獨協医科大学の研究不正問題

獨協医科大学内分泌代謝内科研究室における 論文捏造・二重投稿の疑惑追及ブログ

指摘項目15 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.15
さらに、この論文#21のFigure 6(B)の最上段のIkB-αの画像の左から2列目のバンド画像は、
論文#21のFigure 6(B)の下から3段目のIκB-αの画像の左から2列目のバンド画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます(二つの画像は、どちらもLPSを単独添加した同一条件のサンプルですが、対照サンプルは実験ごとに取るべきものです。)

指摘項目16 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.16
また、
論文#14のFigure 3(C)のIKKa/bの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の下から2段目のIKKα/βの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

指摘項目17 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.17
論文#14のFigure 3(C)の最下段のIkB-aの画像4列分は、
論文#21のFigure 6(B)の下から4段目のIκB-αの画像の左4列分(左から1列目、2列目、3列目、4列目)の画像と類似しています。
さらに、これらの画像の左3列分が、
論文#21のFigure 6(B)の最下段のIκB-αの画像とも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

指摘項目18 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.18
また、
論文#21のFigure 6(A)のNOR3 IκB-αの画像(上から3つ目の画像)の左3列分(左から1列目、2列目、3列目)の画像は、
同論文のFigure 6(B)の下から5段目のIKKα/βの右3列分(左から3列目、4列目、5列目)の画像と、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

指摘項目22 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.22
論文#20のFigure3と論文#22のFigure5について、二つの実験は、別々に行われた実験であるにも関わらず、画像が類似しているため、極めて不自然であり、データの流用の可能性と、少なくともどちらかの論文が捏造である可能性があります。(論文#20では薬剤との培養時間が1時間+LPS/IFNγとの培養時間が1時間の計2時間であり、一方、論文#22では、薬剤との培養時間が6時間+LPS/IFNγとの培養時間が1時間の計7時間です。つまり、両論文ではそもそも実験条件が全くことなるため、対照画像であるContの画像や、LPS/IFNの画像が類似していることは極めて不自然であり、画像を流用していると断言できます。)




論文撤回Watch様にて、詳しく、解説がなされています。



赤で囲んだ二つの図が同一であることが、明らかです。
上の図は>論文#20のFigure3。下の図は論文#22のFigure5です。
画像の流用(データ捏造、改竄)が疑われます。



指摘項目24 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.24
さらに、論文#17のFigure 3(B)が、論文#19のFigure 2(B)と、類似しています。
論文#17では、AngIIとAngII+Tempol(or BH4)の効果を見ているのに対し、
論文#19では、L-NAMEの効果を見ています。
それにもかかわらず、二つの画像が類似していることは不自然であり、画像の流用(データ捏造)が疑われます。

指摘項目25 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.25
また、
論文#17のFigure 3(C)が、論文#19のFigure 3(B),(C)と、類似しています。
論文#17では、AngIIと、AngII+Tempol(or BH4)の効果を見ているのに対し、
論文#19では、L-NAMEと、L-NAME+pioglitazone(or allopurinol)の効果を見ています。
それにもかかわらず、二つの画像が類似していることは極めて不自然であり、少なくともどちらかの論文が捏造されたものであると断定できます(データの流用)。

指摘項目28 (研究不正行為)

2011年01月24日 | 43 事項の不正行為について
(A)- 指摘項目No.28
論文#13のFigure 4 (A) のeNOSの画像全6列分は、
論文#16のFigure 5 (a)のeNOS Proteinの画像右6列分(BH4 only, AngII, AngII/BH4の画像)と、類似している。
さらに、この二つの画像は、
論文#14のFigure 4(B)のMCP-1の画像の左から3,4,5,6,7,8列目の6列分の画像を左右逆にした画像にも、
類似しており、画像の流用(データ捏造)が疑われます。