ガラ せん!
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湯せんぺいをいただいた。
島原半島の小浜温泉、雲仙温泉の名物おみやげだ。
両温泉とも歴史ある湯治場だが、観光スタイルの多様化ととも往時のにぎやかさがなくなり、近年やや元気がない。抜群の泉質なのだが、今一つその地の魅力が受け入れらていない。いや、魅力づくりに課題があるのだろう。
こうしてときどき、湯せんぺいをいただくことがある。本格温泉として長崎県民にとってはとても身近で、休日の日帰り温泉を楽しむ人は少なくはない。そして、おみやげは、昔から『湯せんぺい』。
ほんのり甘く、サクサクとした食感は今も変わらない。素朴な味だが、食べ始めると、ついつい手が伸びてしまう。味も姿形も一つも変わっていない『ガラ系おみやげ』、実に懐かしい。
この湯せんぺいをおみやげに求める世代も、いただいて懐かしく思う世代も少なくなっていきます。
どうにかせんば、作る人たちもいなくなりそうです。
『湯せんぺい』おいしくいただきました。