itoyoshi style

very goodな毎日!?

みのがしシネマ

2010-11-16 | cinema&tv
見逃していた今年の映画を1000円上映していたので何本かチェック。

一番気にいったのは「ジュリー&ジュリア」。料理とパリとブルックリンと仲良し夫婦。とても可愛い映画でした。
それと、ito夫につきあって「ハート・ロッカー」。緊張感で観た後ぐったり。よくできた映画だけど、やはりこのテは苦手。
あとは「(500)日のサマー」。困らせる女子を演じたら今や右に出る者がないだろうなズーイー・デシャネル。すごい可愛いけどすごく可愛くない。観た後は、男子の気持ち。彼女に振り回された感ありでした、とさ。


「ヤギと男と男と壁と」

2010-09-24 | cinema&tv
ヤギと男と男と壁と」を観ました。ジョージ・クルーニー目当て・・・ではないけど、ちょっと興味があったので。このテのアメリカの戦争風刺映画は、戦争やアメリカ軍を笑いでコケおろしているのだけど、それがかなりさぶい。いい意味で。
戦争はよくないとかを声高に言うよりも、シリアスに心理に訴えるよりも、饒舌に戦争の愚かさを物語っていたやもしれん。
超能力を武器にする戦士の育成なんてありえっこないことを、本気でやっちゃいそうなアメリカが怖い。おマヌケさに笑って観てたけど、根底にあるアメリカの戦争に対する考え方や行動が、かなりさぶざぶしく、そら恐ろしかったです。

それと、Bostonの More Than A Feelingが
やけにハマっていて、笑ってしまった。

プロモーションビデオのように
この歌を耳にすると映画のシーンが出てきちゃいそうだなん。


「食べて、祈って、恋をして」

2010-09-20 | cinema&tv
イタリア、インド、バリ。私がまだ行ったことのない地へ連れていってくれそうだと思ったのが「食べて、祈って、恋をして」。景色や文化、そこに住む人々。主人公と一緒に旅する気分になります。
ただしパパッと旅に出て、あー小さなことでくよくよするのや~めよ~となる単純な私と違って、主人公は悩む、悩む、悩む。それぞれの国でも、なかなか今までの自分を変えたり捨てることができずに、それぞれの国の文化に最初は拒否反応さえ出ているような。訪れるのは3ケ国なのだけど、イタリアでは北欧人、インドではアメリカ人、バリではブラジル人がポイント。国や民族、世界のいろんな要素が彼女の中でミックス。その先にある私らしさとは?
はて、私は果たしてこんな旅はできるのだろうか? ひとりで1年。行ってみたいような、行ってみたくないような。


「悪人」

2010-09-19 | cinema&tv
近頃、軽くてハッピーな映画が気分なので観るのを迷った一本。予告編で「これって妻夫木聡?」と驚いたのもあったし、原作がどう映画になっているかも興味があったので観ました。
悪人」は、脇役までとにかく演技のうまい俳優さんがそろってる。そんな中、「告白」のウェルテルに続いてまたイヤな役の岡田将生と主役の妻夫木聡も負けてない。妻夫木聡はあの爽やかさがなく、いい意味でオーラなし。きちゃない金髪に爪。口数が少なく目に輝きがない。原作のイメージにかなり近かったかも。
殺人を犯してしまう主人公だけが悪人でなく、簡単に発する言葉だったり気持ちのままの行動だったりも、他を傷つけてしまう悪。そう考えると誰もが悪人だ。なんだか救いがなくなっちゃうけど、それが現実。ただ、娘を殺された父親の言葉が胸を刺す。大切な人が毎日笑っていてくれれば、それだけでいいのかと。
ハッピームービーじゃないし、重いけど、観て良かったです。


最近観た映画

2010-09-09 | cinema&tv
近頃の中で一番良かったのは、やーっと観た「トイストーリ-3」。1と2はうちにDVDがあるのだけど、3も買わねば。絶対に。
3Dで観たけど、これは3Dじゃなくても全然楽しい。別にわざわざ3D眼鏡つけて飛び出させなくても、もともと色彩や作画でもうしっかりと奥行きやコントラストが出てる。それに脚本も演出も抜群。笑ってハラハラしてほろっとくる。TOYシリーズは子供映画と思う人もまだまだ多いけど、かつて子供だった人も楽しめるし、逆に内容がわからない幼児でも楽しめちゃう。つまり誰でもハッピーになれる映画なのかも。お気に入りはトルティ-ヤ!とにかく、おもしろかったなぁ~

トイストーリ-3」に負けずに良かったのが同じくアニメ映画の「ヒックとドラゴン」と「カラフル」。
ドリームワークスのシュレックシリーズが好きじゃない私ですが、「ヒックとドラゴン」は好き。3D上映館少なく2Dで観たけど、空を飛んだりスピード感のあるシーンは正直3Dで観たかった。字幕版も少く観たのは吹替版。アニメの吹き替えはオリジナルに比べて子供っぽい声が多いので、これまた残念。(TOYシリーズだとウッディと顔の似ている爽やかな唐沢寿明よりも、ジブめのカウボーイしゃべりのトム・ハンクスの方が好きだったり)2Dで吹替だったけど「ヒックとドラゴン」の世界観やキャラクターが秀逸。主人公ヒックにリンクして、ドラゴンたちがだんだん可愛く見えてきます。

カラフル」は、不覚にも?感動しました、だいぶ。序盤、あーそーいう話なんだと冷めてて、中盤では中学3年生の日常にフラストレーション。中途半端なお年頃の中途半端な行動にイライラ。しかし、終盤になってくると、小さな気づきがひとつずつ心にすとん、すとんと落ちてきます。結果、ちいと泣いてしまった。途中にイラっとしたのも中学生だった頃の自分にもあったワケのわからないイライラを体や心が思い出したから。イメージソング(映画では未使用)「僕が僕であるために」とエンディングテーマ「青空」も同じ感覚だったやも。ファンタジー部分があるけど、普通の毎日を描いているのでたぶん実写でもできたろうにと思っていたら、あとで調べたら昔に実写版映画化されていました。森田芳光脚本&KA-TUNの田中聖主演で。こりゃ知らなかったなー。

魔法使いの弟子」はNYが舞台ということで観ました。NYの名所満載。NYの古いゴシック調の建物にある鳥や悪魔や人の顔の飾りは確かに魔法っぽいし、摩天楼にも魔法が似合うかも♪主人公のうまづらなオタク君とこれまたうまづらな魔法の師匠のニコラス・ケイジ。全編コミカルで観た後に何も残らないけど、ケラケラ笑って観るのにはイイ。なによりも私にとってはNYのあそことここでこんな魔法がというのが一番楽しかった。パート2でも作りそうな終わり方をするのは、製作のジェリー・ブラッカイマーの悪い癖。TVじゃないんだから、どんどん続編を作らないでよ、と思う今日この頃です。

ステキな実話をもとにした「小さな命が呼ぶとき」。たまたま見たTV(アンビリバボー)で先に内容を見ちゃわなきゃ良かったかもと思いつつだけど、ご本人がチョイ役で出てるのですが、これはアンビリバボーを見ていたおかげで気がついた、ということで。本当にあった話の圧倒的パワー。美談だけど、そこには実話だけい会社組織や企業資本のこと、人間関係などなど厳しい現実が幾重にも障害ありで、どーにかなんないものかと途中もどかしくなったりも。相当なアッパークラスの話だし、アメリカンドリームのようなおとぎ話ではないけど、そんなこたさておき、良かったねとラストには笑顔。そして、子供の笑うシーンが本当にイイ。

あーと、ちょっと前ですがこれも観ました。「踊る大走査線3
「事件は現場で起きてるんだ」「レインボーブリッジ封鎖できませ~ん」とキーとなるセリフがあった1と2。今回は・・・ないかも? 1も2もTVで観たので初の映画館だったけど、それでもなんだかお茶の間気分!? はずれなしでおもしろいけど、長めのスペシャルドラマを見たようで、特に映画な感覚はなかったような。あれもこれもいろんな踊るのお約束が満載。ちょいと詰め込みすぎなのかな。しかも、いろいろとひっぱりすぎだし。そもそも7年がひっぱりすぎたのかもです。和久さんがいないから仕方ないのかなー。


近頃観た映画

2010-08-19 | cinema&tv
インセプション」はスケールと構想がスゴイ。
最初、頭の中がこんがらがるところだったけど、映像に吸い込まれているうちに自然と理解できるように。
感動作というのではないけど、映画として面白い。この内容を思いついてそれを映像化できるところが本当にスゴイ。
映画ならではの世界と表現なのやも。大きな画面で観て良かったな。

後ろの席おばかちゃんな男子若者2名がエンドロール中に大きな声で話す。聞きたくもない彼らの見解やら感想を聞かされるハメに。「あれってこういうこと?」「そうじゃないかなぁーうーんでもわかんないなー」「じゃ、デカプリオはさ、結局・・・」「そうなんじゃねぇ?俺、あそこからわかんなくてよー」とえんえんしょーもない話をしてバカっぷりを丁寧にご披露。話すなら外にでてくれ!まじでお願いします。

ソルト」はスパイ映画としてよくできてる。だましてだまされてスリリング。休むヒマなし。
残念なのはアンジェリーナ・ジョリーがちいとも色っぽくないところ。彼女がとにかく凄腕でコワイ。かっこいいというのとも違うし、かなり男性っぽい。動きも描き方も。変装しても色気がはみでちゃうとか、そういう彼女がよかったなー。そもそもトム・クルーズが演じる予定だったというけど、ちゃんと女性版に変えて欲しかった。美貌の持ち主で肉感的なのに強かったら本当にサイコーなのに。

試写会でだいぶ前に観た「アデル」。これはリュック・ベッソンの悪ふざけムービー。女性版インディ・ジョーンズというふれこみだけどそれはごく一部で、基本はパロディ映画です。おフレンチの。コミックとしては笑えます。フランス映画お約束の女性の入浴&タバコシーンもちゃんとあって、それさえもパロディ。ミイラがヘン!もう諦めて笑って見ていた。いい映画か悪い映画かはどうでもいいほどにパロディなのでこれは笑って観るに限ります。唯一真剣に良かったのは主人公の女優さん。美人でコミカル。ミステリアスでもあり、つかみどころのない魅力あり。「レオン」のナタリー・ポートマンといい女優選びはさすがのリュック・ベッソンです。


「クレイジー・ハート」

2010-07-22 | cinema&tv
カントリー・ミュージックって理解できない。スタンダードも新曲も同じに聞こえるし、テイラー・スウィフトのようなネオ・カントリーと他の音楽の境目もよくわからない。そもそも未だにチェックのシャツにジーンズにブーツ、そしてテンガロンハットってどうなのよって感じ。なのでカントリー音楽系の映画というよりかは人間ドラマとして観た「クレイジー・ハート」。ところがだ。

アル中でどうしようもない老いたカントリー歌手の再生。そして、アメリカ南部の空、風、大地、風景。そこにある空気やストーリーが進むと、ごくごく自然にカントリーミュージックが入ってくる。音楽がとても心地いい。きっとカントリーはロックやパンクと同じで、音楽のジャンルにとどまらない生き方のスタイルなのかもしれない。60歳近いカントリーミュージシャンが人生を取り戻して、何かをつかもうとしてゆく話と彼の歌がリンクする。同じ歌でも彼の弟子でネオカントリーな若手が唄うとその意味や雰囲気が変わる。アメリカにカントリーミュージックがある意味が染みる。

この映画で他によかったことのひとつは主人公を演じたジェフ・ブリッジス、若手売れっ子歌手を演じたコリン・ファレルの歌声。いずれも本物カントリー歌手レベル。コリン・ファレルのネオ・カントリーなんてよくできてます。
それと、日本語訳。ちょいちょい入って来るカントリーソングの歌詞にあまり日本語訳が入ってないのです。カントリーは直訳すると「そんな歌詞?」となるし、超訳すると音楽のシンプルさが損なわれる。そもそもタイトルの「クレイジー・ハート」だって、訳しちゃうと陳腐になってしまう。そこをバランスよく、訳してるところと全く字幕のないところと使い分けてあり、そのせいか音楽にすぅっと入っていけました。

ただ、どうしてだろう。近頃、かつてセクシーだったおっさんのぽったり腹を連続で見た気がする。「アイアンマン2」ではミッキー・ローク。今回はジェフ・ブリッジス。ゆるみきった中年腹がどちらもひんぱんに出てきた。きちゃなさがいいのか、ゆるみたるみが人生の後半を意味するのか?

それはさておき、ホロ苦いラスト。これもカントリーには似合っていたように思う。ステキな映画です。


「告白」

2010-07-22 | cinema&tv
原作本を読んだ時に、すごい本だなと思った。正直、内容は好きじゃない。私はノーテンキだしアメリカンなハッピエンドとまでいかなくても、できればわずかでも希望の光や救いが物語にはあって欲しい。「告白」にはそれが見当たらない。原作本を読んでいた時、心地の悪さや嫌悪感やざらっとしたものをずっと感じていた。でも先を読まずにいられなかった。それを映画にしちゃったら寒気のするストーリーだけが残ってしまうように思っていたのだけど、そこは監督の力が大きい。映画を見ている間、嫌悪感やざらざらがずっとある。映像は残酷なまでに美しく不気味。原作本の世界観をもれなくキチンと映像にするとこうなるのかというのを見せられた感じだった。

ただ、ラストに監督は救いを入れてると思う。原作にはないごくごく僅かな希望の光を。正直に言えば、口の中に砂があるようなざらざらの原作の読後感をそのまま映画でもやってしまえば良かったようにも思うものの、入れた気持ちもわかるような。やはり僅かでも光が欲しいと思うのは私だけじゃないのかも!?
面白い映画かと言われると返答には困る。おすすめするのも難しい。すごい映画なのだけど、決して「面白い」という言葉にはハマらないからかな。


少年かよ!

2010-07-12 | cinema&tv
前作がおもしろかったので早く観たかった「アイアンマン2」。1を観てないito夫が1をチェックするのを待ってからでした。前作よりお金のかかり方がぐーんとUPした分、ぐーんとゴージャスになった感じ。でも内容はアメコミそのままなので、だいぶイっちゃってます。そこが好きなのだけど。

そして、エンドロール後にまたまだ続きそうな映像があって・・・
あーまた観ないといけないのか!?

週末は「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」に行ってきました。恐竜が好きでNYでも恐竜の標本見たさに自然史博物館に友達もつきあわせてしまった。

肝心のショーは実物大で照明などでかなりリアルな恐竜達を見て、大コーフン。楽しかった~。
ひと足早い夏休みの絵日記にでも書きたい気分!?

我ながら、お前は少年かよ!と自分につっこむ日々です。


MJ

2010-06-26 | cinema&tv
昨夜、時間があったので「THIS IS IT」のアンコール上映と公開初日のドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔」の2本を観ました。初日だからとポスターをいただいたのだけど、これは貼るわけにもいかず、どうしよう!?あはは。
それにしても、あれから1年経ってしまったなんて。

ドキュメンタリー映画でマイケルのファンが言ってこと。マイケルのすごいところは好きとか嫌いを越えたところにあって、誰もがダンスや歌、そしてポーーッというあの声を真似したくなるところだと。まさにその通り。踊りが苦手な人でもムーンウォークはやってみたなー。
今日はWOWOWでMJ特集なので、これもどっぷりと堪能中。東京ドームのコンサートを思い出しながら。