新春の話題その２ ～祝成人～

新春の話題Ⅱ
～祝成人～
「ＲＯＡＤ～新しい風に乗って～」
両親、家族、あるいは地域社会や法律から保護の対象として見守られ、育てられるのが２０年間、二十歳になると、おとなの社会に仲間入りして、自立して責任ある立場で生き、今度は自らが育ち、また他を育てなくてはならない。そういう自覚を促すのが成人式なのだろう。
１月１０日の成人の日を前にひと足早い成人式の行事にお邪魔した。
長崎市心身障害者団体連合会が主催する、身体などに障害のある人たちの成人式で、今年は３８回目となる。
今年のテーマは「ＲＯＡＤ～新しい風に乗って～」
出席した２６人の新成人へ、「何事にも失敗を恐れず挑戦しよう」とはなむけの言葉が贈られると、施設の農園芸班で花や野菜育てている新成人の代表が、「わたしが移植した苗にきれいな花が咲くように、いつかきっと自分自身も大きな花を咲かせたい。」と将来への思いについて応え、会場は新成人の熱い思いにあふれた。

「自助」「共助」「公助」
「まず自分でやろうと努力しよう、そして努力する人と共に助け合おう、その次が公的機関の役割」
長崎市心身障害者団体連合会会長のあいさつの一節も良かった。

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