C)の最下段のIkB-αの画像が、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。
さらに、この二つの画像は、
論文#2のFigure 1Aの上から5段目のAktの画像を左右逆にした画像や、
同論文#2のFigure 4Cの最下段のGST-IkB-αの画像を上下左右逆にした画像とも、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.11
さらに、この論文#4のFigure 4(C)の最下段のGST-IkBαの画像(論文#8のFigure 5(C)の最下段のIkB-αの画像)と、
論文#8のFigure 1(A)の Aktの画像は、
縦・横の比率は異なりますが、形が類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.12
論文#8のFigure 1 (A)のp-AKTの画像と、
同論文のFigure 1(B)のp-ACCの画像が、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.13
論文#8のFigure 5(A)のIkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のIkB-aの画像と、
論文#21のFigure 6(A)のIkB-αの画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.14
論文#14のFigure 3(C)の最上段のIkB-aの画像の右3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像と、
論文#21のFigure 6(B)の最上段のIκB-αの画像の中央3列分(左から2列目、3列目、4列目)の画像とが、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.15
さらに、この論文#21のFigure 6(B)の最上段のIkB-αの画像の左から2列目のバンド画像は、
論文#21のFigure 6(B)の下から3段目のIκB-αの画像の左から2列目のバンド画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます(二つの画像は、どちらもLPSを単独添加した同一条件のサンプルですが、対照サンプルは実験ごとに取るべきものです。)

(A)- 指摘項目No.16
また、
論文#14のFigure 3(C)のIKKa/bの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の下から2段目のIKKα/βの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.17
論文#14のFigure 3(C)の最下段のIkB-aの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から4段目のIκB-αの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の最下段のIκB-αの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.18
また、
論文#21のFigure 6(A)のNOR3 IκB-αの画像(上から3つ目の画像)の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像は、
同論文のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの右3列分(左から3列目、4列目、5列目)の画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.19
論文#4のFigure 1(C)のAMPKの画像の左4列分(左から1、2、3、4列目)の画像は、
論文#7のFigure 2(A)のAMPKの画像の左4列分(左から1、2、3、4列目)の画像と
類似しており(縦横の比率が変更されています)、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.20
論文#4のFigure 1(C)のpAMPKの画像の左3列分(左から1、2、3列目)の画像は、
論文#7のFigure 2(A)のpAMPKの画像の左3列分(左から1、2、3列目)の画像と
類似しており(縦横の比率が変更されています)、データの捏造(流用)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.21
論文#23のFigure 3(A)のc-Junの二つのバンドと、
論文#25のFigure 3(A)のc-junの二つのバンド(泳動画像)が、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.22
論文#20のFigure3と論文#22のFigure5について、二つの実験は、別々に行われた実験であるにも関わらず、画像が類似しているため、極めて不自然であり、データの流用の可能性と、少なくともどちらかの論文が捏造である可能性があります。(論文#20では薬剤との培養時間が1時間+LPS/IFNγとの培養時間が1時間の計2時間であり、一方、論文#22では、薬剤との培養時間が6時間+LPS/IFNγとの培養時間が1時間の計7時間です。つまり、両論文ではそもそも実験条件が全くことなるため、対照画像であるContの画像や、LPS/IFNの画像が類似していることは極めて不自然であり、画像を流用していると断言できます。)

(A)- 指摘項目No.23
論文#17のFigure 3(B)のadiponectinのmRNAの6列の画像のうち、右3列(左から4列目、5列目、6列目)がそれぞれ互いに類似しており、極めて不自然なため、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.24
さらに、論文#17のFigure 3(B)が、論文#19のFigure 2(B)と、類似しています。
論文#17では、AngIIとAngII+Tempol(or BH4)の効果を見ているのに対し、
論文#19では、L-NAMEの効果を見ています。
それにもかかわらず、二つの画像が類似していることは不自然であり、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.25
また、
論文#17のFigure 3(C)が、論文#19のFigure 3(B),(C)と、類似しています。
論文#17では、AngIIと、AngII+Tempol(or BH4)の効果を見ているのに対し、
論文#19では、L-NAMEと、L-NAME+pioglitazone(or allopurinol)の効果を見ています。
それにもかかわらず、二つの画像が類似していることは極めて不自然であり、少なくともどちらかの論文が捏造されたものであると断定できます(データの流用)。

(A)- 指摘項目No.26
また、
この論文#17のFigure 3(C)のAdiponectinのAngIIの二つの画像(上の画像と下の画像)は、互いに類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.27
論文#10のFigure 3 (C)の再下段のMCP-1の画像全6列分は、
論文#13のFigure 4 (A)のiNOSの画像全6列分(Fruct, Fruct/BH4の画像)や、
論文#16のFigure 5 (b)のiNOS Proteinの画像右6列分(BH4 only, AngII, AngII/BH4の画像)と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.28
論文#13のFigure 4 (A) のeNOSの画像全6列分は、
論文#16のFigure 5 (a)のeNOS Proteinの画像右6列分(BH4 only, AngII, AngII/BH4の画像)と、類似している。
さらに、この二つの画像は、
論文#14のFigure 4(B)のMCP-1の画像の左から3,4,5,6,7,8列目の6列分の画像を左右逆にした画像にも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.29
論文#2のFigure 1Aの上から1段目と2段目のAMPKとpAMPKの画像は、
論文#8のFigure 1(A)の上から1段目と2段目のAMPKとpAMPKの画像と、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.30
論文#2のFigure 1Aの上から6段目のp-Aktの画像は、
論文#8のFigure 1(A)の上から6段目のp-Aktの画像と、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.31
論文#2のFigure 1Aの上から7段目のeNOSの画像は、
論文#8のFigure 1(A)の上から7段目のeNOSの画像を左右逆に加工した画像と同一であり、
画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.32
論文#2のFigure 4Aの最上段のIkB-αの一番左の1列分の画像(0 minの画像)は、
同論文#2のFigure 4Cの最下段のGST-IkB-αの一番左の1列分の画像(AGE-の画像)の縦横比を変更したものに、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.33
論文#2のFigure 4Aの最上段のIkB-αの左から2,3,4列目の3列分は、
同論文#2のFigure 4BのIkB-αの画像の右3列分(Fenofibrate 0, 30, 100 μMの画像)の画像と類似しています(画像サイズを加工しています)。
さらに、この3列分の画像は、
論文#6のFigure 2(B)の最上段のp-Aktの画像の左3列分(0, 5, 15 minの画像)と
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.34
論文#2のFigure 4BのIkB-αの画像の一番左の列の画像(Contの画像)は、
論文#6のFigure 2(B)の一番上のp-Aktの画像の左から4列目の画像(30 minの画像)と
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.35
論文1のFigure 1(A)の上から2段目のp-Ser1177 eNOSの画像の右5列分の画像は、
同論文1のFigure 1(A)の上から3段目のp-Ser633 eNOSの画像の右5列分の画像と、
類似しており、さらに、どちらの段の画像についても、左から1列目の画像と、その他5列分の画像が連続しておらず、つぎはぎされた編集の痕跡が確認できることから、
画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.36
論文1のFigure 1(B)の左上のeNOSの画像と、右上のeNOSの画像が
類似しており、画像の流用が疑われます。

(A)- 指摘項目No.37
論文#18のFigure 2(A)の上から3段目のHSP90の画像において、
一番左の列の画像と一番右の列の画像が
類似しており、さらに、つぎはぎされた編集の痕跡が確認できることから、画像の流用(データの捏造)が疑われます。

(A)- 指摘項目No.38
論文#26のFigure 6 の、泳動画像において、
BASEのGTPCHのバンド画像と、IL1/IFNのGTPCHのバンド画像が
類似しており、同一のデータに基づく画像の可能性が高く、データ捏造の疑いがあります。

(A)- 指摘項目No.39
同様に、論文#26のFigure 6 の、泳動画像において、
+CerivaのiNOSバンド画像、GTPCHバンド画像も、
それぞれ、+FluvaのiNOSバンド画像、GTPCHバンド画像と、
類似しており、同一のデータに基づく画像の可能性が高く、データ捏造の疑いがあります。

(A)- 指摘項目No.40
論文#27のFigure 4(B) の、泳動画像において、
+CerivastatinのiNOSバンド画像、GTPCHのバンド画像が、
それぞれ、+FluvastatinのiNOSバンド画像、GTPCHのバンド画像と、
類似しており、同一のデータに基づく画像の可能性が高く、データ捏造の疑いがあります。

(B) - 指摘項目No.41
論文#12(Pteridines誌)のFigure 3と、論文#11(ATVB誌)のFigure 3は、同一データ(同一画像と同一棒グラフ)を用いています。
また、論文#12のFigure 5と、論文#11のSupplemental Figure Iも、全て、同一データです。
論文#12のFigure 2と、論文#11のFigure 2も、一部、同一データです。
論文#12のFigure 4と、論文#11のFigure 4も、一部、同一データです。
論文#12のFigure 1と、論文#11のFigure 1も、同一サンプルのデータである可能性があります(分母を組織g当たりから、タンパク質量mg当たりに変更しています)。
また、論文#11の、Abstract, Introduction, Results, Figure legends, Discussionの文章の大部分が、論文#12の文章と同一です。
これらのことから、二重投稿が疑われます。

(B) - 指摘項目No.42
論文#15のFigure 2と、論文#24のFigure 3Aが、同一データです。
論文#15のFigure 3と、論文#24のFigure 4が、同一データです。
さらに、大部分の文章で共通部分が認められます。
これらのことから、二重投稿が疑われます。

(B) - 指摘項目No.43
論文#26のFigure3と、論文#27のFigure 2が、同一データです。
論文#26のFigure 4(A)と、論文#27のFigure 3が、同一データです。
論文#26のFigure 5(A)と、論文#27のFigure 4(A)が、同一データです。
論文#26のFigure 8と、論文#27のFigure 5が、同一データです。
さらに、大部分の文章で共通部分が認められます。
これらのことから、二重投稿が疑われます。


指摘項目1 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.1
論文#4のFigure 4(A)の最上段のIkBαの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#4のFigure 1(A)のpAMPKの画像の左から2列目、3列目、4列目の画像と類似しています。
さらに、論文#4のFigure 4(A)の最上段のIkBαの画像(最上段の)の左から1列目、2列目の画像は、
同論文#4のFigure 1(A)のpAMPKの画像の左から5列目、6列目の画像や、
論文#9のFigure 1(a)のpAMPK画像の左から5列目、6列目の画像と、
類似しています(縦横比が改変されています。)
また、この論文#4のFigure1(A)のpAMPKの全7列分の画像は、
論文#9のFigure 1(a)のp-AMPKの全7列分の画像と類似しており、
また、これら#4,#9の二つの画像の左6列分と、
論文#4のFigure 1(D)のpAMPKのCilostazolの画像全6列分や、
論文#3のFigure 2(A)のpAMPKの画像全6列分や、
論文#5のFigure 3(b)のMetformin pAMPKの画像全6列分とも
類似していることから、データの捏造(流用)が疑われます。
また、この論文#3のFigure 2(A)のpAMPKの画像の右5列分(2.5 min~60 minの画像)を、
上下左右逆にしたものが、同論文#3のFigure 3 (A)のpAMPKの画像に類似しています。
以上より、データの捏造(流用)が疑われます。



捏造の解説図(指摘項目No.1)

指摘項目2 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.2
論文#4のFigure 1(A)のAMPKの画像の全7列分は、
論文#9のFigure 1(a)のAMPKの画像の全7列分と類似しています。
さらに、この論文#4#9の画像のうち、左6列分(左から1,2,3,4,5,6列目)が、
論文#3のFigure 2(A)のAMPKの画像に類似しています。
さらに、この論文#3のFigure 2(A)のAMPKの画像6列分のうち、右5列分が、
論文#3のFigure 3(A)のAMPKの画像に類似しています。
さらに、上記の論文#4#9の画像のうち、右6列分(左から2,3,4,5,6,7列目)が、
論文#4のFigure 1(D)のpAMPKのMilrinoneの画像に類似しています(コントラストと縦横比を変更しています。)
以上より、データの捏造(流用)が疑われます。


捏造の解説図(指摘項目No.2)
異なる3論文、5実験にわたる画像の流用
流用(捏造・改竄)としか考えられず、合理的な弁明は不可能です。

指摘項目3 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.3-a
論文#4のFigure 1(B)のAMPKの画像10列分のうち、右側5列分が、
論文#3のFigure 2(B)のAMPKの画像全5列分や、
論文#9のFigure 1(b)のAMPKの画像全5列分に、類似しています(縦横比が変更されてます。)。
(A)- 指摘項目No.3-b
同様に、
論文#4のFigure 1(B)のpAMPKの画像10列分のうち、左から2,3,4,5,6,列目の5列分が、
論文#3のFigure 2(B)のpAMPKの画像全5列分や、
論文#9のFigure 1(b)のpAMPKの画像全5列分に、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます(縦横比が変更されてます。)。

捏造の解説図(指摘項目No.3-a)
異なる3論文、3実験にわたる画像の流用



捏造の解説図(指摘項目No.3-b)
異なる3論文、3実験にわたる画像の流用

指摘項目4 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.4
さらに、
論文#4のFigure 1(A)のACC画像と、pACC画像の全7列分は、
論文#9のFigure 1(a)のACC画像と、pACC画像 の全7列分と、類似しています。
さらに、これら#4, #9の画像の左側6列分の画像が、
論文#3のFigure 2(A)のACC画像と、p-ACC画像の全6列分と、類似しており、
データの捏造(流用)が疑われます。



捏造の解説図(指摘項目No.4)
異なる3論文、3実験にわたる画像の流用

指摘項目5 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.5
論文#4のFigure 4(A)のPhospho-IkBαの画像と、
論文#8のFigure 5(A)のPhospho-IkB-αの画像と、
論文#14のFigure 3(A)のPhospho-IkBaの画像と、
論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の、
4つの画像は全て類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。



捏造例Case1:指摘項目No.5

(上記画像群の捏造の解説): 上記画像はWestern blottingという手法で、細胞に発現しているたんぱく質の種類・量を観測した画像です。一番下の2004年の論文の画像は、LPSという物質で細胞を処理して得られた画像。一方、それ以外はTNF-alphaという物質で細胞を処理して得られた画像。独立した異なる実験で、しかも異なる実験条件で同じような画像が得られる確率は天文学的に低い確率であり、画像の流用(捏造・改竄)が疑われます。

指摘項目6 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.6
さらに、この論文#21のFigure 6(A)の上から2段目のPhospho IκB-αの画像の右3列分(左から4列目、5列目、6列目)の画像は、
同論文#21のFigure 6(A)の最下段のPhospho IkB-αの画像の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像と、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。




捏造の解説図(指摘項目No.6)
画像の流用

指摘項目10 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.10
論文#4のFigure 4(C)の最下段のGST-IkBαの画像と、
論文#8のFgure 5(C)の最下段のIkB-αの画像が、
類似しており、データの捏造(流用)が疑われます。
さらに、この二つの画像は、
論文#2のFigure 1Aの上から5段目のAktの画像を左右逆にした画像や、
同論文#2のFigure 4Cの最下段のGST-IkB-αの画像を上下左右逆にした画像とも、
類似しており、画像の流用(データの捏造)が疑われます。