
ちばわんボランティアによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。
上記お問い合わせはちばわんまでお願いします。
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これから紹介するコたちには希望があります。
同じようにセンターに収容されても、先にあるのは生。
前回のコたちとはとてつもなく大きな差があります。

その判断は紙一重にも満たないほどの差だと思います。
たぶん、
しっぽを振った。
ペロペロ甘える。
咬む、あるいはその素振りを見せた。
奥に引っ込んだまま動こうとしない。
センターの方たちは長年にわたり保護犬を見てきた方たちです。
その選択に異論を挟むものではありません。
でも、収容犬は本来の姿を見せていないことがとても多いです。
捕獲され緊張と恐怖でガタガタ震え、声にならない叫びを上げて鳴いています。
もう少し時間をかけて見てあげれば、ゆっくり人と接していけば・・・。
センターにはその時間と人手が足りません。
自分ができないことをお願いするのは不本意です。
預かりするべきだとお叱りを受けたこともあります。
悔しいです。
どうぞ前回のレポートで紹介したコたちに目を向けてください。
愛護センターの名に相応しく、ここに収容されるコたちすべてに
あかるい明日が訪れるように願っています。
シャンプーしたコたちです。
3姉妹は前回の譲渡会で決まらなかったようです。
こんなにかわいいのに、この辺りは黒・女のコはあまり人気がないようです。


こちらも3姉妹です。



ちょっと大きめの3キョウダイ(たぶんといわれました)です。
右のコだけ男のコです。





上2枚同じコです。
職員さんにもかわいがられている譲渡用の若い成犬です。
性格はなまる。とっても懐っこいです。



お座りのコマンドは理解。
お座りとお手がセットになっているようで、座ると手が浮いてしまう憎めないコです。
写真はありませんが、田んぼの用水路にはまって動けなくなっているところを
レスキューされたコが運ばれてきました。
右前足の指先にりんごくらいの大きさの瘤があり、歩けるような状態ではありません。
用水路というわりには全身粘土質のドロにまみれていました。
もがいたのでしょう。耳の中まで泥が詰まっていました。
とてもかわいいお顔のおばあちゃんでした。
このコはセンターに問い合わせがきていて、今日飼い主さんがお迎えに行っているはず。
どうぞ、足先とひじの辺りにある瘤をとってあげてください。
そして同じ部屋に小さくなったチェーンの首輪が食い込んで、
首の皮膚があらわになったコがいました。
小さな黒ラブミックスといった感じです。
先生が治療に来るととても喜んでいました。
完治したら譲渡犬にするとおっしゃっていました。
犬はどんな飼い方でも飼い主さんの傍が一番安心できる場所だと思います。
だからどんな飼い方をしてもいいというわけはなく、最低限のケアをしてほしいです。
譲渡会でいいご縁をつかんでくださいね。
譲渡室です。






もう1頭いましたが写真が撮れていませんでした。ごめんなさい。
シェパードが入っているような賢そうなコです。
みんな家族との出会いを待っています。
子犬部屋です。検疫が空けたら外の子犬舎に移って譲渡会に参加します。




成犬の選定室です。

子犬がいました。清掃後子犬部屋に移ると思います。




上2枚同じプードルです。
すぐにひざに乗ってきました。譲渡会に参加すると聞いています。

動かなかったので心配です。
成犬選定室前の4日目と言っていた部屋です。
ここは一応譲渡希望があるコが入ると聞いています。

2週間前にきたときもいました。早く出してあげたいです。

元気だけど左目に疾患があるようです。大きめのビーグルがいました。
猫部屋は空でしたが、鑑定室に兄弟でいた2匹のうち1匹だけ残っていました。


そして玄関ホールにはあのお母さん猫と白いコが仲良くおだんごになっていました。



長毛でゴージャス系のフタリです。良いご縁が見つかりますように。
子猫ちゃんはみんな決まったそうです。
お母さんだって子猫みたいに小さくてかわいいのに。
きっと残り物に福があるよ。あんなに頑張っただもの。
センターの記録は以上です。