本日2本目。
3月3日。セントラルパークで久しぶりにダヴィンチに会いうれしいムック。

ダヴィンチ、走って立ち耳に。ブレブレでごめん!

遊ぶと思ってロングリードに付け替えたときはすでにまったり。


せっかくなのでボール遊び。

久しぶりのダヴィちゃんに因縁つけるディアちん。

病気とは思えないねー。
病気といえば今度はムックどん。

この笑顔がチャームポイントさ!
年齢のわりにはよく走り、よく遊び、よく食べ、いつでも元気印が自慢の子だったのに、
最近、食に対して積極性がなくなってきていた。
私たちの食事中は必ずテーブルの下でスタンバイしていたのに見向きもしない。
ご飯を出しても食べようとしない。
ついにはフードボールから顔を背けるようになってしまった。

プイ! そんなもの食べられるかってんだ。
お薬の副作用で飢餓状態のディアちんと並んで食べても落ち着かないのかなーと思い、
ディアちんからしっかりガードしたり、手であげたりして何とか食べてさせていた。
それがついに朝から一口も受け付けなくなってしまった。
お水も! おやつも! ミルクも!
えっ、おかしい! どうしたの? おなか痛いの?
でも吐きもしないし、下痢もしない。
お口の中も異常なし。
元気がなく、ぐったりしているようにも見えるけど、

立派なお腹と腰周り。
お散歩では元気。

相変わらずご機嫌な笑顔も見せてくれる。

お友だちともよく遊ぶし、一体何が起こっているの?
一難去ってまた一難。
そろそろ検査したほうがいいよと言われているしなー。
でも、ここでムックも病気なんてことになるとフタリに十分な医療処置を受けさせてあげられる?
(情けないけど、ディアちんのはんぱじゃない高額医療費はまだ続く)
それなら知らないほうが・・・と、とんでもない思いが心をよぎる。
その夜はハウスに籠もり、いつもぬれている鼻もカピカピに乾いていた。
心配で心配で眠れない夜を過ごし、
翌朝、「お願い食べて!」と祈るような気もちでご飯を出した。
あっという間にまずい療法食を完食するディアちんの横で、見向きもしないムック。
お水も飲まない。もちろん大好きなおやつさえも顔を背ける。
これは大変!あわてて病院へ。
体重=18.4キロ(ちょっと減っているけど食べていない分だね)
カチンコチンの石像みたいになって身動きひとつしないムックなので採血も簡単。
昨日からまったく食べていないし、
覚悟を決めてドッグドックを受けようと思ったのに、とりあえず採血。
その結果で判断しましょうと先生。
結果は・・・
内臓系はまったく異常なし。
それどころか12歳にしてはどれも立派な数値だそう。
太っているといっても筋肉質でいい体。後足の筋肉なんかとてもしっかりしているそうだ。

オイラ年齢不詳。ムキムキでかっこいいんだぜ。
前回気になっていた歯肉腫もきれいになっているねと。
良かったね~、ムック。
ん? じゃあ一体なんで食べないのよ。

オイラのおなか、最近贅沢病?
ただ、10歳過ぎた子の1年はとても早く、
ちょっとしたサインを見逃すと一気に取り返しがつかなくなることも多いとのこと。
気をつけなくては。
最後に、
この子なら1週間食べなくても大丈夫と、太鼓腹に太鼓判を押された。

オイラ最近、からだが重くてジャンプの切れが悪いから自主ダイエットしちゃった。
えっ、1週間! いくらなんでもそれはないでしょう。
でも思い出した。センターに保護された子たちのことを。
ガリガリにやせこけ、ボロボロの皮膚。
あそこに保護された子たちは、いったい何日くらい食べていないんだろう。
子どもたちにはよく話していた。
同じ時間に同じ地球に生きていて、食べたくても食べられず、命を落とす子たちがいることを。
ムックにも話してみよう。
きっとわかってくれる・・・はず。
今またセンターには行き場のない命があふれています。
どうぞセンターレポートをご覧ください。
この子たちは特別なことを望んでいるわけではありません。
普通のご飯と温かいベッド、やさしい温もりのある当たり前の生活をしたいだけ。

アタチからもお願いしましゅ。