itoyoshi style

very goodな毎日!?

「ローラーガールズ・ダイアリー」

2010-06-24 | cinema&tv
田舎の女子高生がハマりすぎるエレン・ペイジ主演の「ローラーガールズ・ダイアリー」。ダサダサで毎日イマイチな彼女がローラーゲームと出会って・・・というと、あぁ~そういう青春映画ねって思うけど、そうじゃない。基本はポップ。だけど、お下劣でハジけてるっ!キャラクターもそれぞれ味があるし、アメリカの田舎町とそこと比べるとちょい都会(でも田舎)な街の景色やティーン特有の狭くてぐらぐらしてる世界。ローラーゲームのスピード感や荒っぽさ。気になる男子とデート、おまけに彼はブリティッシュロックっぽくてキュートだったりして。・・・と、いろんな要素がギュギュっと詰まってて、それのどれもが愛おしい映画でした。
デートシーンにきゅんとしながらも、お下劣言葉にゲラゲラ。友達や家族との関係、だんだんと変わって行く主人公に元気をもらったり。
あまりたくさん上演してないのがもったいないな、なんだか。私が観た日比谷の映画館でも早々に終わっちゃうし。
ガールズ・ムービーだからito夫はパスしたのだけど、これは女性じゃなくても全然OKに違いないっ。


「SEX AND THE CITY 2」

2010-06-09 | cinema&tv
SEX AND THE CITY2」は、ずっと楽しみにしていたので先週金曜日の公開初日に観ました。
とにかくゴージャスでキラキラ、いやギラギラ?まばゆいファッションや旅にクラクラしながらも、結構悩みはフツーだったりするところに共感。
とにかく昨年ニューヨークで偶然ロケ後にでくわして、本人に会ってしまった時からずーーーっと楽しみにしていて、浮かれて笑って盛り上がってみちゃったので、もう一度落ち着いてみたい感じです。
ガールズというにはちょっと年齢が・・・??だけどここはあえて言いたい。“ガールズ”ムービーとしてとにかくっ楽しかったです♪


「マイレージ、マイライフ」

2010-06-03 | cinema&tv
近頃のジョージ・クルーニーはふざけちゃった映画か、孤独なミドルの哀愁映画が多い。「マイレージ、マイライフ」は後者。出張とマイレージを貯めることだけが人生という主人公。モノをあまりもたず、家にもあまりいないからミニマムなワンルーム住まい。シングルで家族とも大して関わらず、無駄な責任も負わず、身軽にアメリカ中を飛び回る人生はちょっと憧れたりして。
でもどこかちょっと寂しげだったり、いざ臆病になっていた人生を変える道を選ぶのだけど・・・。
空港って場所はどこかに向かったり家に帰ったりとすごく好きな場所。何度も登場するので、なんだかどこかに行きたくなってしまった。あぁ。
ちなみにこの映画、珍しくも原題「UP IN THE AIR」よりも邦題「マイレージ、マイライフ」のほうがしっくりきました、とさ。


「グリーンゾーン」

2010-06-03 | cinema&tv
1日は1000円デーだから映画。観たのは、ito夫のリクエストの「グリーンゾーン」。戦争映画は好きぢゃないけど、まーたまにはつきあおうかなと。マット・デーモンだし。
リアルなイラク戦争とリンクした話なので、物語とはいえこれは本当かもとゾゾゾッとする箇所がいっぱいあってなんだか観たらどーーーっと疲れてしまった。映画としておもしろくはあったのだけど。
ito夫はこういうのが好きらしく、おもしろかったぁと満足顔。まーたまにはつきあおうかなと。


「アリス・イン・ワンダーランド」

2010-05-13 | cinema&tv
どうも3Dが苦手で楽しいけど観るとどっと疲れてしまう。でもこ絶対に3Dで観たかったのが「アリス・イン・ワンダーランド」。近所の映画館の3Dよりももっといい3Dのある映画館にわざわざでかけてみました。

ロバート・サブダの飛び出す絵本「不思議の国のアリス」の世界に入ってしまったような感覚で、観た後は結局またどっと疲れたりしたものの、とても楽しかった。色彩や世界観、各キャラクター全てがピッタリで、アリス決定版のよう。

ティム・バートンの映画はスクリーンの隅から隅までこまか~なところまで小技があったりするのでまたDVDで改めてじっくり観たいかも。ジョニー・ディップは「チャーリーとチョコレート工場」以上にジョニー・ディップじゃなく観ている間、彼ということを忘れてました、とさ。あはは。


プロジェクトランウェイ

2010-04-30 | cinema&tv
アメリカンなリアリティ番組で一番好きなのは「プロジェクトランウェイ」。そもそもはサブタイトルの「NYデザイナーバトル」の「NY」にひっかかって見始めたのだけど、WOWOWを解約できない理由はこれかも、と思う。
ドラマ「ER」で登場人物がCATVが壊れてプロジェクトランウェイが見れない!と騒いでいたり、「UGLY BETTY」では第4シーズンの優勝者が本人役で出てきたりと、歌とか恋愛とかじゃないわりになかなかの健闘ぶりのリアリティ番組。
デザイナーがNYのファッションウイーク出場を目指して戦うのだけど、課題が「スーパーの売り物で服を作れ」とか「車の部品で服を作れ」とかムチャクチャ。ゴミでドレスなんてのもあったり。それがさすがに選ばれた人達なので意外な仕上がりを見せたりする。毎回、優勝と脱落を予想して、キツイ審査員の発言にゲラゲラと笑う。デザイナーなのでゲイ兄さんが多いのだけど、彼らの大らかさや感性には唸ったり。今見ている第5シーズンは、発言や行動が相当キてる女の子がいて、これが毎回大ウケ。次回が最終回で悲しいけど、本国ではもう第7シーズンまであるそうだから、これからも楽しみなのであ~る。


「シャーロック・ホームズ」

2010-04-29 | cinema&tv
面白いから、観て観て!というオススメもあり近所で終わりそうなところギリギリで「シャーロック・ホームズ」。ジュード・ロゥ観たさに行った感もあるのだけど。
ガイ・リッチーらしい映画で、男子というか少年のにほいがする感じ。ブン殴りあいのケンカとか、ケンカも強いが頭がキレるとか、きちゃないけど女にもモテるとか。男子が好みそうな設定が笑える。そもそもガイ・リッチーの映画は、元妻マドンナ主演の最悪作はさておき、大抵、男子だらけで男くさくて少しいい加減。バッカだな~とニヤニヤして観る感じがイイ。その中だと今作はだいぶちゃんと組み立てられていたかも。それはあまりにも有名な原作があるからゆえだろか?
今までのシャーロック.ホームズのイメージとはだ~いぶかけ離れているあたりは賛否両論だろうけど、この際、本とはまったく別ものとして観て楽しんじゃえっていうところかな。

この作品を推薦したのは、この方。→
中1になった甥っ子です。少年だけにツボにハマったらしく、続きの作品を期待してるそうです。

中学生にもなると生意気なもんで「今、映画にハマっててさ、シャーロックホームズはオススメだぜ」だとさ。
中学生にもなると生意気なもんで、自分のケータイで写真を撮ろうとしやがってます。


「NINE」

2010-04-05 | cinema&tv
まばゆい、まばゆい。女性がゴージャスすぎて、まばゆい。映画のようなショーのようなミュージカル映画「NINE」。
あらゆるタイプの美女とそれに翻弄され妄想する男性。レディースデイで観ているのは女性ばかりだったけど、本当は男性が楽しめそうな気もする。キラキラ、ピカピカ、ギラギラとそれぞれ違う光を放つ極上の女たちが次々と誘ってくるのだから。
とにかく、豪華な女優ひとりひとりのミュージカルシーンがスゴい。それぞれが主役のオンステージの連続。衣装やダンスや楽曲や歌唱もスゴいけど、何よりも個々の女性の放つ光がまばゆい。
唯一女優じゃないBEPのファーギーは役のために太って貫禄のある女性に変身。ひとことも話さないけど、迫力のあるイタリア女になりきっていて、普段の彼女とは違うかっこよさでした。


「フィリップ、きみを愛してる!」

2010-04-04 | cinema&tv
いろいろビックリして笑えた「フィリップ、きみを愛してる!」。IQ169の天才詐欺師が、愛する人に会いたいがために何度も脱獄!? 驚きの実話で本人は今も存在しているのだけど、内容は本当にほんとう?!?の連続。
その頭のよさを何か他に使えなかったものかいなと笑い、愛にクレイジーになりすぎるところに人間らしさを感じたり。ちょっとほろっとまでさせちゃう映画でとてもおもしろかったです。
ビックリがたくさんあったけど、なかでもおどろいたのは、主人公の詐欺をとっても許せてしまう自分と、やけに可愛いカノジョのようなユアン・マクレガーでした、とさ。


「しあわせの隠れ場所」

2010-03-23 | cinema&tv
アメフト関係者必見?の「しあわせの隠れ場所」。アメフト関係者必読書?の原作「ブラインド・サイド」を読破したito夫が休みだったので一緒に観てきました。
ジャンキーの母親。父に至っては誰かもよくわからない。ロクな教育も受けず、介入していたはずの児童保護局にも忘れ放置っされホームレス状態の黒人の少年が、信じられない違う輝かしい道へと進んでゆく。サンドラ・ブロックのアカデミー賞ノミネートで日本公開がやっと決まった感があった映画だけど、それはアメフトがテーマだからかもしれない。NFLのスター選手・マイケル・オアーの実話なので確かにアメフトがあるのだけど、それ以上にアメリカが抱える人種差別や貧富の差などの社会事情が根底に。それと、実話としてはありあまるほどの魅力がいっぱい詰まっていて、本当にステキ。家族や夫婦、親子のありかた。とてもイイなと観ていて思わず頬がゆるむ感じ。映画だからだいぶ誇張されているのかとも思ったものの、エンドロールの実際の本人達の写真を見たら、決して大げさじゃないことがハッキリとわかったり。
サンドラ・ブロックの主演女優賞も納得。いつもはラテンなノリの明るい女性像を演じる彼女だけど、今回はアッパークラスのパワフルな白人女性(わかりやすい例で言えばヒラリー・クリントン)らしい言い回しや口調、振る舞いで、いつもとはまた違う強さやいさぎよさを見せています。

原題は「ブラインド・サイド」。シンプルに言えば、死角。見えてない側のことで、アメフトでここから敵にタックルされると、も~ど~しよ~もない。フィールドで一番重要な役割のQBのブラインド・サイドを守るのがオフェンス・ライン。マイケル・オアー選手のポジションだ。人の見えてないところ、死角がいかに大切か。そして、社会の死角にいる黒人の少年。さらには、貧困でホームレスの黒人の少年にとっては死角にあった輝かしい道。いろんな意味が込められているナイスタイトルだと思いました、とさ。きっとそこは「しあわせの隠れ場所」でもあるし♪