立夏の夕暮れにハプニング
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気温一桁の寒い朝があったり、日中は25℃を超える夏日になったり、好天ながら装いには気を使うゴールデンウイークだった。この間、車の後部座席には厚手のカーディガンを一枚準備しておいた。もちろん北のまちへ出かけたわけではない。
長崎県内を脱出することもなく、「安・近・短」を絵に描いたような休日は、孫娘たちの訪問あり、地域のイベントあり、趣味の時間あり、要介護の母との時間を持ったりで、三連休&五連休がせわしく、そしてあっという間に過ぎていった。ということは、まあ、充実した時間だったのだろう。
こんなこともありました。
久しくルアー釣りから遠ざかっていたので、5日の夕刻、4時間の予定で出撃してみると・・・
果たして、釣果の予感などまるっきりなく、ひたすらルアーを投げ続けていると、日没前に大きくロッドをあおるあたりが・・・
以前、75センチのシーバスがヒットした実績のある場所だったこともあって、期待が大きく膨らんでいったのでした。
しかし、なかなか浮き上げってこず、ただ動きの少ない鈍い引き込みが続くばかり。ドラグは逆回転しながら時間は過ぎていく。次第にギャラリーが増え始め、向かいの防波堤にいる釣り人からの眼差しも加わり、ロッドを操る当事者はどうしたものかと思案しながらやり取りすること約20分。
やっと見えた魚影は・・・「座布団」のようなお化けでした。ギャラリーの一人にロッドを持ってもらい、径60Cmの玉網にやっとのことで入れたまでは良かったのですが、見た目以上の重さのあるお化けを海中から引き上げるには、もう一人のギャラりーの手が必要なのでした。
重量は・・・8キロはあったかなあ~
玉網も変形していました。
写真は何枚も撮ったのですが、どれもこれもグロテスクで、公開はこれだけにしておきましょう。
わたしのお気に入りルアーの「SASUKE 120裂波」のフックは無残に延びていました。
こんなものが釣れるなんて・・・
忘れられないこどもの日になりました。
リリースしたお化けエイは悠然と泳ぎ始め、海に帰って行きました。
海から見る立夏の夕暮れは美しかったです。
ギャラリーのみなさん、お騒がせしました。正直、シーバスではなかったことだけは残念でなりません。