春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

島原を食す

2009-12-19 | 季節
長崎もこんな一日 雪のなか島原へ
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暖冬の気配から一転して冬将軍が居座り始め、第一級の寒波到来である。長崎も今日は雪日和、初雪となった。
今日は、溜まった用件を済ませるため島原へ行くことにしていたので、朝のうちから行動開始となった。
お昼時は丁度島原市を過ぎたころ。南島原市深江町の251号線沿いに『一高本舗』なる手延べめんを提供しているCAFEのようなお店が目に入り立ち寄ってみた。
右手には雲仙・普賢岳の雪化粧姿、左手には有明海が望める。
お店は手延べめんのショップとテーブル4つのカフェ的麺レストランになっている。
右手奥には置き人形で手延べめんの製造過程をディスプレーしている。
島原と言えば古くからの麺処、特に須川そうめんの質の高さは評判なのだが、ここのところ往時の勢いは感じられないようだ。斜陽産業的な存在になりかけつつあるようで心配だ。
      
しかしこのお店の手延べめんの食べさせ方は面白い。
旧来の醤油をベースにしたそうめんの食べさせ方から完全に脱皮して洋食化したメニューがあるのだ。
初めてのお店でいただいたのは、『豆乳de にゅうめん』
麺は白いそうめん、黒ごまめん、米のめんの三種類から選べるのだが、今日は一番なじみのない米のめんをオーダーした。
白いスープはチキンブイヨンがベースになっていて、めんのなめらかさはスープスパゲッティ的とでも言おうか・・・実に食感がよく、量は男性にも満足いただけるものと思う。
      
わたしの口にはピッタリだった。
寒い日のお昼に、身体はぽっかぽっかになった。
けっして斜陽産業にしてはならない島原半島のそうめん文化の新たな芽のようなものを感じたひと時でもあった。
コメント (2)
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